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物価高騰等への対応で初・再診料を引き上げ  令和8年度改定を答申

中医協総会が2月13日都内で開かれ、6月から実施する令和8年度診療報酬改定を答申した。
これまでの物価高騰による負担増に対応して歯科初診料を5点引き上げの272点、歯科再診料を1点引き上げの59点にするとともに、令和8年度以降の更なる高騰に対応するための歯科外来物価対応料(1日につき初診時3点、再診時1点を算定。令和9年6月以降はそれぞれ6点、2点)を新設した。
歯科医療従事者の処遇改善では、継続的な賃上げ実施の有無に応じて異なる評価が行われる。継続的な賃上げを実施する保険医療機関のベースアップ評価料(I)は、初診時31点、再診時等6点を算定し、令和9年6月以降はそれぞれ52点、10点を算定する。さらに、歯科技工所ベースアップ支援料(1装置につき15点)を新設し、歯科技工所の歯科技工士の確実な賃上げが図られた。令和9年6月以降の本支援料は1装置につき30点を算定する。
このほか、主な歯科関係の改定項目として、▽歯科疾患管理料の初診時及び再診時の評価見直し(いずれも90点)、▽小児口腔機能管理料及び口腔機能管理料の対象患者の拡大、▽CAD/CAM冠及びCAD/CAMインレーの適応拡大と評価の引き上げ(大臼歯の咬合要件の撤廃)、▽光学印象の適応拡大と評価の引き上げ(インレーに加えて冠も適応)など。

世界口腔保健デー(World Oral Health Day:WOHD)

毎年3月20日に定められた国際的な記念日で、個人、家族、地域、そして国全体で、健康な口腔を称え、口腔ケアの重要性を世界に広め、口腔疾患による負担を減らすことを目的として、口腔疾患が個人や医療システム、経済に与える影響を軽減するために実施される。FDI(国際歯科連盟)は、この日に人々が笑顔になったり、歌ったり、笑ったりできるような活動を推奨している。2024年から2026年までのテーマは「A Happy Life」(幸せな人生)で、過去には「口に誇りを(Be Proud of Your Mouth)」というキャンペーンも行われた。

一般社団法人立の医療機関にも 毎年度 事業報告書等の提出を義務化

厚生労働省は1月 26 日に社会保障審議会
医療部会を開催。医療法施行令を改正し、一
般社団法人が開設する医療機関に対しても、
毎会計年度ごとに事業報告書、貸借対照表、
損益計算書を都道府県知事へ提出することを
義務付ける方針を示した。
本制度は 2026 年度事業分から施行され、
実際の届出は 2027 年度以降に必要となる。

個別指導は791件  令和6年度指導・監査等の実施状況

令和6年度における保険医療機関等の指導・監査等の実施状況が1月29日、厚労省より発表された。
歯科における個別指導は保険医療機関が前年度より279件増の791件、保険医が692人増の1,682人だった。
新規個別指導は保険医療機関が225件減の1,292件、保険医が259人減の1,576人だった。
適時調査は、前年度の7件から1件に減少した。監査は、保険医療機関が8件減の14件に、保険医が19人減の16人だった。
保険医療機関の指定取消等は5件増の14件(指定取消6件、指定取消相当8件)、保険医の登録取消等は4人増の13人(登録取消は12人、登録取消相当は1人)。取消理由は、架空請求、付増請求、振替請求、二重請求などである。
医科・歯科・薬局全体の保険医療機関等における個別指導の実施件数は、1,030件増の2,494件(医科894件、薬局809件)で、保険医等が1,727人増の6,152人(医師3,193人、薬剤師1,277人)だった。
新規個別指導は、保険医療機関等が587件減の5,989件(医科2,599件、薬局2,089件)、保険医等が1,160人減の8,334人(医師3,557人、薬剤師3,201人)。
適時調査は19件減の2,729件(医科2,722件、薬局6件)、監査は、保険医療機関等が12件減の34件(医科20件、薬局0件)、保険医等は5人減の83人(医師67人、薬剤師0人)だった。
保険医療機関等の指定取消は1件増の9件(医科3件、薬局0件)、指定取消相当は1件増の14件(医科6件、薬局0件)。保険医等の登録取消は4人増の17人(医師5人、薬剤師0人)、登録取消相当は増減なしの1人(医師0人、薬剤師0人)だった。
保険医療機関等からの返還金額は2億2,995万円増の48億5,333万円。内訳は、指導によるものが17億2,536万円、適時調査によるものが22億9,921万円、監査によるものが8億2,876万円だった。

国公立大学、2026年度の医学部志願倍率は

2026年度の国立大学入試2次試験が2月25日から各地で始まる。m3.com編集部が各大学のホームページから集計した志願者数速報値では、医学部医学科の前期日程全体の志願倍率が4.2倍となり、前年度の4.3倍から微減した。募集定員は計3522人(2025年度3550人)、志願者数は計1万4719人(同1万5293人)だった。後期日程は旭川医大や山形大、佐賀大などが廃止した影響で、募集定員が計314人と前年度の346人から大幅に減少。5283人(同6651人)が応募し、全体の倍率は16.8倍(同19.2倍)だった。

【速報!】初診料は据え置き、再診料は1点増、2026年度改定を答申

2026年度診療報酬改定が2月13日、答申された。同改定の重点課題である物価高騰対応の一環として、再診料は76点(現行75点)へ引き上げ、「物価対応料」(外来2点)も新設するが、初診料(現行291点)は据え置く。一般病棟では、急性期一般入院基本料(1~6)が約8~11%アップする。注目の新点数である急性期病院A一般入院料は1930点、大学病院本院が算定する特定機能病院Aは2146点(同1822点、17.8%増)とそれぞれ高評価だ。

 賃上げ対応の一環として、外来・在宅ベースアップ評価料(I)を初診時17点(現行6点)、再診時等4点(同2点)とする。改定前から算定している場合には、初診時23点、再診時等6点と高評価とする。2027年6月からは、点数をさらに引き上げる。また、同(II)や入院ベースアップ評価料も引き上げ、医師も新たに賃上げの対象とする。

歯科専用車、離島展開へ 13日・14日、名護で実演 オーガイGDと電通沖縄

オーガイホールディングス(本社・大阪府堺市)と電通沖縄はこのほど、歯科医療専用車を使って検診や治療、入れ歯の製作などに取り組む「歯科医療MaaS」事業について包括的業務提携契約を締結した。全国に先駆けて沖縄の離島やへき地で展開を図る。

 専用車には、舌がんの発見が可能な口腔用エコーの機材や、入れ歯を作るための3Dプリンターなどを載せている。

 締結では、県内での歯科検診や治療事業を共同で推進するとし、オ社が医療サービスを提供し、電通が自治体や企業、医療機関との連携基盤の構築などにあたる。

 オ社の野田真一社長は10日、那覇市の琉球新報社を訪れ「離島やへき地における医療アクセスの格差を解消したい」と意気込んだ。さらに「3Dプリンターにより精巧な入れ歯を早く作れる。災害時に入れ歯を失った人への対応も可能になる」ともアピールした。

 電通沖縄の林剛社長は「地域の課題を探り、実施拠点を選定していきたい」と展望を語った。

 13、14日に名護市の市民会館で開かれる企業誘致促進イベント「TSUNAGU CITY 2026 in NAGO」で、専用車での検診や入れ歯製作の実演をする。

26年度診療報酬改定の物価対応 初・再診料の引き上げと新評価設定へ

厚生労働省は1月9日に中央社会保険医療
協議会総会を開催。2026 年度診療報酬改定
における物価上昇への対応について、外来診
療では初診料・再診療等の引き上げによる評
価と、「物価上昇に関する評価」を新たに設
定することで対応する方針を示した。
入院についても同様に、入院料等の引き上
げと、物価上昇に関する評価を設定し対応す
る考えだ。

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