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時間感覚について

トシをとるにつれて、「時間が速く過ぎるようになった」と、思います。
5歳になる我が子の成長を振り返ると、時間の流れをさらに早く感じます。

そう感じるのは、なぜなのでしょうか。

こんな実験結果が示されています。
4~82歳の約3,500人を対象として、自分が「3分」と感じた時点で
ボタンを押してもらったところ、
年齢が高くなるほど実際の3分より長くなる傾向がみられたのだそうです。
70歳代ではほぼ1割増、すなわち3分18秒経っていたとのこと。
自分が感じる時間の進み方(心的時計)と
実際の時間の進み方(物理的時計)が異なり、
トシをとるほど心的時計の進み方が物理的時計よりも遅くなるから
と考えられています。
そのため、時間が速く過ぎるように感じるのです。

では、どうしてこのようなことが起こるのでしょうか。

まず一般的によく知られているのが「ジャネーの法則」です。
「感じられる時間の長さは、年齢と反比例的な関係にある」というものです。
同じ1年であっても、5歳の子供にとっては人生の5分の1であり、
60歳の大人にとっては60分の1です。
年齢に対する比が小さいほど時間が短く感じられるので、
加齢によって時間が短く感じられるようになる、というわけです。

もうひとつは「代謝説」という考え方です。
身体的代謝が活性化しているときには心的時計が速く進むのだそうです。
たとえば発熱しているときは普段より身体的代謝が亢進しているため、
時間がゆっくり進むように感じられます。
逆に身体的代謝が落ちると、それに伴って心的時計の進み方も遅くなるため、
加齢により身体的代謝が低下することで物理的時計の方が心的時計よりも速く進み、
時間の経過を速く感じるということになります。

また、時間経過に注意が向くほど、同じ時間がより長く感じられることも知られています。
退屈な会議に出席していて、早く終わらないかと思って何度も時計に注意が向く場合は、
時間がなかなか経たないような気がしますよね。
一方、楽しく時間を過ごしている場合にはあっという間に時間が経過するように感じます。

先日、家族でディズニーランドに遊びに行きましたが、
楽しい一日はあっという間に終わりました。まさに夢の国!!(笑)
時間を大切に。来年も毎日楽しく過ごしたいものですね。

▼参考:時間経過について
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/h0koyeu0ytvh5wyt10f2N

【12月16日放送】健康カプセル!ゲンキの時間 肝臓を労わるお酒の飲み方

忘年会のシーズンだが、飲みすぎると肝臓へのダメージも蓄積される。飲酒習慣があるとがんにもなりやすい。健康的な飲み方を探るため、各分野の専門家が集う飲み会で悪酔い・二日酔いしない飲み方を学ぶ。

 健康のプロ・医師たちが実践している、肝臓を労るお酒の飲み方を学ぶ。 クマに悪酔いを防ぐポイントがあるという。

 専門家の先生達が1杯目に選んだのは「ビール」。最初から濃いアルコールを摂取すると、血中濃度が高くなり血圧や意識に影響するためという。1杯目にオススメは、ハイボール・サワー・ビール。ビールの苦味の成分に含まれるイソα酸は、アルツハイマー認知症を遅らせる効果があるという。おつまみの一品目にはサラダがオススメ。食物繊維が多く含まれており、胃の中にアルコールの吸収を緩やかにし、悪酔いを防いでくれる。生野菜で味付けが少ない方が良い。自宅で食べるときは、抗酸化作用があり肝臓の防御機能を高めてくれるブロッコリースプラウトがオススメ。マグロのEPAやDHAも、肝臓を活発にする働きもあるので良い 。

 マグロと一緒に頼むと良いものは、タコ。タウリンというアミノ酸が含まれており、胆汁を出しやすくし肝臓を保護する役割がある。また、ウルソは肝臓に作用して胆汁の流れを良くしたり、肝臓の機能を高めるためお酒を飲む前に飲むと良い。 錠剤や飲料として市販もされている。また、油もアルコールを胃から小腸に流すのを遅らせる効果があるが食べ過ぎは禁物。カルパッチョは、マグロと一緒にオリーブオイルで油を取り、相乗効果が期待出来る。

 医師たちの最後の1杯は、ノンアルコールビール。ノンアルコールビールには二日酔いを防ぐ役割があるという。アルコールを飲むと脱水になるが、ノンアルコールで飲んでいる気分のまま水分補給が出来、脱水や二日酔い予防に繋がるという。お茶漬けのしめは糖質が高く血糖値を上げるので、我慢するのがベスト。

二日酔い対処法とは?
 守らなければいけないのは1日トータルのアルコール量が20gまで。1週間トータルでアルコールの上限を越えないように飲めるかがポイント。1日20gで足りない場合は、1日休肝日を作り調整する。豆腐はアミノ酸20種すべてが含まれ良質なたんぱく質で肝臓の機能をサポートする。海藻類も水溶性食物繊維が多く含まれており、サラダよりも手軽に多くの食物繊維を摂ることが出来る。また、二日酔いになってしまったら水分補給が重要だという。

 医師オススメの二日酔いを防ぐ寝方のポイント。右を下にして横になると胃に出口が下向きになって消化がスムーズになり、吐き気なども抑えられるという。また、柿・イチゴ・キウイはビタミンCの宝庫で、アルコール分解を助け、肝機能を回復する効果がある。

 アルコールと同じか少し多めに水を摂るのが、二日酔いにならない重要なポイント。

ちょっと気になる!≪アイスクリーム頭痛

冷たいかき氷やアイスクリームを食べると
頭がキーンと痛くなったという経験をされたこと、ないでしょうか。
それは「アイスクリーム頭痛」という正式な名前を持つ頭痛の一種です。

原因は2つ考えられています。
1.勘違い説
 強い刺激を受けることにより温痛覚が「冷たい」を「痛い」と勘違いし、
 おまけに痛みの部位まで間違ってしまうという説。
2.血管炎症説
 喉元が急激に冷やされることから頸動脈の収縮が起こり、
 体温維持を目的とした血流が増えて血管が伸展し、
 放出された炎症物質が三叉神経を刺激して神経原性炎症を起こす説。

いずれにせよ、短時間で治まる、からだへの悪影響が少ないといったことから
あまり研究はされていないようです。
ただ、片頭痛との関連性は大きいようで、片頭痛がある方とそうでない方では
現れ方に顕著な違いがあります。

アイスクリーム頭痛を起こさないためには、
冷たいものはゆっくり食べる、舌の奥の方にいきなり入れない、
などに気を付けると起こり難いかもしれません。
一瞬の痛みでも、強烈な痛みなので避けたいですよね。
是非、試してみてください。

▼参考:アイスクリームで頭痛が…こめかみがキーンと痛む!治し方は?
https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/h09snys0wt58jbk7rgdvB

よい眠りのために…

毎朝、すっきり目覚めていますか?
深い眠りを得るためには、日中活発だった交感神経をオフにして、
副交感神経に切り替える必要があります。
そして、深部体温を下げることが大切となります。
眠くなると、手足が温かくなりますよね。
これは、手足から熱を出すことで深部体温を下げているからです。

そのために、「大の字」で寝るとからだの緊張がとれ、
血行もよくなるので、リラックスし、深部体温を下げられます。
いびきが気になる方は、横向きで眠ると改善されることがあります。

また、寝る前のアルコールやタバコは控えるようにしましょう。
寝ている間は唾液があまり出ない仕組みになっているため、
お口の渇きを誘発するアルコールやタバコは、
口腔内細菌を増やすことに繋がり、むし歯や歯周病のリスクが高くなります。

からだにも、お口にも、質のいい眠りを心がけて、
忙しい季節、元気に乗り切りましょう!

▼参考:白川修一郎先生インタビュー
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/h0lczcu0ytt8r1vt08MZm

人生100年時代の研究 

 日本は世界でトップクラスの長寿国です。厚生労働省によると2017年の日本人の平均寿命は男性81.09歳、女性87.26歳。衛生環境や食料事情などが改善され、平均寿命はどんどん延びており、「人生100年時代」も唱えられています。
 老化に関する研究を長く続けていらっしゃる東京大学の小林武彦教授は「現在の科学が想定できる人間の寿命の限界は、およそ115歳」と推測しています。
国内の最高齢者をみると男性は113歳、女性が115歳(11月20日時点)。世界で最も長く生きた人は1997年に122歳で亡くなったフランス生まれの女性、ジャンヌ・カルマンさん。公的な記録で確認できる120歳を突破した唯一の例であり、こうした事実からみても115歳説はおおむね妥当だと考えられます。
 人間はいったい何歳まで生きられるのか、どんな要因が寿命を決めているのかを追究する研究が活発になってきており、そのカギとして、「遺伝子」「生活習慣」などが注目されています。

健康と栄養についてのお話②

運動による血流改善について
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健康的な血管づくりを目指すにあたり、食事と並んで重要な要素が運動です。
適度な運動で血流を良くすると血管の内皮細胞が活性化されて
強い血管がつくられるそうです。

運動習慣は定着させることが非常に重要です。
とはいえ、それが一番難しい……。

私が外来リハビリクリニックで勤務していた時のことです。
治療が完了した腰痛の患者様が、
「腰の痛みが無くなった。これが続けばいいんだけど……」
とおっしゃるので、腰痛予防体操を提案しました。
が、1か月後に再度来院されて
「体操やらなきゃと思っているんだけど、忙しくてなかなかできない」と。

その患者様は主婦で、毎日料理を作っているとのことでしたので
キッチンで作業しながらできる、以下のような体操を再度提案しました。

1)低い位置にある引き出しから鍋を取るときは、
 膝を伸ばして前屈運動で鍋をとる(ハムストリングスのストレッチ)。
2)野菜を切るときには、骨盤を後傾させてお腹に力を入れて、
 よい姿勢を保持する(腹筋群の活性化)。

本格的な運動はなかなか毎日続かないという方でも、
電車待ちのときに踵上げ運動をする、なるべく階段を使うなど、
生活の中で自分ルールを決めて、無理なくできることを導入すると
定着しやすくなります。ぜひ試してみてください。

▼参考:血流改善について
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/h0mgn1u0ytgj0edsvixee

健康と栄養についてのお話

血管強化食品について
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気温が低くなると、高血圧の方は脳梗塞の発症リスクが高まります。
塩分摂取量を調整して、高血圧を防ぐことが大切なのは、
やぶさんもご存知かと思います。

塩分量をコントロールして高血圧を防ぐ以外にも
血管を鍛える効果が高い「血管強化食品」と呼ばれる食品があります。

1)魚や大豆
魚や大豆・大豆製品に含まれる良質なたんぱく質は、
血管の内皮細胞が元気に生まれ変わる材料となります。
例:サンマ、アジ、マグロ、カツオなど

2)野菜
体内の活性酸素を減らす抗酸化成分を豊富に含み、
血管内の健康を保つのに役立ちます。
特に色の濃い野菜(緑黄色野菜)は抗酸化成分が豊富です。
例:トマト、カボチャ、モロヘイヤなど

こういった食品を上手に摂取して、
血圧をコントロールすることをお勧めします。

▼参考:血管強化食品について
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/h0mgm1u0ytgj0edsvimtg

「朝食抜くと太る」代謝狂いエネルギー消費減

朝食を抜くと体内時計が狂い、肥満につながりやすいことがラットの実験でわかったと、名古屋大の研究チームが発表した。論文が米科学誌「プロスワン」に掲載された。

 名古屋大の小田裕昭准教授(時間栄養学)らのチームは、ラットを2グループに分け、片方は活動開始から食事を与えた。もう片方は食事を4時間遅らせ、人間の「朝食抜き」に相当する状態にした。その結果、食事の量に差はなかったが、朝食抜きのグループは脂肪が増え、朝食をとったグループよりも体重が増加した。朝食抜きのグループは、肝臓で脂質の代謝に関係する遺伝子の働きが遅れていた。食事中の体温上昇時間も短かった。こうした肝臓や体温のリズムの異常から、エネルギーの消費量が減少し、太ったと考えられるという。

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