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女性役員の割合8.3% 若手会員支援が進展  令和7年度女性の政策・方針決定参画状況調査

日歯はこのほど、「令和7年度女性の政策・方針決定参画状況等に関する調査」の結果を取りまとめた。
本調査は、内閣府男女共同参画局からの依頼を受け、第5次男女共同参画基本計画等に基づき実施される「政策・方針決定参画状況に関する調べ」と、それに併せて、日歯が歯科医師会における女性や若い世代の活動・活躍の支援、男女共同参画推進の取り組み状況を把握し、今後の支援事業に役立てることを目的として行っており、都道府県歯を対象に平成23年度から毎年実施している。
結果では、定点調査している「役員総数と女性役員数」、「委員会委員総数と女性委員数」、「委員会数と女性が在籍する委員会数」、「委員会正副委員長数と女性正副委員長数」について、女性の役員・委員・正副委員長や女性が在籍する委員会数の割合が過去最高となった。特に、役員総数に対する女性役員数の割合は8.3%で、10年前(平成27年度)の3.9%から4.4ポイント増加した。
一方で、女性会員向けの会員種別の設置(2県)、会内に「女性歯科医師支援」や「男女共同参画推進」に関する組織・委員会等の設置(16県)など、大きな変化が見られない取り組みもあった。
若手会員支援などについて、各歯科医師会の取り組みに大きな進展が見られた。若い世代の歯科医師を対象とした活躍活動支援に取り組んでいるのは19県で、5年前(令和2年度)の12県から1.5倍増となった。「取り組む予定である」と9県が回答しており、今後さらに増える見込みである。さらに、歯科医師会内に「若手歯科医師の会」や「青年部」等の組織・委員会などを設置しているのは10県で、5年前の5県から倍増した。設置予定も3県あり、取り組みの活発化がうかがえる結果となった。

医学部志望者数が減少、特に関東・甲信越で減らす

 駿台予備学校とベネッセコーポレーションは、大学入学共通テスト(1月17~18日実施)受験生の80.6%に当たる39万9904人分の自己採点や出願予定に関する集計「データネット2026」を公表した。国公立大の医学部医学科(前期後期)を第一志望とした受験生は延べ2万180人で、前年度の延べ2万2179人から9.0%減少し、集計数全体の減少率(1.0%)を大きく上回った。旭川医大や山形大、佐賀大、浜松医大(地域枠)で後期日程が廃止された影響があるものの、前期日程の一般枠や、廃止大学を除く後期日程のいずれも全体より減少した。特に関東・甲信越や近畿など、大都市部を抱える地域で減少が見られた。地域枠は前年並みだった。

 新たな学習指導要領に対応した試験が昨年から始まり、2年目となる。大学入試センターが1月21日に発表した中間集計によると、数I・Aや国語で2025年度より平均点が低下。特に物理が難化し、平均点が前身の大学入試センター試験を含め過去最低となる47.46点だった。2025年度に新設した「情報I」も約10点平均を下げた。

 受験生はこれらの結果などを参考に最終的な志望校を決め、国立大学には2月4日までに出願する。国公立大入試の2次試験は2月25日から前期日程、3月12日から後期日程が行われる。

 大学入学共通テストは49万6237人が出願しており、前年度(49万5171人)から0.2%増加した。志願者数に占める現役生比率は86.0%から84.7%に低下し、2020年度から減少が続いていた既卒生の割合が上昇した。

高齢者のむし歯放置、死亡リスク1・7倍に…専門家「命に関わる誤嚥性肺炎の危険性高まる」

高齢者がむし歯などになった歯を治療せずに放置すると、死亡リスクが高まるという研究成果を大阪公立大と大阪大のチームがまとめた。大阪府民約19万人を対象とした調査で、健康な歯と治療した歯の合計本数が少ないほど、死亡リスクが高かった。

 永久歯は親知らず4本を除いて28本ある。チームは、2018年4月~20年3月に歯科検診を受けた75歳以上の府民に協力を求め、健康な歯、治療した歯、未治療の歯の本数を数えた。健康な歯などの本数によって六つのグループに分け、22年3月まで追跡した。年齢や基礎疾患などを調整して解析した結果、健康な歯と治療した歯の合計が0本のグループは、21本以上のグループより男性で1・74倍、女性で1・69倍、死亡リスクが高かった。

 論文が国際学術誌に掲載された。チームの大槻奈緒子・大阪公立大講師(保健学)は「口の中でむし歯菌などが増えると、命に関わる誤嚥性肺炎を起こす危険性が高まる。定期的に歯科検診を受け、必要に応じて治療を受けることが大切だ」と話している。
2026年1月22日 (木)配信読売新聞

介護事業所への物価高支援事業、 訪問看護も対象

厚生労働省は、2025 年度補正予算で実施する介護事業所向けの物価高対策支援について、
訪問看護事業所も対象となることを明らかにした。サービス継続に必要な経費を補助するもの
訪問介護の登録ヘルパー、
常勤雇用で月 10 万円支援
医療情報①
厚生労働省
通知
医療情報②
厚生労働省 介護事業所への物価高支援事業、
訪問看護も対象
ビズアップ 週刊医療情報 2026 年 1 月 16 日号
2で、同省は実施要項を策定し、都道府県などに通知した。
25 年度補正予算に盛り込まれた「介護事業所等に対するサービス継続支援事業」では、物
価高騰への対応としてサービス類型ごとに幅広い経費を補助する。訪問・通所系サービスでは、
燃料費をはじめ、有料道路通行料などの移動に伴う経費や、防寒対策用品の購入費などが対象
となる。一方、施設系・居住系サービスなどでは、光熱水費や燃料費のほか、利用者の生活環
境や職員の勤務環境改善に必要な経費も含め、さまざまな費用を支援する。

訪問介護の登録ヘルパー、 常勤雇用で月 10 万円支援

厚生労働省は、訪問介護事業所などを対象とする緊急的な経営改善支援事業として、勤務日
や勤務時間が不定期な登録ヘルパーや非常勤の訪問介護員を常勤で雇用した場合、1 人当たり
月 10 万円を支援する。
2025 年度補正予算に盛り込まれた「訪問介護等サービス提供体制確保支援事業」の支援メ
ニューの一つ。厚労省は同事業の実施要項を取りまとめ、都道府県などに通知した。
同事業は、経営改善や人材確保体制の構築に向けた取り組みに必要な経費を対象に支援する。
経営改善支援では、登録ヘルパーなどの雇用安定化に向けた取り組みを盛り込んだ。常勤職
員としての雇用を希望する場合に必要となる賃金などの経費として、1 人当たり月 10 万円を最長 3 カ月まで支給する。

26年度診療報酬改定の物価対応 初・再診料の引き上げと新評価設定へ

厚生労働省は1月9日に中央社会保険医療
協議会総会を開催。2026 年度診療報酬改定
における物価上昇への対応について、外来診
療では初診料・再診療等の引き上げによる評
価と、「物価上昇に関する評価」を新たに設
定することで対応する方針を示した。
入院についても同様に、入院料等の引き上
げと、物価上昇に関する評価を設定し対応す
る考えだ。

予約やオンライン診療のシステム料 選定療養に追加する方針を提示

厚生労働省は1月9日に中央社会保険医療
協議会総会を開催し、選定療養に導入すべき
事例として募集した提案や意見についての対
応方針を提示。「療養の給付と直接関係ない
サービス等に追加・明確化するもの」として、
以下の4点を挙げた。
①予約やオンライン診療の受診に係るシステム
利用料
②予約に基づく診察の患者都合によるキャンセ
ル料(診察日の直前にキャンセルした場合に
限り、かつ、傷病が治癒したことによるキャ
ンセルを除く。)
③Wi-Fi 利用料
④在留外国人の診療に当たり必要となる多言語
対応に要する費用(通訳の手配料や翻訳機の
使用料など)

歯科医師10万3,652人

令和6年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況が令和7年12月23日、厚労省より公表された。令和6年12月31日現在の歯科医師数は10万3,652人で、前回調査の令和4年より1,615人、1.5%減少した。男女別に見ると、男性が7万5,455人(構成割合72.8%)、女性が2万8,197人(同27.2%)であった。人口10万対歯科医師数は83.7人で、84.2人から0.5人減少した。
歯科医師総数のうち、医療施設に従事しているのは10万266人で全体の96.7%。従事する施設は「診療所」が最も多く8万8,703人で前回調査より1,554人、1.7%減少したが、構成割合は全体の85.6%を占めている。
医療施設従事者を年齢階級別に見ると、60~69歳が最も多く2万2,970人で全体の22.9%。以下、50~59歳の2万1,558人(構成割合21.5%)、40~49歳の1万9,701人(同19.6%)の順。
平均年齢は上昇傾向にあり、「診療所」と「病院」の合計で、前回の53.0歳を0.4歳上回る53.4歳。「診療所」は54.8歳から55.2歳に、「病院」は39.3歳から39.6歳にそれぞれ上昇した。
主たる診療科名は、「歯科」が最も多く8万6,159人で、前回から1,708人、1.9%減少した。次いで「矯正歯科」4,448人、「歯科口腔外科」4,364人、「小児歯科」1,964人、「臨床研修歯科医」1,841人と続いた。

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