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デンタルミーティング

2月20日(土)午後1時より道歯会館2階大講堂において、日歯・道歯連盟関係者および道技工士連盟・道衛生士連盟関係者が一堂に会し、「デンタルミーティング」が開催された。(Web参加あり)

 日歯連盟・高橋英登 会長による主催者挨拶、道歯連盟・藤田一雄 会長からの開催地会長挨拶では連盟活動の意義や今回のデンタルミーティングの趣旨などが述べられた。

 講演1では「直面する課題と私の決意」と題して日本歯科医師連盟顧問の山田 宏 参議院議員がWeb形式により歯科界に対する政治姿勢を熱く語った。講演2は日本歯科医師連盟嘱託弁護士の橋爪雄彦・大胡 誠の両氏が直接来館され「日常の政治活動と選挙運動」をテーマに興味深い事例などユーモアを交えながら解説した。

高齢者の健康、お口から

歯科医や歯科衛生士と連携して、口の中をきれいにする口腔ケアをすることで要介護者の健康維持・増進につなげる取り組みを始めている施設がある。高齢者の誤嚥による肺炎を減らすなど口腔ケアの重要性は近年認識されている。

オンライン資格確認カードリーダー 歯科の申請率23.3%

 3月にスタートするオンライン資格確認システムの顔認証付きカードリーダーを申し込んでいる歯科診療所数は2月7日時点で1万6,531施設と、全体の23.3%となっている。12日の社会保障審議会医療保険部会で示されたもので、前回報告のあった1月3日時点から4,497施設増え、割合も7.1ポイント増えている。

 (日本歯科新聞)


口腔ケアで誤嚥なくせ

特養で、口腔ケアによる誤嚥性肺炎予防の効果を上げている。施設利用者の口腔内環境を改善するために、歯科衛生士が独自のケア方法を介護職員に指導し、施設では導入後、誤嚥性肺炎による入院がゼロになった。(北陸中央新聞)
口腔ケアは、多くの施設が取り入れているが、専門知識を持つ歯科衛生士が指導している施設は、少ない。歯科衛生士が利用者の状態に合わせて指導したり、筋肉を刺激して唾液を出すマッサージなどがあり、介護職員に方法を伝えている。

2020年の歯科医療費 8月から前年比プラスに

 2020年の歯科医療費の対前年同期比で、4月は17.5%減、5月は17.3%減とマイナスが著しかったが、6月4.7%減、7月0.5%減、8月3.1%増、9月1.5%増とプラスに転じている。医療費の動向(メディアス)のデータを基に、休日数などの補正を行なったもので、12日にオンライン上で開かれた社会保障審議会の第140回医療保険部会で示された。

 メディアスによる20年の歯科医療費の対前年比(補正前)は、4月15.3%減、5月15.8%減、6月0.2%減、7月4.0%減、8月0.9%増、9月5.0%増だった。

   (日本歯科新聞)

介護食作り7割が大変②

日清オイリオは、食物を飲み込みやすくする介護食作りで、トロミ調整食品の活用を推奨している。家族の4割は、誤嚥のはじめとする要介護者の食べることの配慮に特に行っていないことなどから、専門家のサポートや口腔ケア、噛むこと、飲み込むことなどに対する家族の関心を高める必要がありそうと指摘している。

介護食作り7割が大変

介護を受ける高齢者は、噛む力や飲み込む力が弱く、食物が気管などに入ってしまう誤嚥を引き起こす心配がある。とはいえ、やわらかく煮込んだりする調理の手間は負担が大きい。
介護食作りに関する実態調査によると、家族の69%が介護食作りを大変だと回答した。また、要介護高齢者の食べることに対する配慮を特に行っていないとする割合は、39%に上った。家族が悩んでいる実態が浮き彫りになった。(福祉ニュース)

「お口ぽかん」は、鼻から下の顎の大きさの増加や悪い歯並びなどと関連

有病率は年齢とともに増加、口呼吸やアレルギー性鼻炎などとの関連を示唆
 全国における66の小児歯科を専門に診療をしている歯科医院において、定期的に歯科医院を受診している3歳から12歳までの3,399人の子どもを対象とした。日常の健康状態や生活習慣に関する44の質問からなるアンケートの回答を保護者に依頼。集計結果を年齢と全国を6つの地域に分けて、お口ぽかんの有病率に年齢差や地域差があるかどうかを検討した。

 その結果、日本人の子どもたちの30.7%がお口ぽかんを示し、お口ぽかんの有病率は年齢とともに増加していた。また、子どものお口ぽかんの割合に地域差はみられなかった。44の質問項目のうち「唇にしまりがない」「鼻がつまる」「音を立てて食べる」など12の質問項目がお口ぽかんと関連していた。このことから、顎顔面の形態や位置だけでなく、口呼吸やアレルギー性鼻炎などが関連していることが示唆された。

小児は「口腔機能発達不全症」として保険診療の対象に
 近年、子どもの口の健康な発達がとても重要であることが、徐々に明らかになってきている。これまで研究グループが行った小児のお口ぽかんに関する研究成果などがエビデンス(科学的根拠)として認められ、歯科保険診療において、2018年4月から「口腔機能発達不全症」に関する新病名のもと、「小児口腔機能管理加算」が保険収載された。また、2020年4月からは「小児口腔機能管理料」と「小児口唇閉鎖力検査」が新設され、お口ぽかんが保険診療の対象となった。このことは、従来の歯科治療の中心であった虫歯治療などの硬組織形態に関する疾患-修復モデルから、「食べる」「話す」「呼吸する」といった口腔機能に関する障害-改善モデルへのシフトが徐々に進んできていることを意味する。

 今回の研究結果から、子どものお口ぽかんは、成長期において自然治癒が難しい疾病であると考えられた。今後、お口ぽかんの病態解析や改善法の確立などにより、お口ぽかんに対するガイドラインの策定が必要となる。「子どもの口の健やかな成長発育を目指し、より一層食べる、話す、呼吸するといった子どもの口腔機能に関する基礎・臨床的な研究を推進していきたい」と、研究グループは述べている。

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