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むし歯予防の無機フッ素と有機フッ素は無関係

水質汚染の有機フッ素化合物のフッ素(有機)とフッ化物洗口の無機のフッ素イオンとは無関係ですのでフッ素洗口やフッ素塗布を行っても問題ありません。
アメリカ環境保護局では、むし歯予防のためにフロリデーション(水道水のフッ化物濃度適正化)を推奨しており、アメリカではほどんどの大都市で実施し、国民の約65%が水道水のフッ化イオン濃度が適正にコントロールされたフロリデーションの水を引用している。
              メディアあさひかわ 2007.7

テニス大会参加

先週の日曜日 大会がありました。久しぶりでやっと筋肉痛が治りました。6セットはきつかったです。講習会がなければ明後日も大会でしたが残念です。(内心ホッとしていますが・・)
結果は、2位です。火曜日の夕刊に名前が載りました。
これからもがんばりましょう。

風邪をひくと味がわからなくなるのはなぜ?

風邪をひくことにより嗅覚障害や味覚障害など食べ物の風味に直接関係した障害があげられます。また、風邪による食欲低下、発熱による脱水などを原因とする唾液分泌低下、鼻がつまるため口呼吸による口の乾燥、舌の炎症なども考えられます。なかでも鼻閉による嗅覚障害は、食べ物の風味を低下させる原因になります。また、風邪による体力消耗や治療のための薬剤服用が、味覚に重要な働きをする亜鉛体内から失わせる原因となります。

朝の歯磨きは起きた直後がいい?食後がいい?

歯を磨く時期について1973年に70%あった起床食後が2003年には27%に減少。逆に朝食後が21%から73%に増えた。昼食後も1973年の4%から32%へと増加し、1日に3回以上磨くも約3倍の44%になっている。
睡眠中は唾液の分泌が減り、自浄作用が低下します。口の中の細菌が一番増えやすい状態になる。そのため歯垢(プラーク)ができやすく、歯周病やむし歯の原因となります。だから起床直後と寝る直前の歯磨きは、歯周病菌やむし歯菌などの細菌コントロールとして行う意味で大切である。

DAが提案する人工ミルクとフッ化物の中間報告

幼児がフッ化物の最適な量を摂取すのを助けたい。場合によっては、子ども達がフッ素添加水で混ぜた液体あるいは粉末の粉ミルクにより最適量を超えたフッ化物を摂取している可能性があることが懸念される。
そのため人工ミルクから摂取するフッ化物を減らす方法としては
①乳児(乳児のための栄養で最も有効であると広く承認されている)母乳を与えること
②生まれてから12ヶ月間に人工ミルクから栄養の大部分を得ている乳児に対しては、乳児がフッ化物摂取の最適量を上まらないようにするために、フッ化物の入っている水で混ぜ合わせる人工ミルクよりも、離乳を想定したミルクを選択する
③液体または粉末状の濃縮物人工ミルクが初期栄養の主たる源の場合は、歯のフッ素症のリスクを減らすために、フッ化物が入っていないもしくは低い濃度のフッ化物添加水で混ぜ合わせる必要がある。その水とは、純化、鉱質除去、脱イオン、蒸留、逆浸透濾過水とラベルがるいている水を含む.

自前の歯と正しい入れ歯で積極的な生活とぼけ防止

入れ歯をいれたらぼけが防げ、噛むことにより身体活動が向上するという研究が進んでいる。入れ歯が、昨今では、脳の機能、身体のバランス、さらには生活のリズムにつながると考えられている。
 健康な高齢者はアルツハイマー病高齢者の3倍の残存歯
頭部のCT画像によると、アルツハイマー病患者では、残っている歯の数が少ないほど脳の萎縮が進んでいる。歯の喪失がアルツハイマー病の原因のひとつとみている。
 咀嚼しているとき、脳の広い領域が活性化されることが確かめられ、噛むという行為によって脳が刺激されることが示唆された。歯がなくなったら入れ歯を入れて、とにかくよく噛むことがぼけの予防につながると考察している。
                 北海道経済 2007.7

よく噛んだほうが食べ物はおいしくなる?

よく噛むことは、食材に特有の味を味わったり、さまざまな栄養成分をうまくとり入れることと深く関係しています。奥歯でよく噛み、唾液としっかり混ぜ合わせてはじめて、奥歯近くに存在する多くの味蕾を刺激して味をよく感じられます。スルメは、噛めば噛むほどうまみ成分が長く味わうことができます。
最近のお笑い芸人でご飯を2時間かんでいるとその先においしさがでると言っていました。トライしてみては・・・・

子どものむし歯予防誰が 家庭と歯科医の協力大切

子どもたちのむし歯を予防するのは、誰でしょうか?
①歯科医師がする
②こどもが自分でする
③保護者がする。
いずれも正解ですが。子どものむし歯を予防するためには、家庭と歯科医師がお互いに協力しあって予防できるものです。
赤ちゃんのむし歯をつくらないためのポイント
①離乳食や幼児食の後は湯冷ましか、お茶を飲ませておく
②おやつを与えるのなら果物や自然の甘さのあるもの
③きょうだいがいる家庭では、お菓子の買い置きはしないこと

赤ちゃんのころから中学生のころまで特に注意したい予防のポイント
①1歳前後 上の前歯のむし歯に注意 夜の断乳の遅れに注意
②2歳すぎ 一番奥の乳歯が生えてくるころでかむ面のむし歯に注意。長時間歯磨きができないので、新しく生えた歯から磨く
③3~4歳 奥歯の歯と歯の間のむし歯に注意、糸ようじを使う
④5~6歳 6歳臼歯のむし歯に注意する
⑤9~10歳 6歳臼歯のむし歯、上の前歯の歯の間の注意
⑥11~13歳 大臼歯のかむ面のむし歯に注意

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