第62回ISO/TC 106(国際標準化機構/歯科専門委員会)年次会議が9月14日(月)~18 日(金)の5日間、イタリア・ローマで開催され、世界26か国1地域から355名が参加した。日本からは小野寺哲夫常務理事が団長を務め、長田吉弘副団長(日本歯科材料器械研究協議会会長)、高橋英和TC 106日本議長(東京科学大学・名誉教授)など大学・行政・業界関係者等総勢75名による日本代表団が、日常の診療で使用される歯科材料・器械の品質および安全性を確保するため、歯科材料・器械のISO規格の改訂作業や新規作成に向けて各国代表との審議に臨んだ。
近年、歯科医療分野においてもAI(人工知能)やデジタル技術の活用が進み、ISO/TC 106(歯科)では、これらの新たな技術に対応する国際規格の開発が活発に進められている。
AI分野では昨年、同分野初となる国際規格が発行された。本規格は、歯科向けの人工知能(AI)および拡張知能(AuI)を用いた2次元X線画像分析ソフトウェアを対象に、トレーニング、検証、およびテストに用いるデータの要求事項を定めたものである。