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睡眠時無呼吸低呼吸症候群

人生の約1/3を占めるといわれる睡眠。
個人差や年齢差はありますが、
成人でだいたい7時間~9時間が理想的とされます。
睡眠は脳が休息するノンレム睡眠と、脳波が浅くなるレム睡眠という
性質の違う2つの睡眠を繰り返しながら成り立ち、
周期は日や状態によって変わります。
レム睡眠のときに夢を見るといわれ、
ここで目覚めると、すっきりとした目覚めに繋がりません。

日本人は睡眠時間が短い傾向にありますが、
「ショートスリーパー(短時間睡眠で大丈夫な体質の人)」は
0.5%以下で、遺伝要素が影響します。

睡眠時間が少ない人の中には、不眠症などのように眠れない場合と、
「睡眠時無呼吸低呼吸症候群」などのように、
睡眠時間は長いけれどよく眠れていない、といった場合があります。
睡眠時無呼吸低呼吸症候群は原因の9割が
何らかの原因で、のどの気道が狭くなることです。

寝ても寝ても眠く、いびきをかく人は、
睡眠時無呼吸低呼吸症候群の確率が高いため、
体内の酸素が不足して心臓への負担がかかることや、
事故や突然死に繋がりかねません。
マウスピースなどの治療で効果が得られることもあります。
気になる方は、歯科専門外来を受診されるといいかもしれませんね。

▼参考:睡眠時無呼吸症候群
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/h0lcycu0ytt8r1vt086mF

歯学部出身者ら優遇「痛恨の極み」…岩手医大

 文部科学省による医学部入試に関する緊急調査で、岩手医科大(盛岡市)でも編入試験と一般入試で一部の受験生を優遇していたことが8日、明らかになった。同大は記者会見で「社会の信頼を揺るがす事態になったことは痛恨の極みで心からおわびする」と謝罪し、運用を見直す方針を示した。

 同大によると、文科省の指摘を受けた一つが、今年2月の歯科医師免許取得者らを対象にした医学部への編入試験。2013年頃から募集要項に明記せずに同大歯学部出身者の合格枠を設け、34人が応募した今年は合格者7人のうち3人を占めた。

 編入試験の応募者には、卒業後に県内の地域医療に従事することを確約する誓約書の提出を求めており、佐藤洋一医学部長は「地域医療への意欲や信用性に比重を置いている。(同大歯学部出身者の優遇は)大学の裁量の範囲内だと思っていた」と釈明した。

 また、今年度の医学部一般入試(募集定員90人)では特定の受験生を優先的に合格させたと指摘された。

 同大は1月の入試で当初135人に合格を出したが、100人弱が辞退したため、繰り上げで51人を追加合格とした。この際、当初の合格者に近い評価だった受験生が含まれず、面接の点数が明らかに下回っていた受験生を追加合格とした点を文科省は不適切だと指摘。その経緯を記した書類が残されていないことも問題視した。

 同大は「性別や浪人生など、特定の属性で差別はしていない」と説明。今後は成績順位を順守して合格者を選抜し、記録を残すなど合格に至った経緯の透明性を確保するとした。

 祖父江憲治学長は「透明性の担保などを粛々と進める。岩手をはじめ東北の医療を担うために多くの人材を育てたい」と話した。

固定プレートとスクリューの偏心で周囲骨折のリスク増?

骨粗鬆症性左上腕骨の第4世代複合材料模擬骨20例で、固定プレートと端部スクリューの偏心によるインプラント周囲骨折リスクを検討。プレートが中央位置、最近位(第6穴)、スクリューが中央位置のノンロッキングスクリュー(NLS)の1群を対照とし、プレートは偏心位置(2-4群)で、同スクリューが骨中心部を通るNLSの2群、同スクリューがプレートに垂直で骨皮質に偏心的なロッキングスクリュー(LS)およびNLSの3群および4群と比較した。

 その結果、1群では、破断トルクが2群(P=0.006)や3、4群(ともにP<0.001)より有意に高く、破断吸収エネルギーは3・4群より有意に大きかったが(P=0.04、0.004)、2群との有意差はなく、プレート偏心によるリスク増加と端部スクリューの骨中心通過によるリスク低下の可能性を示した。

人生100年時代の研究 

 日本は世界でトップクラスの長寿国です。厚生労働省によると2017年の日本人の平均寿命は男性81.09歳、女性87.26歳。衛生環境や食料事情などが改善され、平均寿命はどんどん延びており、「人生100年時代」も唱えられています。
 老化に関する研究を長く続けていらっしゃる東京大学の小林武彦教授は「現在の科学が想定できる人間の寿命の限界は、およそ115歳」と推測しています。
国内の最高齢者をみると男性は113歳、女性が115歳(11月20日時点)。世界で最も長く生きた人は1997年に122歳で亡くなったフランス生まれの女性、ジャンヌ・カルマンさん。公的な記録で確認できる120歳を突破した唯一の例であり、こうした事実からみても115歳説はおおむね妥当だと考えられます。
 人間はいったい何歳まで生きられるのか、どんな要因が寿命を決めているのかを追究する研究が活発になってきており、そのカギとして、「遺伝子」「生活習慣」などが注目されています。

扁平上皮がんの転移をTRIM29分子が制御 北大

北海道大学は11月2日、扁平上皮がんにおいてTRIM29と呼ばれる分子ががんの転移を制御するメカニズムを明らかにしたと発表した。この研究は同大大学院医学研究院皮膚科学教室の研究グループが行なったもので、研究成果は米国がん研究学会雑誌である「Cancer Research」に掲載された。

 TRIM29分子は皮膚・頭頸部などの正常の重層扁平上皮でケラチンの正確な分布を制御していると考えられる。一方、扁平上皮がんではTRIM29発現が低下しており、それがケラチンの分布の異常と細胞遊走・転移能の獲得に寄与していることが判明したとしている。

 今回の研究成果は、扁平上皮細胞における診断や予後予測のバイオマーカーとしての活用や、治療標的につながることが期待される。

(医療NEWS 11月6日より)

カンジダ菌などの増殖を持続的に抑制する義歯用粘膜治療材が承認

 北海道大学、広島大学および産業技術総合研究所は11月14日、新義歯用粘膜治療材「無機系抗菌剤CPC担持モンモリロナイト」を開発したと発表した。同製品は、10月9日付けで厚生労働大臣に製造承認された「塩化セチルピリジニウム(CPC)」の抗菌活性を利用し、CPCが徐放することで持続的な抗菌効果を発揮する。

 同製品のような口腔に薬剤が徐放するコンビネーション製品(薬物・機器組み合わせ製品)は日本で初めて。同製品の発売は、保険適用の手続きを経て、2019年春を予定している。

      (医療NEWS 11月16日より)

訪日外国人観光客患者等の受診状況等に関する調査について(協力依頼)

外国人観光客が急増する中で、2019年のラグビー・ワールドカップ、2020年にはオリンピック・パラリンピックを控え、医療通訳や医療費の不払い等の問題が危惧されています。

 そこで日本歯科医師会は、急増する訪日外国人客患者等への歯科医療提供体制の整備に向けて、その実態を把握することを目的として標記調査を実施することとします。

 今回の調査手法はWEBで行い、日本歯科医師会ホームページ・メンバーズルーム( https://www.jda.or.jp/member/)にログインの上、バナー「訪日外国人観光客患者等の受診状況等に関する調査」をクリックし、次のIDおよびパスワードでログインしご回答いただきます。

健康と栄養についてのお話②

運動による血流改善について
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健康的な血管づくりを目指すにあたり、食事と並んで重要な要素が運動です。
適度な運動で血流を良くすると血管の内皮細胞が活性化されて
強い血管がつくられるそうです。

運動習慣は定着させることが非常に重要です。
とはいえ、それが一番難しい……。

私が外来リハビリクリニックで勤務していた時のことです。
治療が完了した腰痛の患者様が、
「腰の痛みが無くなった。これが続けばいいんだけど……」
とおっしゃるので、腰痛予防体操を提案しました。
が、1か月後に再度来院されて
「体操やらなきゃと思っているんだけど、忙しくてなかなかできない」と。

その患者様は主婦で、毎日料理を作っているとのことでしたので
キッチンで作業しながらできる、以下のような体操を再度提案しました。

1)低い位置にある引き出しから鍋を取るときは、
 膝を伸ばして前屈運動で鍋をとる(ハムストリングスのストレッチ)。
2)野菜を切るときには、骨盤を後傾させてお腹に力を入れて、
 よい姿勢を保持する(腹筋群の活性化)。

本格的な運動はなかなか毎日続かないという方でも、
電車待ちのときに踵上げ運動をする、なるべく階段を使うなど、
生活の中で自分ルールを決めて、無理なくできることを導入すると
定着しやすくなります。ぜひ試してみてください。

▼参考:血流改善について
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/h0mgn1u0ytgj0edsvixee

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