県は6日、県内の公立学校で今季初のインフルエンザによる学級閉鎖を発表した。坂戸市立北坂戸小学校、入間市立藤沢中学校のそれぞれ1学級で、期間は7日から2~3日間。県保健体育課によると、両校の欠席者は15人。学級閉鎖の目安となる学級生徒数の15~20%以上が欠席していた。同課は本格的なインフルエンザ流行を前に、うがいや手洗いなどによる予防を呼び掛けている。毎日新聞社 11月7日(水)
県は6日、県内の公立学校で今季初のインフルエンザによる学級閉鎖を発表した。坂戸市立北坂戸小学校、入間市立藤沢中学校のそれぞれ1学級で、期間は7日から2~3日間。県保健体育課によると、両校の欠席者は15人。学級閉鎖の目安となる学級生徒数の15~20%以上が欠席していた。同課は本格的なインフルエンザ流行を前に、うがいや手洗いなどによる予防を呼び掛けている。毎日新聞社 11月7日(水)
噴門という言葉をご存知でしょうか。胃に食べ物が入ってくる入り口、つまり食道と胃の境目の部分を指しています。確かに解剖して噴門を胃の中から見てみると、肉が円すい状に盛り上がって、その中心に穴があるように見えるので、まるで火山の噴火口のように見えます。「食道から食べ物が噴き出る」というイメージです。この「噴き出る」という感じが、噴門の重要なはたらきです。普段の噴門は、周りの筋肉が強く収縮して硬く閉まっています。これにより、胃の内容物が食道に逆流することを防いでいます。なぜ、それが必要か?というと、胃の内容物は胃液のために強い酸性になっているからです。胃は食べ物を貯蔵して、腸で消化吸収を緩やかに行うように調節する臓器です。食べ物を貯蔵している間に、細菌が繁殖して腐敗することを防ぐために、強い酸で殺菌を行うのです。
しかし、食道は食べ物を通過させるために壁を薄くしているので、この強い酸に耐えられないのです。そこで、普段は噴門を閉じて、胃液が食道に逆流しないようにしているのです。しかし、閉まりっぱなしでは役に立ちません。のみ込まれた食べ物が食道を通過して、噴門を通過する瞬間だけ、周りの筋肉がゆるんで、食べ物の塊を胃へ導き、再び強く締めるという反射が起こります。この噴門の大事なはたらきが不調になっていると、食道の粘膜が胃液に侵されて胸やけなどの症状が出ます。これが逆流性食道炎です。ストレスや過食、肥満などが原因となります。最近、増えているそうです。お気をつけて。
北海道新聞 2012.10.24
厚生労働省は、「2011年社会福祉施設等調査の概況」を公表した。それによると、11年の全国の有料老人ホームの入居率は83.3%で、前年(10年)調査の82.6%から0.7ポイント上昇した。入居率増は6年連続。
調査は、昨年10月1日に実施された。それによると、11年の全国の有料老人ホームの数は4640施設で、前年の4144施設から496施設増えた。定員数は21万6174人(前年比2万202人増)、在所者数は17万9505人(同1万7880人増)だった。常勤換算での従事者数は9万439人(同8274人増)となった。
調査は、全国の社会福祉施設などの数や在所者、従事者の状況を把握するために毎年10月1日に実施している。対象施設のうち、高齢者に関連する施設は、養護老人ホームや有料老人ホームなど。特別養護老人ホームや老人保健施設などは含まれない。
長崎大学病院(長崎市)の歯科医師らが、福島第1原発事故で多くの避難者が出ている福島県沿岸部で、高齢者の嚥下(えんげ)ケアを支援している。避難生活を送る高齢者らは、口の細菌が肺に入って発症する誤嚥(ごえん)性肺炎のリスクが高まり、口腔(こうくう)ケアが重要になっているためで、同病院の専門家が被災地の医療・介護職のスキルアップを助けている。【樋口岳大】
支援に取り組んでいるのは、同病院の嚥下ケアの専門機関「口腔ケア摂食嚥下リハビリテーションセンター」の歯科医師、小山善哉さん(51)ら。福島県の相双地域(2市7町3村)の保健福祉事務所と協力、現地の医療・介護職ら約150人を対象に9月から研修会を開催。嚥下のメカニズムやリハビリ、食事のサポートなどを解説している。また、来年3月までに嚥下ケアについて分かりやすく解説したハンドブックを作成する。
同病院の歯科チームは昨年4~5月、歯科医師らが南相馬市などを訪れ、高齢者や在宅療養者の治療や口腔ケアをした。放射線被害を恐れて子供がいる働き手の世代が街を離れ、自力での移動が難しい人が取り残され、医療・介護サービスが途絶えるという厳しい状況だったという。医院を津波で流され、あり合わせの機材で避難所で診療している歯科医師もいた。
現在は、地元の歯科衛生士らが仮設住宅などを巡回しているが、高齢や病気で食べ物がうまく飲み込めない嚥下障害の訴えは多い。阪神大震災では震災関連死で最も多かったのは誤嚥性肺炎だったと言われており、嚥下ケアの知識や技術の普及が課題となっている。今年3月、現地の保健福祉事務所から要請があり、支援を検討。今年度の国立大学協会の「震災復興・日本再生支援事業」に採択された。
長崎大歯学部の林善彦・学部長は「大きな事業ではないかもしれないが、少しでもお役に立ちたい」。小山さんは「現地では医療・介護職が一生懸命頑張っている。私たちの知識や技術が助けになれば」と話した。
毎日新聞社 11月3日(土)
内容 講演「食卓の向こう側に見えるもの~だから食育なんだ」
日時 11月17日(土) 午後2時~4時
場所 旭川トーヨーホテル(7の7)
講演 西日本新聞社編集委員 佐藤弘さん
申込 旭川歯科医師会事務局 ℡22-2361
健康推進課 ℡25-6315
日時 平成24年11月11日(日) 14:00~16:30(開場13:30)
会場 旭川市大雪クリスタルホール(旭川市神楽3条7丁目)
講師紹介 竹下和男(たけしたかずお) 氏
岡崎好秀(おかざきよしひで)氏
お申込み・お問い合せ
お電話・FAXで受付ます。裏面のFAX参加申込書をご利用ください。
上川中部地域歯科保健推進協議会事務局(旭川市保健所健康推進課)
TEL:0166-25-6315 / FAX:0166-26-7733
誤嚥性肺炎とはどんな病気か
口腔内には多種多様の細菌がすんでいます。病気や加齢などにより飲み込む機能や咳をする力が弱くなると、口腔の細菌や逆流した胃液が誤って気管に入りやすくなります。その結果、発症するのが誤嚥性肺炎です。寝ている間に発症することも多く、高齢者では命にかかわるケースも少なくない病気です。
予防法がわかってきています
近年、口腔ケアにより歯や粘膜の清掃をしっかり行い、同時に摂食嚥下機能を高めることで、誤嚥性肺炎を予防できることがわかってきました。その効果を認める研究や論文発表もふえており、今、本格的に口腔ケアをはじめる病院・施設が全国に広がっています。
予防のポイントは「清掃」と「機能回復」
誤嚥性肺炎予防の2大ポイントは、「口腔の清掃」と「機能回復」です。歯磨きなどにより口の中を清潔にし細菌を減らします。そして、食べたり飲み込んだりする摂食・嚥下機能を回復させることも大切です。口腔の細菌除去と機能回復がケアの両輪となり、誤嚥性肺炎を予防します。
口から食べて栄養状態を良くする
また、高齢者や病気の方は全身の状態が低下しています。健康な人であれば多少の誤嚥があっても発症しませんが、からだの抵抗力が落ちていると発症しやすくなってしまいます。口から食事をとり栄養状態を良好にすることも、誤嚥性肺炎を予防するうえで大切になります。
~美と健康は、食生活から始まります~
あなたの身体は、あなたがこれまでに食べてきたものから成り立っています。
全身の組織は常に新陳代謝によって生まれ変わっているので、硬い骨ですら約3年ですべて入れ替わります。
ですから、あなたのからだのほとんどは過去3年間に食べたものから出来上がっているのです。
... バランスよく、健康的な食生活をいとなむために、歯とお口の健康は大丈夫でしょうか?
歯とお口の健康が損なわれると、無意識のうちに軟らかい食物、噛みごたえの無い食物を選んでしまいます。
このことは同時に糖分過多、高カロリー食品へのかたよりを招き、食物繊維やミネラルの不足を引き起こします。
また、外食時に入れ歯が合わない、食事がしにくいなどの理由で、外出や旅行を控えてしまうなどの社会性の低下も
大きな問題になります。
~美と健康を保つための歯の予防講座~
健康を維持するためには予防が大切! 様々な健康法の情報があふれる今日ですが、歯の健康維持のための方法に関しては驚くほど情報が少ないのが現状です。
ほとんどの人が 「虫歯の予防は毎食後のハミガキ!」という程度の予防方法しか知りません。しかもそれは間違った情報なのです。正しい歯の健康維持の方法がマスコミに流れないのには恐ろしい「マスコミのからくり」が働いているのです。
正しい情報がマスコミに流れないので、ただし予防方法は歯科医から患者さんに直接お話を伝えるしか方法がありません。私の歯科医院に来院する患者さんにお伝えするだけでは、社会全体を変える事ができないため、少しでも多くの皆様にお伝えしたくて、この講座を企画しました。
~ハミガキでは虫歯を防げません~
驚くかもしれませんが、ハミガキでは虫歯は防げないのです。
◎どうやったら虫歯を予防できるのか
◎ハミガキは何のために行うのか
◎虫歯になったらどのように治せば長期的に安心なのか
◎歯を失ってしまったらどうすれば良いのか
◎正しい歯医者の選び方
このようなことをお伝えしたと思います。
【日 時】 12月7日(金) 19時~ 21時
【会 場】
札幌市北区北8条西3丁目 札幌エルプラザ4階 研修室1
【参加費】
通常価格3000円