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「匠の手」脳神経外科医・上山博康さん講演 「僕には、逃げる場所はない。あらゆる手を尽くし、病を治す」

脳動脈瘤(りゅう)の破裂を防ぐ手術をはじめとする脳神経外科手術の第一人者、禎心会脳疾患研究所(札幌市東区)所長の上山(かみやま)博康さん(70)が4月、札幌市中央区で開かれた生涯学習講座「UHB大学」の入学式で講演した。タイトルは「“神の手”と呼ばないで下さい」。上山さんが話した内容の一部を紹介する。

 「マスコミで『神の手』を持つと言われていますが、僕はそう呼ばないでください、と言っています。

 神様から与えられたものではなく、師匠に怒られ、泣きながら、一生懸命に練習して得た技術だからです。『匠の手』と呼んでください、と言っています。

 匠の手は神の手には及びません。でも、神の手はその人が死んだらおしまいですが、匠の手は弟子に伝承することができるのです」

介護医療院創設から1年、本道は16施設821床 最多の整備数に

長期的な医療と介護のニーズを併せ持つ高齢者への日常的な医学管理や看取り・ターミナルケアなどに加え、住まいとしての生活機能を兼ね備えた施設として、2018年4月に創設された介護医療院。1年が経過した本道の開設状況は、老健からの転換が6施設、診療所全床転換が3施設など、計16施設・821床で、全国最多の整備数となっている。

 介護医療院は、地域包括ケアシステムの強化を目指し、生活施設の機能重視を明確化するとともに、医療提供施設、要介護高齢者の長期療養・生活施設として、介護療養病床(療養機能強化型)相当のⅠ型と、比較的容体が安定した人に対応する老人保健施設相当以上のⅡ型が設定されている。

 20年度末までの3年間は新設開設等が認められず、既存の介護療養や医療療養、転換老健からの移行が優先される。

 道内での開設は、函館ファミリークリニックや認知症グループホーム、有料老人ホームなどを展開する医療法人社団向仁会が老健から転換したのが第1号。続いて、札幌西円山病院が系列の定山渓病院(南区)から医療療養病床を移設、道央佐藤病院は医療療養を転換している。

 その後も真栄病院を運営する医療法人尚仁会、聖ヶ丘病院を運営する社会医療法人慈恵会が老健を転換。旭川市では沼﨑病院が道内で初めて介護療養病床から、医療法人社団博彰会は末広中央クリニックをそれぞれ転換した。

 また札苗病院、西の里恵仁会病院が昨年末に開設。今年に入って、渡島管内七飯町の望ヶ丘医院が転換を図り、後志管内蘭越町の昆布温泉病院が介護療養病床全37床をⅠ型、医療療養83床のうち44床をⅡ型とする道内初の混合施設となった。

 同管内余市町の老健こじま、老健なかじま、旭川市の佐藤内科医院が相次いで転換。4月から函館市の武田病院が介護療養60床を全て転換する届け出を行った。

全国150施設 1万床を超える

 厚生労働省が公表している開設状況(3月末時点)は、Ⅰ型が92施設(6858床)、Ⅱ型が55施設(3170床)、Ⅰ型・Ⅱ型の混合が3施設の計150施設・1万28床。転換元は介護療養病床(病院)、介護療養型老健、医療療養病床(18年度診療報酬改定後の療養病棟入院料1・2算定)、同(18年度改定後の経過措置適応)の順に多い。

 この段階で本道は15施設・761床と最も多く、山口10施設(622床)、富山9施設(598床)、岡山9施設(361床)、福岡8施設(931床)、静岡7施設(552床)、鹿児島7施設(245床)と続いている。

70代認知症「6%減」 初の数値目標、25年まで 政府、新大綱に明記へ

 政府は、認知症の人数を抑制するための数値目標を初めて設定する方針を固めた。数値目標は2025年までの6年間に、70代の人口に占める認知症の人の割合を6%減らす案で調整している。予防を推進し、発症する年齢を遅らせることで社会保障費の増加を防ぐのが狙い。今夏、新たに策定する認知症の大綱に明記する方針だ。関係者が15日、明らかにした。

 政府は16日に専門家らの有識者会議を開催し、数値目標の案を示す。

 25年には65歳以上の5人に1人に当たる約700万人が認知症になるとの推計がある。これまでの政策は、認知症になっても自分らしく暮らせる社会を目指す「共生」を柱としてきたが、認知症の「予防」にも力点を置く。

 具体的には、運動や社会参加が予防につながる可能性があるとして、公民館など身近な地域の運動教室の普及などを想定している。ただ、認知症の予防策に関する科学的な根拠は不十分なため、研究も同時に進める。

 認知症の政策では、政府は15年に国家戦略(新オレンジプラン)を策定し、市民サポーターの養成など認知症の人の生活を支える施策を進めてきた。25年には、団塊世代全員が75歳以上の後期高齢者となるため、取り組みを強化する。大綱が新オレンジプランに代わる形で、各省庁ごとに施策の数値目標を盛り込み、今夏、菅義偉官房長官を議長とした関係閣僚会議で決定する。

 ※認知症

 脳の細胞が死んだり働きが悪くなったりすることで、物忘れや妄想、ひとり歩きなどの症状が出て日常生活に支障がある状態。アルツハイマー病や、脳梗塞などが原因で起こる血管性認知症といったさまざまなタイプがあり、根本的な治療法は確立されていない。65歳未満で発症する若年性認知症の人もいる。世界的にも認知症は重要な社会問題と捉えられ、米国やイギリス、フランスでも国家戦略の策定など、取り組みが進んでいる。

かぼちゃの抗酸化作用

夏から秋がカボチャの収穫期です。
ちょうどハロウィンの季節でもありますね。
日本では「冬至の日にカボチャを食べると風邪をひかない」といわれています。
旬の時期に収穫して、寝かせて熟成された食べ頃のカボチャに
栄養がたくさん含まれているからだそうです。

かぼちゃは、野菜平均と比較すると3.7倍ほどのビタミンE含有量を誇っています。
ビタミンEは脂に溶ける油脂性のビタミンに分類される栄養で、
強力な抗酸化作用があります。
活性酸素の害から体を守って、老化防止や動脈硬化症の予防が期待できます。
また、ビタミンEにはホルモンを調整する働きもあり、
肩こりや腰痛など更年期に見られる症状を緩和する効能も期待できます。

カボチャにはいろいろな種類があります。
ホクホクしたもの、しっとりねっとりしたものなど、
料理によって使い分けるとより美味しく食べられます。
やぶちゃんさんは煮物はホクホク派ですか?ねっとり派ですか?

▼参考:かぼちゃについて
https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/i0lsqbr0iver9l9rfdbnm

抗酸化作用スクワット

人間の体は酸素を利用してエネルギーをつくりだしていますが、
酸素を利用すると同時に活性酸素が常に体内で生じています。
この活性酸素が私たちの細胞を傷つけ、被害をもたらしているのです。
活性酸素は老化、がん、シワ、しみ、糖尿病や脂質異常症、動脈硬化などの
生活習慣病の原因となります。

体内で増えた活性酸素を除去していくことが、これらの予防となります。
活性酸素による酸化を抑えることを「抗酸化」といい、
活性酸素から体を守ることを「抗酸化作用」といいます。

ウォーキングや水中歩行程度の軽めの運動は抗酸化作用を高めて
体の酸化を抑えます。
軽めの運動のなかでも今回は、どこでもできるスクワットを紹介します。
スクワットはバランス良く筋肉を鍛えることができます。
下半身の、特に太ももを鍛えられるので、
代謝アップによるダイエット効果や脂肪燃焼効果も期待できますよ。

【正しいポーズのスクワット】
(1)足を肩幅くらいに開き、つま先は正面に向けて、まっすぐ立つ
(2)背中をまるめず、正面をみる
(3)手を軽く握り、ひじを伸ばして、肩から90度くらいの位置にあげる
(4)足のつまさきでなく、踵に重心を乗せながら膝を曲げる
  ※膝に痛みがある場合は、休止するか、膝を曲げすぎないようにする
  ※テーブルやイスなどを前に置いて、体を支えてやっても良い

ゆっくりと、回数を重ねられるペースで実施してみてください。

▼参考:抗酸化作用について
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/i0lspbr0iver9l9rfdEmF

ヒアルロン酸:がん化左右 安易な体内注入にリスク 東大チーム

美容医療などで広く使われるヒアルロン酸が、がんの抑制や発がんに関わっていることを解明したと、東京大の研究チームが10日、米科学誌デベロップメンタル・セルに発表した。ヒアルロン酸の分子が大きい場合は「善玉」としてがんを抑制するが、炎症などにより細かく分解されると「悪玉」となって発がんを促す。チームの畠山昌則教授(分子腫瘍学)は「体の中に安易に注入するのはリスクがある」と警鐘を鳴らす。

 ヒアルロン酸は、人体で水分や細胞の形を保つ働きがあり、皮膚や関節などの組織に含まれている。美容医療では皮下に注入して顔のしわ取りや豊胸などに使われる。ヒアルロン酸は体内で鎖のように長く大きな分子として作られるが、炎症などが起きた組織では分解酵素が過剰に作られ、酵素で短く切られ小さな分子になる。

 チームは、がん化の進行を阻止する細胞内の機能に着目。ヒトの乳腺の細胞を使った実験の結果、大きいヒアルロン酸はこの機能を活性化してがん化を抑えた一方、小さいヒアルロン酸は機能の働きを抑制し、がん化を促進した。

 また、悪性度の高い乳がんの細胞では、ヒアルロン酸の分解酵素が過剰に作られており、大きなヒアルロン酸を注入しても小さく細分されてしまい、がん化をさらに促進することもわかった。

 畠山教授は「ヒアルロン酸を注入した組織が炎症を起こさないという保証はない。大きな分子を注入しても体内で分解が起こる限り、がんのリスクは高まる」と話している。

 化粧水などに含まれるヒアルロン酸については、皮膚から体内に吸収される可能性はほとんどないという。

日歯 ハーバード大と覚書 歯科保健医療福祉の充実目指す

日本歯科医師会(堀 憲郎 会長)は4月15日、米国のハーバード大学歯学部と歯科保健医療福祉の充実に向けて協力覚書を締結した。同大の広範な知見やグローバルなネットワークを活用して、国際貢献の推進と日本の歯科界の活性化を目指すとしている。

 協力内容としては次の2点を挙げている。
・日本歯科医師会とハーバード大学歯学部とは、未来志向に基づき、歯科保健医療福祉の充実、向上に向けての協力関係の構築を目指す。
・日本歯科医師会とハーバード大学歯学部とは、本覚書の目的に沿った研究及び事業の推進を図り、議論の場を設置し活用する。

(歯科通信より)

口腔・咽頭がん 死亡数は7,900人 2018年の予測数を発表

2018年の「口腔・咽頭」がん罹患数は男性1万5,700人、女性は7,300人で、死亡数は男性5,500人、女性2,400人と予測される-。がん研究振興財団の発行した「がんの統計’18」によるもので、国立がん研究センターが8日に公表した。

 全がんの罹患数は男性57万4,800人、女性43万8,700人の計101万3,500人で、「口腔・咽頭」の占める割合は男性2.7%、女性1.7%。

 全がん死亡数は、男性22万3千人、女性15万7千人の計38万人で、「口腔・咽頭」の占める割合は、男性2.5%、女性1.5%だった。

(歯科通信より

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