妊娠中に胎児にカルシウムを取られ歯が弱くなるのではと思われる妊婦さんがよくいらっしゃいます。胎児のために母胎の歯からカルシウムが溶け出してボロボロになることはありません。妊娠に伴ってはが悪くなることがあるのは、妊娠に伴う口のなかの環境の変化が原因です。妊娠中に歯を悪くするかどうかは、妊娠期のお口をいかに清潔に保つかによります。
山口新聞 2007.8.22
妊娠中に胎児にカルシウムを取られ歯が弱くなるのではと思われる妊婦さんがよくいらっしゃいます。胎児のために母胎の歯からカルシウムが溶け出してボロボロになることはありません。妊娠に伴ってはが悪くなることがあるのは、妊娠に伴う口のなかの環境の変化が原因です。妊娠中に歯を悪くするかどうかは、妊娠期のお口をいかに清潔に保つかによります。
山口新聞 2007.8.22
北海道大学大学院歯学研究科 講師 兼平 孝先生(歯科医師)
母乳は、栄養学的、免疫学的に優れた食品であるだけでなく、子どもの精神的安定に効果があることが知られている。そうした背景から、厚生労働省が平成18年に策定して「授乳・離乳の支援ガイド」においても母乳栄養を強く奨めている。しかし、母乳の長期哺乳によって起こる”母乳う蝕”の欠点も指摘されている。牛乳はう蝕誘発飲料でなく、毎日夜寝る前に牛乳を飲むことによってう蝕ができることはないが母乳も同様に考えられる。それは、基本的に乳糖は砂糖(ショ糖)とは異なり、糖の中では低う蝕誘発性であるからで各々の環境因子が重なると母乳もう蝕の原因になることがある。
そのため、母親に指導(支援)する際には、
①離乳期を過ぎて母乳栄養を続けることの利点、欠点の情報を的確に伝える
②定期的は歯科健康診査を受ける
③フッ化物の歯面塗布などのフッ化物の応用を奨める
平成19年6月30日(土)に北海道大学学術交流会館において「今だから問う!母子保健指導最前線~指しゃぶり、母乳、スポーツドリンク等を徹底討論」と題して開催されました。今回は、道保健福祉部主任技師の秋野先生をコーディネーターに、母子保健事業の第一線で活躍されている長野先生(小児科医)、弓野先生(保健士)、千葉先生(管理栄養士)、兼平先生・丹下先生(歯科医師)を講師として招き、これらの問題につえいて各々の立場から最近の研究・知見・国の動きなどについて報告を頂き、多方面からみた母子歯科保健指導のあり方についてパネルディスカッションが行われました
学校におけるフッ化物洗口の未来を徹底討論
北海道子供の歯を守る会より下記の日程にて研修会があります。興味のある方は是非ご参加ください。
日時:平成19年11月3日(土)午後1時から
場所:北海道歯科医師会館4階
内容:基調講演
「健康格差を減らすためのフッ化物洗口」
北海道大学大学院歯学研究科
口腔健康科学講座 教授 森田 学教授
事例報告
「登別市での小学校におけるフッ化物洗口事業について」
登別市教育委員会学校教育グループ総括主幹
内藤 繁 先生
「千歳市での保育園、保育所におけるフッ化物洗口事業に
ついて」
元千歳市役所健康推進課健康指導係
瀧川 裕子先生
詳細は、http://www.ahmic21.ne.jp/hkm でご参照ください。
新潟県では昭和56年度から子供たちのむし歯を半減することなどを目標とした歯科保健計画を推進してきました。主な対策は、保育園~中学校までのフッ素洗口を含む公衆衛生的な予防活動と歯科医療機関との連携による、シーラントをはじめとする専門的むし歯予防の推進です。
旭川の秋は、速いです。本日は、朝からテニスへの出かけ午前は、息子をキャッチボール。家に落ち着く時間も少なめに午後からパソコンの師匠宅へ伺いました。現在のパソコンを新たに1台増設し診療所にラップトップ3台、家にノート3台と大所帯です。はまっています。動画の操作、ホームページ、インターネットなど完全に趣味化しました。
父親らしきことをしていないので今日は、早めに帰りましょう。(意外と家族は帰ることを楽しみにしていないこともありますが・・・・)
全身状態に問題なければ、歯科を受診したときに妊娠中であることを言っていただければ一定の配慮は必要ですが、通常の歯科治療は十分可能です。
①レントゲンは防護用のエプロンがありますので安心です。
②麻酔は、通常使用する量では特段問題ないです。
③抗生物質や鎮痛剤は原則控えるべきですが、症状によっては、比較的安全な薬剤を使用することも可能です。
福島民友 2007.8.24
看護職のための専門情報誌「best Nurse」に道北口腔保健センターでの私の活動が掲載されています。
食べられない、飲み込めない子供に対するリハビリテーションを当センターでやっています。詳細は、当センターホームページをご覧ください。