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歯周炎治療後も口腔内細菌叢に“炎症の履歴”が残存

東京科学大学(Science Tokyo)医歯学総合研究科 歯周病学分野の小林龍太医員、芝多佳彦講師、岩田隆紀教授、生涯口腔保健衛生学分野の竹内康雄教授らの研究チームは、歯周炎患者の前歯部歯肉縁下プラーク[用語1]を対象に、非外科的歯周治療[用語2]の前後でメタトランスクリプトーム解析[用語3]を行い、細菌叢の構造と機能の変化を包括的に解析しました。

その結果、歯周治療後、臨床的に治癒した歯周炎部位であっても、歯周炎に関連する嫌気性菌を含む細菌ネットワーク[用語4]が残存しており、歯周炎の既往のない健常部位とは異なる細菌学的状態にあることが明らかとなりました。すなわち、歯周炎は治療によって見かけ上は改善しても、細菌学的にはその「履歴」が残る可能性が示されました。さらに、治癒した群では Neisseria elongata や Rothia aeria といった細菌らの関与が示唆され、未治癒群ではグリシン分解や細菌接着に関連する機能遺伝子の増加が認められました。

本研究成果は、歯周炎の治癒過程に関わる細菌学的特徴を明らかにしたものであり、今後の予後予測マーカー[用語5]や新規治療戦略の開発につながることが期待されます。

歯と口の健康週間  TVパブリシティを展開

日歯は今年度も、ライオン株式会社の協賛の下で制作したTVパブリシティ素材を全国の地方テレビ局等に提供し、「歯と口の健康週間」を中心に放送する。
TVパブリシティ素材は、昨年に引き続き天野敦雄・大阪大学名誉教授が出演する「一緒に予防歯科を実践しましょう」。
自分できちんとみがけているつもりでも、みがき残しがあることや、厚労省の調査では、半数以上の人が歯科検診を受けていることを説明し、歯科医院での定期的なプロケアと家庭での適切なセルフケアで、予防歯科を実践することの重要性を啓発している。
TVパブリシティ素材(30秒、60秒)は、日歯HPの広報活動「テレビCM」に掲載中!

「金をだまし取られている」男が県警に通報…訪問した女性を玄関先で襲ったか 90代母の介護を担当していた女性ケアマネ死亡 男も自ら首を刺して死亡 現時点でトラブルは確認されず、思い込みの可能性

埼玉県の住宅で1日午後、住人の無職男(60)が訪問した介護支援専門員女性の首を刺して殺害し、その後自身の首を刺して死亡したとされる殺人事件で、男が県警に通報した際に「女性に金をだまし取られる」などと話していたことが捜査関係者への取材で分かった。現時点で男と女性の間でトラブルは確認できておらず、県警は男が一方的な思い込みで犯行に及んだ可能性があるとみて捜査している。

「歯がいい人」は長生きする! 超高齢社会になった理由は「歯」にあった

 「歯が健康な人ほど医療費がかからない」と言われるように、虫歯や歯周病は口腔内の問題だけではなく、全身に悪影響を及ぼす疾患だ。小児期から始まっている、歯に対する意識改革が進んでいる。(ライター・松澤ゆかり/サンデー毎日6月7日号)

歯と口の健康週間

6月4日から10日までの「歯と口の健康週間」は、患者が口腔の健康に関心を向けやすい貴重なタイミングです。この機会を単なる啓発週間で終わらせず、自費診療の価値、予防・メインテナンスの重要性、治療選択の判断基準を伝えることで、患者との信頼関係と医院の集患力を高めることができます。

歯科医院のキャンセル料は取れるのか? 厚生労働省の訂正通知と大臣会見から考える現場の課題

厚生労働省は、令和8年3月27日付通知「『療養の給付と直接関係ないサービス等の取扱いについて』の一部改正について」において、「予約に基づく診察の患者都合によるキャンセル料」を、療養の給付と直接関係ないサービス等の具体例として明記しました。

この文言だけを見ると、予約制で診療を行う歯科医院において、患者都合の直前キャンセルに対してキャンセル料を徴収できるようになった、と受け止められる余地がありました。

しかし、令和8年5月29日に厚生労働省は訂正通知と疑義解釈を公表し、大臣会見でも、対象は「選定療養における予約に基づく診察」に限られること、予約料を取っていない場合は今回の整理に基づくキャンセル料は取れないことを説明しました。

歯周病検診の頻度上げるべきー国民歯科問題議員連盟総会

5月20日の議連総会で触れたもので、麻生氏は「歯周病検診は20歳から70歳の間、10年刻みなので、わずか6回しかない。これでは国民の口腔の健康は守れない。もう少し頻度を上げていくべきではないか」と述べた。
 また、田村氏も「我われとしては歯周病検診を充実させたい思いがある」として骨太の方針への記載に意欲を見せた。
【歯科通信】

メタルフリー治療とは

メタルフリー治療とは、詰め物や被せ物などに金属を使わず、セラミックやレジン系の材料で補う治療のことです。見た目の自然さだけでなく、金属特有の影響に配慮したい場合にも検討されます。素材ごとに特徴が異なるため、お口の状態に合った選択が大切です。

従来の歯科治療では、丈夫さや加工のしやすさから金属が広く使われてきました。一方で、時間の経過とともに口元で目立ったり、体質によっては金属成分への配慮が必要になったりすることがあります。そこで近年は、金属を使わない修復材料を選ぶケースが増えています。

代表的な素材には、オールセラミック、ジルコニア、ハイブリッドセラミック、コンポジットレジンなどがあります。前歯のように見た目が重視される部位と、奥歯のように強い力がかかる部位では、向いている素材が異なります。そのため、白い素材であれば何でも同じというわけではなく、むし歯の大きさ、残っている歯の量、噛み合わせ、歯ぎしりの有無まで含めて判断することが重要です。

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