記事一覧

1日3杯以上のコーヒーで肝臓に保護効果

コーヒー好きには朗報かもしれない。コーヒーを1日3杯以上飲むと肝疾患を予防できる可能性のあることが、新たな研究で示された。1日に3杯以上のコーヒーを習慣的に飲んでいる人は、全く飲まない人と比べて肝疾患による入院リスクが有意に低減したという。研究の詳細は、米国栄養学会(Nutrition 2018、6月9~12日、米ボストン)で発表された。

コーヒーによる寿命の延長効果は1日何杯まで?

コーヒーにはさまざまな健康効果が報告されているが、1日に何杯飲むべきなのかという問いに、いまだ答えは得られていない。今回、新たな研究で、コーヒーの摂取量が多い人は早期死亡リスクが低下し、この効果は1日8杯以上のコーヒーを飲む人でも認められることが分かった。また、こうしたコーヒー摂取による寿命の延長効果は、カフェインの有無にかかわらず認められたという。詳細は「JAMA Internal Medicine」7月2日オンライン版に掲載された。

 この研究は、米国立がん研究所(NCI)のErikka Loftfield氏らが行ったもの。同氏らは、英国の地域住民を対象とした大規模なコホート研究である英国バイオバンクに参加した成人49万8,134人(平均年齢57歳、女性54%)を対象に、2006年から2016年まで追跡してコーヒーの摂取量と死亡率との関連を調べた。なお、対象者の78%にはコーヒーを飲む習慣があった。

 10年以上の追跡期間中に1万4,225人が死亡した。解析の結果、コーヒーの摂取量が多いと全死亡リスクは低下することが分かった。コーヒーを全く飲まない人に比べて、1日8杯以上飲む人は、追跡期間中に死亡するリスクが14%低く、1日6~7杯飲む人はリスクが16%低かった。一方で、1日1杯以下の人では全死亡リスクの低下は6~8%にとどまっていた。

 また、コーヒーの摂取による寿命の延長効果は、レギュラーコーヒーやインスタントコーヒーだけでなく、カフェインレスコーヒーでも同様に認められた。さらに、カフェインの代謝に関係する遺伝子多型の違い(カフェインの分解が遅いため多くは飲めない人、あるいは代謝が速く多く飲める人)で効果に差はみられなかった。

 このことから、Loftfield氏は「コーヒーにはカリウムや葉酸をはじめ、身体に影響を及ぼす化学物質が1,000種類以上含まれている。今回示されたコーヒー摂取による早期死亡の抑制効果は、カフェイン以外の成分によるものである可能性が高い」と説明している。また、この結果はコーヒー好きには朗報だが、コーヒーを飲まない人が寿命が延びることを期待して、わざわざ飲み始める必要はないと付け加えている。

お笑い、がんに効果?落語・漫才鑑賞が免疫に好影響…大阪国際がんセンター

───────────────────────
 落語や漫才などをがん患者に見てもらったところ、免疫力を高めるたんぱく質を作る能力が向上したと、大阪国際がんセンター(大阪市)が5月29日発表した。吉本興業(同)などと行なった「笑い」に関する実証研究でわかったという。

 実証研究は昨年5~8月、同センターの病院内に設けた舞台で、桂文枝さんやオール阪神・巨人さんらの落語や漫才を隔週で見る患者のグループ(27人)と、見ない患者のグループ(30人)に分けて血液検査などを実施。がんを攻撃する役割を持つ免疫細胞「ナチュラルキラー(NK)細胞」の変化などを調べた。

 その結果、落語などを見たグループは2か月で、NK細胞を活性化するたんぱく質を作る能力が平均で1.3倍上がった。NK細胞自体も、増加する傾向があった。一方、見なかったグループにこうした変化はみられなかった。

(YOMIURI ONLINE yomiDr. 5月3日より)

「 海洋を汚すプラスチックごみ抑制への動き 」 

海洋汚染が問題になっているプラスチックごみを減らす取り組みが、欧州で
加速してきており、飲食や小売店でストローの配布をやめたり、食器を再生可
能な素材に変えたりする動きが広がっています。
 こうした背景には、プラスチックごみの投棄による海洋汚染の深刻化があり
ます。世界経済フォーラムが2016年に示した報告では、少なくとも毎年800万
トンが世界の海に流れ込んでいます。また、1億5千万トンを超すプラスチッ
クごみが海中に漂い、適切な対応がとられないと2050年までに魚の総重量を上
回ると推計されています。
 プラスチックは分解に長い年月がかかり、深い海に沈み込めば除去が難しく
投棄されて漂うプラスチックごみは海の生態系を傷つけます。有害なプラスチッ
クを食べたり、微細な粒子を飲み込んだりして体内に取り込むことで、600種を
超す海洋生物が害を受けているとの報告もあります。

 英パブ運営大手のJDウェザースプーンは今年に入り、ストローを客から求
められない限り出さないようにしています。素材もプラスチックから微生物で
自然分解される紙製に変える等リサイクルが困難なごみを減らす対策を取って
おり、「お客様の反応は上々」とのことです。
 また、食品世界最大手のネスレ(スイス)はこの4月、2025年までに自社製品
の容器を再利用や再生が可能な素材に全面的に切り替える方針を表明しました。

 先月開催された主要7カ国首脳会議(シャルルボワ・サミット)では、2030
年までのプラスチック代替品への切り替えなどをうたう「海洋プラスチック憲
章」がまとめられましたが、日本は米国とともに署名を見送りました。
 しかし、シアトル市では、飲食物を販売するビジネスでのプラスチック製の
ストローや食器の使用を禁止する法律が、今月1日から施行されました。マリナー
ズの本拠地セーフコ・フィールド、そしてシーホークスやサウンダーズの本拠
地センチュリーリンク・フィールドは、昨年9月からプラスチック製ストローを
使用していません。
 一方、日本でも政府の取り組みや事業者の自主的な流出抑制を促す改正法が
国会で成立し、今夏に施行される見通しです。

 環境を守るためには国ぐるみの対策が必要ですが、消費者の意識改革も欠か
せません。ペットボトルは必ずリサイクルに出す、レジ袋はできるだけ使わな
い等のことを私たちも心掛けたいものです。

ツボは全身にいくつある?

経穴というのは、いわゆるツボです。すでに述べたように、十四経脈にはそれぞれ固有のツボが割り当てられています。その数は、古代中国では1年の日数に合わせた「365」とされた時代もありましたが、WHOが中心となって整理し、現在は「361」種類となりました。ただ、十二経脈のツボは左右対称に存在するものが多いため、全身合わせると「約670穴」というのが、よく使われる標準的なツボの数となっています。

 約361種類のツボは、大きく「兪穴(ゆけつ)」と「募穴(ぼけつ)」に分けられます。兪穴は背中側のツボ、募穴はお腹側のツボです。背中には膀胱経という経脈があり、多くの臓器との関係が強いため、臓腑の異常が現れたときの異常臓腑の治療点とします。これに対し、お腹側のツボには各臓器の変化が現れるとされ、各経路の虚実を診断する際に用いたりします。

 さらに、四肢の手足関節付近にあるツボを「原穴」と言います。やはり臓腑の異常が現れるところで、その異常を治療する治療点にもなります。

 一方、「奇穴」という、十四経脈のいずれにも属さない穴もあります。ここに鍼、指圧、お灸などを行うと即効性があるので試してみてください。「阿是穴(あぜけつ)」も十四経脈に属さないツボの一種です。阿是とは中国語で「ああ、そこ」という意味を持つ言葉です。

アスパラガス

グリーンアスパラガスは日光に当たって育ったもの、
ホワイトアスパラガスは軟白栽培されたもので、
育ち方が違うだけです。

アスパラガスの穂先にはアスパラギン酸が多く含まれます。
アスパラギン酸といえば疲労回復ですよね。
年度末の忙しさ、アスパラガスを食べて乗り切りましょう!!

ただし、アスパラギン酸は熱に弱いので、調理の際は加熱しすぎないように
さっと茹でたり炒めたり、で召し上がって下さいね。

平昌オリンピック

先月開催された平昌オリンピックでは、日本人選手は1大会最多となる13個
のメダル(金4、銀5、銅4)を獲得し、感動のうちに幕を閉じました。
 さて、今月9日からは平昌パラリンピックが開催されます。
 冬季大会の歴史を繙きますと、冬季オリンピックの最初の開催が1924年であ
るのに対し、1976年にスウェーデンのエーンシェルドスピークで開催されたの
が第1回パラリンピック冬季大会とされています。この年はオリンピックが開
催されたインスブルック(オーストリア)とは別の都市での開催で、第4回大
会まで別の都市での開催が続きましたが、第5回アルベールヴィル(フランス)
大会より同じ都市の開催となりました。参加国数も第1回には21カ国だったのが
第7回の長野大会では32カ国、今回は49カ国以上(予定)と、当初の2倍以上に
増えています。
 平昌パラリンピックでも、日本人選手の活躍に期待しましょう。

『楽しい国 日本』の発信

観光庁と日本政府観光局は、このほど、全世界規模での訪日促進のための
「Enjoy my Japan」グローバルキャンペーンを開始すると発表しました。

 2012年に836万人だった訪日外国人旅行者数は、5年間で約3.5倍に増え2017
年は過去最高の2,869万人を記録。また、訪日外国人旅行消費額も4.4兆円とな
り、初めて4兆円を突破しました。
 2017年の訪日外国人旅行者数のエリア別内訳は、近隣のアジアが全体の84.8
%を占めている一方、所得水準が高く成熟した観光市場を擁する欧米豪諸国か
らの旅行者の割合は11.3%と限られており、更なる拡大の余地が存在します。
 そこで本キャンペーンでは、特に欧米豪の海外旅行には頻繁に行くが「日本
を旅行先として認知・意識していない層」をターゲットに、動画等を用いて消
費者の個々の興味関心に対応する情報を発信することで、「日本が、誰もが楽
しむことが出来る旅行目的地」であることをアピールしていこうとするものです。

 なぜ日本を旅行先として検討しないのかについて、ドイツ、英国、フランス、
米国、カナダ、豪州の6カ国で市場調査を行なったところ、「日本は独自の文
化があり、重要な国ではあるものの、海外旅行先としては富士山と桜と神社仏
閣だけの退屈な国で、わざわざ高い旅費と時間をかけて訪れるほどの魅力がな
いと考えている人が多い」ことが分かりました。
 また、日本側の情報発信を見ると約70%が歴史と文化のジャンルだったとい
うことです。それらももちろん大切ではありますが、ビーチや渓谷など、海外
に知られていない日本の魅力はたくさんあり、それを旅行へのモチベーション
が高い外国人にもっとアピールしていく必要があります。
 そこでまず、外国人のモチベーションを「7つのパッション(興味関心)」
にカテゴライズしました。7つのパッションとは、「Tradition(伝統文化や歴
史的遺跡・建築などを楽しむ)」「Cuisine(食事やお酒を楽しむ)」「City
(大都市の刺激、エンターテインメントを楽しむ)」「Nature(豊かな自然を
楽しむ)」「Art(アートやデザインを楽しむ)」「Relaxation(リゾートや
宿泊施設での滞在を楽しむ)」「Outdoor(アウトドアアクティビティを楽し
む)」です。
 これら7つのパッションそれぞれについて、外国人モデル(カップル、家族、
中高年等)が、日本各地で様々なアクティビティを楽しむ様子をまとめた「コ
ンセプトムービー」、「アクティビティムービー」等を作成しました。これら
を活用し、ドイツ、英国、フランス、米国、カナダ、豪州を皮切りに、YouTube
やソーシャルメディア、現地テレビなどを通じて、消費者のパッションに対応
する広告を大規模に展開して行くのが、今回のキャンペーンです。

 従来の典型的なイメージには留まらず、豊かな自然、アウトドアアクティビ
ティ、日本食に限らない食の魅力、伝統芸術に加え世界から注目される現代アー
トなど、多様性に富んだ誰にとっても「楽しい国日本」を欧米豪諸国の方に興
味を持っていただき、訪日外国人旅行者数が増えることを期待します。

ページ移動

過去ログ