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熊本地震-重度な人的被害は現時点で報告なし(熊本県歯)

熊本県歯科医師会によると、8月3日時点で歯科医師会会員からけがの報告があったものの、重度の人的被害は確認されていない。診療所などの被害状況は確認中で、詳細は明らかになっていないが断水による休診などの被害は複数確認されている。

 厚労省の医療施設の被害状況(3日時点)によると、被災施設数は最大86施設(現在45施設)で、特に断水の被害が最大80施設(現在38施設)と目立っている。停電は最大22施設あったが、現在は0施設となっている。

【歯科通信】

「入れ歯難民」防げるか 歯科技工士の志願者減、50代以上が5割超 社会・調査

入れ歯やかぶせ物を作る歯科技工士の高齢化が進んでいる。50代以上が5割を超えた一方、志願者は減少。高齢者を中心に入れ歯の入手に膨大な時間を要する「難民」が生まれる恐れがある。就業を促すため労働環境の見直しなど試行錯誤が続く。
日本経済新聞

北海道で「急性期拠点機能」を担うべき病院は?

北海道

市立札幌病院
手稲渓仁会病院
帯広厚生病院
旭川赤十字病院
砂川市立病院
市立函館病院
北見赤十字病院
製鉄記念室蘭病院
市立釧路総合病院
NHO北海道医療センター
札幌東徳洲会病院
王子総合病院
小樽市立病院
札幌徳洲会病院
名寄市立総合病院
市立稚内病院
留萌市立病院
岩見沢市立総合病院
市立根室病院

お酒の合間に水 二日酔い防げず 大分大教授ら、研究まとめ

お酒の合間に水を飲むチェイサーで二日酔いは防げない――。そんな研究結果を、大分大医学部の今井浩光教授(臨床薬理学)らのチームがまとめた。頭痛や吐き気を緩和するという通説を科学的に覆してはいるのだが、今井教授は「チェイサーを否定しているわけではなく、むしろ勧めたい」と力説する。なぜだろうか?【山口泰輝】

 ◇アルコール濃度など 数値に差なく

 研究チームによると、二日酔いの原因は明確には分かっていない。ただ、ビールなど利尿作用があるアルコールを摂取すると、体内の水分が奪われて脱水状態になり、頭痛や吐き気といった症状につながっている可能性があるという。このため、チェイサーには症状を緩和する効果があると言われてきた。

 チームはチェイサーだけでは飲酒で失われた水分を補えず、症状を和らげられないと仮定。20~40代の健康な男性13人を対象に、アルコール摂取量は同一で飲酒中に水を飲んだ場合と飲まなかった場合を比較し、チェイサーの効果を検証した。

 具体的には、飲酒翌日に頭痛や吐き気、顔面紅潮などの自覚症状▽呼気中のエタノール(アルコール)と、頭痛などの原因となるアセトアルデヒドの濃度――などを比べた。その結果、水を飲んでも、飲まなくても、症状や数値に差がないことが判明した。

 ◇飲酒減には効果

 ただ、今井教授は「チェイサーを差し挟むことで飲酒量の総量が減少する。また、飲酒のペースが緩やかになることが効果ではないか」と指摘。「二日酔いは防げなくても、チェイサーを飲まないのは逆効果」と説明する。

 研究結果は2025年12月の日本臨床薬理学会で発表され、今年6月にはスイスの学術誌「Frontiers in Pharmacology」に掲載された。

 チームは大分大医学部のほか、麦焼酎「いいちこ」で知られる三和酒類(宇佐市)などで構成。今後も、飲酒にまつわる疑問や通説を科学的に検証する「飲酒科学」の推進に取り組むという。

病院の食事「窒息リスク確認を」 死亡事例調査、多いのは80歳以上

病院で食べ物をのどに詰まらせて死亡する事故について、日本医療安全調査機構が分析したところ、入院から1週間以内に発生した事例では80歳以上の高齢者が多いことが分かった。機構は加齢による身体機能の低下や、入院前後の窒息リスクの高まりなどを認識することが必要だとして、入院前の食事内容を確認したり、とろみをつけた食事を活用したりすることなどを求める提言を発表した。

 2015年10月から25年2月までに機構に報告された病院での死亡事故約3千件のうち、食べ物による窒息に関連した死亡事例は39件あった。このうち、入院から1週間以内に発生した事例は14件で、36%を占めた。機構は、手術後に発生した1件を除く13件を分析した。

酸蝕症とは、酸によって歯の表面が溶けてしまう病気です。

むし歯は細菌が作り出す酸によって歯が溶けるのに対し、酸蝕症は飲食物に含まれる酸や胃酸などが直接歯に作用することで発症します。
近年、清涼飲料水やスポーツドリンク、炭酸飲料、果汁飲料などの摂取機会が増えたことから、酸蝕症への関心が高まっています。
歯の表面を覆うエナメル質は人体の中でも非常に硬い組織ですが,
酸性の環境にさらされると少しずつ溶けていきます。
特に、pH5.5以下になると脱灰が進みやすくなります。
みかんやレモンやグレープフルーツなどの柑橘類、酢を使った食品、ワインなども酸蝕症の原因となることもあります。

また、逆流性食道炎や摂食障害に伴う嘔吐によって胃酸が口腔内に繰り返し流れ込む場合も、歯が大きなダメージを受けます。

酸蝕症の初期症状としては、歯の表面の光沢が失われる、歯が丸みを帯びる、冷たいものや甘いものがしみるといった変化が見られます。

進行するとエナメル質の下にある象牙質が露出し、歯が黄ばんで見えたり、欠けたり、すり減ったりします。

重症化すると噛み合わせに影響が出たり、見た目の問題や強い知覚過敏を引き起こしたりすることがあります。

予防のためには、酸性飲料や食品をだらだらと長時間摂取しないことが重要です。

飲食後は水や甘くないお茶で口をすすぎ、口腔内の酸を洗い流す習慣をつけましょう。

また、酸を摂取した直後は歯の表面が一時的に柔らかくなっているため、すぐに歯磨きをするとかえって歯を傷つける可能性があります。

そのため、昔は食後すぐの歯磨きが推奨されていましたが、現在では30分から1時間程度経ってから歯磨きをすることが推奨されています。

さらに、フッ化物配合歯磨剤を使用することで歯質を強化し、酸に対する抵抗性を高めることも可能となります。

酸蝕症は初期段階では自覚症状が少ないため、自分では気がつかないうちに進行することがあります。

そのため、定期的に歯科検診を受け、早期発見、早期対応を行うことが大切だと思われます。

食生活の見直しと適切な口腔ケアを継続することで、酸蝕症の発症や進行を効果的に予防することも可能になってくるのではないでしょうか。

歯を長く健康に保つためには、むし歯や歯周病だけでなく、酸蝕症についても正しい知識を持つことがとても重要だとおもわれます。

医療的ケア児一緒にUSJ 府内2大学学生サポート

公民連携 テーマパークどう楽しむ考える 
 日常的に人工呼吸器の使用やたんの吸引が必要な「医療的ケア児」らがテーマパークを楽しむために必要な工夫を考える課題解決型学習に、大阪人間科学大(摂津市)と摂南大(寝屋川市)の学生が取り組んでいる。7月には、一緒に「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ、大阪市此花区)を訪れ、より快適に過ごすための改善点などを探った。(渋谷聖都子)

■意思疎通ボード
 障害の有無などによって体験できることに格差が生じないようにする、府、USJ、大学による公民連携プロジェクト「医療的ケア児等の“楽しむ”を深化させよう!!」の一環。

 学生たちは今春以降、普段から医療的ケアが必要な子どもらが抱える現状や課題を学ぶとともに、重症心身障害児・者の医療的ケア施設「ピアリン」(大東市)を訪問し、スタッフや当事者から聞き取りをするなどして理解を深めてきた。

 USJの現地視察も行い、体温調整が必要な人のための日陰スペースやトイレの場所を確認したり、大きめの車いすが入れるかどうかテーブルとイスの位置関係を測ったりしてきた。また、意思疎通を図るため、「暑い?」「トイレ」などと書かれた独自のコミュニケーションボードも製作した。

 実地体験は7月11日に実施され、両大学の学生27人と、医療的ケアを必要とする6人が車いすやストレッチャーで参加。事前に「行ってみたい」との希望があったアトラクションを中心に、ショーを見学したり、キャラクターと記念撮影したりしてテーマパークを満喫した。

 気管切開をしているため頻繁にたんの吸引が必要な岡田憲信さん(21)は初めてUSJを訪れたといい、車いすでパーク内を巡りながら目を輝かせ、手にしたラッパのおもちゃを吹こうとしたり、足を動かしたりしてうれしさを全身で表現していた。

■気候や混雑配慮
 大阪人間科学大の人間科学部社会福祉学科2年高嶋晶さん(20)は「人混みの中、ぶつからないように進むことに気を配った。しゃべりかけるより、本人のペースに合わせて寄り添うことが大切と感じた」と話し、岡田さんが暑さで疲れてしまわないよう日傘を差し掛けて歩き続けた。

 当日の体調や気候、混雑度合いを踏まえ、予定していたプランを柔軟に変更する重要性も学んだ。

 同学科3年鯉田勇輝さん(21)は「あらかじめ3パターンのプランを用意していたので、臨機応変に対応しながら回ることができた」と手応えを感じた様子だった。「ピアリン」の運営会社「わらみ」代表の金京蘭さん(62)は「最初から『できない』と諦めるのではなく、どうすればできるかをみんなで考え、実現してくれたことが本当にありがたい」と笑顔で見守っていた。

 USJでは、障害を持つ人らが行列に並ばずに別の場所で待機できる「サポートパス」の導入などを以前から進めている。アトラクション・オペレーション部の梅原文子マネージャーは「今回の取り組みが、将来の福祉を担う学生たちの成長につながり、大阪全体のインクルージョン(社会的包摂)推進のきっかけにもなれば」と話し、今後の同パークのバリアフリー対策に生かしていきたいとしている。

 学生たちは、今後もほかのテーマパークの事例研究などを進め、バリアフリー情報の共有化や改善点のマニュアル化などを目指して報告書をまとめる予定にしている。

潜在的に人間の顎の骨の奥深くには、未発達の「第3の歯」が存在している

歯科医療の常識を覆す最先端の治療が今、日本から世界へ発信されようとしている。京都大学発のスタートアップ企業、トレジェムバイオファーマが開発を進める世界初の「歯生え薬」だ。歯の成長を止めるタンパク質の働きを制御する抗体(薬)を投与することで、人間が本来持っている「歯の芽」を呼び覚まして再生させる。

同社はすでに成人男性を対象とした第1段階の治験を終え、安全性を確認。現在は生まれつき歯が足りない「先天性無歯症」の子供(2~12歳)たちを対象とした第2段階の治験(効果の検証)へと歩みを進めている。

歯科医師であり、医学博士として同社を率いる喜早ほのか代表取締役社長に、開発の経緯と、この新薬がもたらす歯科医療の未来について聞いた。

「大人の永久歯は、一度失えば二度と生えてきません。これが現代の常識でした。サメやワニといった一部の脊椎動物は、生涯にわたって何度も歯が生え変わりますが、人間を含む哺乳類の多くは幼少期の乳歯と、その後に生え変わる永久歯の2回しか歯が生えません。永久歯を失った場合、入れ歯やインプラント治療を選択することになります」

この常識に風穴を開けたのが、同社の高橋克CTOが30年以上にわたり積み重ねてきた分子生物学・歯科口腔外科領域の研究だった。高橋氏は近年の研究結果の解析により、人間の顎の骨の中には、永久歯がすべて生え揃ったその奥深くに、未発達のまま眠っている「第3の歯の芽(歯胚)」が潜在的に存在していることを確信していた。

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