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在宅担当医「1人体制」が7割超―在宅療養支援診療所調査

寝たきりの高齢者など在宅療養の患者を24時間体制で往診する「在宅療養支援診療所」で、担当医が「1人体制」である診療所が7割を超えていることが、日本医師会総合政策研究機構の調べで分かった。緊急時の連絡や診療などの対応を単独で担っている傾向が強く見られた。
今回の調査結果について、同機構では「在宅担当医師が1人であり、かつ緊急時も同一医師による対応が多いことが判明した。在宅医療推進のため、さまざまな関係機関をつなぐ連携の仕組みの整備が急がれるが、在宅療養支援診療所と連携している診療所との関係は、病院と比べてうまくいっていない状況も明らかになった」と指摘。「個々の努力だけでは連携関係の構築には限界があり、地域の医師会などが中心となって24時間体制を支える仕組みを考えていくなどの具体的な取り組みが必要」としている。

 詳しくは、同機構のホームページで。
 http://www.jmari.med.or.jp/

雑学

子どもが好むおやつは、味が濃く、柔らかく、脂肪分量の多いという特徴があります。子どもが脂肪分を好むのは、動物として高カロリーな栄養源に引きつけられていることのあらわれですが、このような脂肪摂取過多は倹約遺伝子を持つ日本人には、内臓脂肪の堆積をもたらします。インスタントでもよいからダシの香り中心の食生活(和食)を刷り込みましょう。

旬の野菜は、おいしい、たくさんとれる、安い、栄養価が高いといったさまざまな利点がありますが、現在の気候変動をふまえると生産に必要なエネルギーが少ないというメリットがあります。

食における地産地消は、土地でとれたものを土地で食することで、新鮮で、栄養価が損失の少ない状態で頂くことができます。また、環境への不可も少ない(フード・マイレージ=食品の輸送距離が小さい)というメリットがあります。

日本人全員が一粒のご飯を残すと、0.02g×1.3億=2.6t(30kgの米袋87袋分)の残飯となります。現在地球では8億人が飢餓に苦しみ、5秒に1人が飢餓のため死亡しています。

顎口腔機能の発達から考えるお口の健康について

日時:平成21年2月28日(土)16:30~18:30
場所:北海道歯科医師会館(札幌市中央区北1東9
講師:岩手医科大学歯学部小児歯科学講座
   斉藤 亮 先生
受講料:無料
申込:直接会場へお越し下さい

北海道大学小児歯科学講座 八若教授来旭

同門の八若先生が昨日の障害者歯科学の講演に引き続き
本日小児歯科学の講演されました。最近の動向ならびに大学での治療、トピックなど大変参考になりました。今後まとめたいと思います。

介護納付金賦課限度額、4月から10万円に

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国民健康保険法施行令の一部を改正する政令が2月12日に公布された。4月1日から介護納付金賦課額の一世帯当たりの年間最高限度額が10万円となる。このほか、国民健康保険の算定方式に新たな所得割算定方式も導入される。

平成20年度旭川歯科医師会障害者歯科医療に関する講習会

日時:平成21年2月14日14:00~
場所:旭川歯科医師会館
講演:北海道大学歯学部小児歯科学講座 
    教授 八若 保孝 先生
これからの障害者に対する歯科治療を考えるということで開催されます。司会は、私が行います。

8020成人式 +1 シンポジウム in 北海道

1.日  時   平成21年2月22日(日)13:00~16:00
2.場  所   札幌共済ホール (札幌市中央区北4条西1丁目)
3.テ ー マ   「食と8020運動-食べる力は生きる力-」
4.基調講演  「美味しい食事で健康に」
                      料理家 三國 清三 氏
5.ミニトーク 「食が地域を熱くする」
             北海道ジャラン編集長 ヒロ 中田 氏
6.パネルディスカッション など

※入場無料(定員600名)
※参加対象は道民対象ですが、会員の皆様も奮ってご参加ください。

※事前申込みが必要となりますので、詳しくは
http://doushi.net/info/images/00135.dl1_file.pdf

道内の児童は虫歯が多く、目も良くない!

道内の子供たちは、全国と比べて、虫歯が多く、視力も悪い傾向にあることが、
道教育委員会の行った学校保健調査(2008年実施)で判明した。

本調査は道内の幼稚園や小中学校、高校など計2,409校を対象に実施したもので、
その結果、小学校で73.4%、中学校で68.0%、高校で77.1%が齲蝕に罹患し、
いずれも前回調査(2005年度)よりは改善されているものの、
全国平均をなお、9.6~12.0%上回っている。
また、未処置歯の割合についても全国平均を上回っていた。

さらに、本調査ではぜんそくやアレルギー性鼻炎に苦しんでいる子供が増加して
いることも明らかになり、道教委は「フッ素溶液でのうがいをすすめて虫歯予防に
努めるなどの対応を強めたい」とコメントしている。

このフッ素の応用については北海道歯科医師会が現在、制定を進め、
道議会に議案提出されている「歯科保健8020」推進条例(仮称)のなかで
すでにフッ素応用による齲蝕予防が言及されている。
道民の健口増進のために、本条例の早期設立が望まれる。 

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