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北海道歯科学術大会での発表

平成19年8月18日、19日に
札幌パークホテルにて北海道歯科学術大会があります。
メインテーマは、歯科医療の信頼と可能性です。
道民健康公開講座は、”美しい口もと、と口腔機能”
日曜日の午後1時20分より私の発表があります。

目からウロコの医学常識

食後はすぐに横にならない
 嚥下機能(飲み込む力)が落ちていたら、早食いしないこと、食べ物を飲み込みやすいものを選んでたべること、食べた後にすぐよこにならないことが重要です。つまり一度のみこんだものが胃から逆流して食道にもどり気管へと入ると肺炎を起こすためです。(逆流性誤嚥性肺炎)
                 IPPO 2007(秋)

歯を磨かないと肺炎になる

高齢者の肺炎の約7割が!
 口の中やだ液の中には、ブドウ球菌、歯周病菌など様々な細菌が棲んでいる。中でもレンサ球菌や嫌気性菌が、うっかりと肺に入り込んでしまい炎症をおこすことがあります。これが誤嚥性肺炎といって、高齢者の肺炎の6から7割を占めている。
 高齢者や認知症の方、脳梗塞、ガンなどの手術をした方などは、嚥下機能が落ちているので誤嚥する確率が高くなる。しかも高齢者の場合は、免疫機能も落ちている場合も多い。そうするとますます肺炎にかかりやすくなる。

むし歯は遺伝が最大の要因?

不正解:遺伝する因子(例えば歯並び、歯の形など)もありますが、生活習慣の影響が大きく、食事の内容や糖分の摂取量、歯みがきの方法などが主な要因。幼児期には、親が教える歯みがき習慣が子どものむし歯に大きな影響を与えます。歯科医院でブラッシング指導を受けましょう。

大人のむし歯は減っている?

不正解:こどもの歯(乳歯)のむし歯は年々減少傾向にありますが、大人の歯(永久歯)のむし歯は残念ながら減っていません。歯周病などで歯ぐきが下がった部分のむし歯や、一度治った歯に再びむし歯の比率が高くなっている。

こどもの歯並びチェック

自分の子どもの将来、歯科矯正が必要か乳歯でチェックしましょう。
◇前歯の中心が、上下でそろっていない
◇乳歯がすきまなく、きっちりと並んでいる
◇下の前歯がみえないほど、上の前歯が深くかぶさっている
◇下の前歯が植えの前歯より前に出ている
◇奥歯は噛んでいるのに、前歯の上下があいてしまう
◇タ・タ・タを繰り返し言わせると、発音が不明瞭である
◇口がポカンとあいていることが多い

3つ以上あてはまるようであれば、将来の歯並びはやや危険信号。前歯の生えかわりを目安に小児歯科の受診をお勧めします。
               ボン メルシィ リトル 2007.6.25

第2回スタッフミーティング

昨日某焼肉店にてミーティングを行いました。スタッフとのコミュニケーションには焼肉が一番です。来月は、ディズニーランドでミーティング予定です。

AED講習会

昨日8月3日AED講習会がありました。実技が主で旭川日赤病院からスタッフが来てもらいました。受講者は、歯科医院院長、スタッフでした。日ごろ救急蘇生などに出会わすことがありませんが、手順と心構えが大切ですので非常に参考になりました。2週間前にも救急救命士による講習会があったため講習と実習でよかったです。(救急蘇生の場面に出くわさないのが一番です。)

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