歯周病がすすんでいる状態でも歯ブラシを毎日きちんと行うこと、定期検診を行うこによって20代に若返り努力次第で維持できます。年齢を重ねると歯の問題を避けて通れません。自分の歯をどうやって維持するか。失った歯の代わりをどうするのかを考える必要がある。
朝日新聞 2009.1.26
歯周病がすすんでいる状態でも歯ブラシを毎日きちんと行うこと、定期検診を行うこによって20代に若返り努力次第で維持できます。年齢を重ねると歯の問題を避けて通れません。自分の歯をどうやって維持するか。失った歯の代わりをどうするのかを考える必要がある。
朝日新聞 2009.1.26
早食いは健康に良くないと聞く。早食いの人は、肥満になるリスクが約3倍だった。人は、食事をすると、血糖値が上昇し、満腹中枢が刺激されて食事をやめる。ところが、早食いの人は、満腹を感じる前に多く食べてしまうために、エネルギー摂取量が多くなる傾向にある。早食いと怒りや疲れなど精神的ストレスも関係している。慢性的にストレスを感じている人は高カロリーの食べ物を好む傾向にある。
毎日の食事でどうやって早食いを防止すればよいか。
①一口で食べる量を少なくする
②30回噛む
③一口飲み込むごとに箸をおく
④歯ごたえのあるレンコンやゴボウなど、食物繊維の多い野菜や小魚を加えたり、白米に玄米を加えたりするのもお勧めだ。
会話を楽しみながらゆっくり食事をすると、親近感も深まる。こどものころから身につけることが大切だそうだ。
毎日新聞2009.1.30
近年、低炭水化物/高たんぱく質食、地中海ダイエットなど、様々な食事療法の有効性が検討されている。しかし、米国Harvard公衆衛生大学院のFrank M. Sacks氏らが行った2年間の無作為化試験の結果、食事を構成する3大栄養素の割合がどうであれ、摂取熱量が同じであれば減量効果は同じであり、心血管危険因子や糖尿病危険因子の改善レベルにも差はないことが明らかになった。詳細は、NEJM誌2009年2月26日号に報告された。
これまで、低炭水化物/高たんぱく質食、高炭水化物/低脂肪食、超高炭水化物/超低脂肪ベジタリアン食や地中海ダイエットなど、様々な食事療法の有効性が比較されてきた。しかし、過体重や肥満の成人の減量において、どれが最も有効な食事療法なのかは明らかではなかった。
また、こうした食事療法を比較した試験で継続期間が1年を超えた研究はほとんどなかった。通常、減量の効果は食事療法開始から6~12カ月で最大になり、その後、体重は緩やかに上昇する。したがって、1年を超えて効果を比較する必要があると著者らは考えた。
得られた結果は、摂取熱量を減らす食事療法は、どの栄養素に焦点を当てるかにかかわらず、臨床的に意味のある体重減少をもたらすことを示した。したがって、患者の好みに合わせて食事内容を決めることにより、食事療法の長期継続を目指すことが重要と考えられた。
歯を抜くとき、歯ぐきに麻酔の注射が苦手な人は多い。そこで事前に針の痛みを和らげる表面麻酔をかけることがあるが、これまで綿やシールに塗って歯ぐきに当てる従来の方法では、麻酔薬が口の中に広がり、苦しかったり、しびれて嫌なものである。
表面麻酔が口の中に広がらないようにシリコン樹脂を使って、麻酔薬を吸盤中央のくぼみに縫って、板をアーチ状に曲げて歯をまたがせる方法だと歯ぐきにぴったりついて、他の部分や唇に麻酔薬が広がらない。
現在試行錯誤中で快適な治療ができる理想的な器具にしたいそうだ。
朝日新聞 2009.2.1
内閣府が発表しました「少子化対策に関する特別世論調査」によりますと現
状の出生率に危機感があると回答したのが83.0%で、平成16年の前回調査の
76.7%より6.3ポイント増えています。
少子化が与えるマイナスの影響については(複数回答)、年金や医療費の負
担など、社会保障に与える影響が76.1%、労働力人口の減少など経済活力に与
える影響が62.4%、過疎化の一層の進行など社会の活力に与える影響41.3%な
どがあがっています。
また、少子化対策で特に期待する政策としては(複数回答)、「仕事と家庭
の両立支援と働き方の見直しの促進」58.5%、「子育てにおける経済的負担の
軽減」と「妊娠出産の支援」が54.6%となっていました。
なお、この調査は、1月15~25日の期間で、20歳以上の3,000人を対象に行い、
1,781人より有効回答を得られたものです。
平成19年国民健康・栄養調査(厚生労働省)で朝食の欠食率を10年前と比べてみると、全体的に増加傾向にある。特に男性の30歳代が約3割、女性は20歳代の約2.5割が朝食を欠食している。
朝食にかける時間が25分未満は、休日が51.5%、平日は65.8%だった。平日は短時間で朝食を摂る子供が多いことが考えられる。父親と母親の食生活に関する意識の違いが見られ、母親は栄養バランスがとれたもの、父親は朝ごはんをしっかりとることを重要視している。
Medical Practice News 2009 . 2
口臭の原因は、たばこやにんにく、ねぎなどの食品に由来するもの、
プラーク、歯石、歯肉炎といった、歯周病を原因とするもの、
さらには加齢によるもの等あるが、最近の研究で舌が注目されている。
日本歯科大学、八重垣健教授は「間接的な原因としては歯周病だが、
根本的な原因は舌苔である。」と説明する。舌苔は、舌や口内の表面に
付着する「汚れ」によって起こる。虫歯や歯周病でないのに口がにおう人は、
舌苔が原因と考えられるとのことである。
八重垣教授はまた、世界中で日本人ほど口臭に無頓着な人種はいない
と指摘している。「自分のことはわからないですしね。なかなか指摘してくれる
人もいないですし、知らず知らずのうちに(周囲の人に)嫌われていることも
あるのではないでしょうか」と指摘するが、実際に口臭が気になってうまく話が
できなかったり、引っ込み思案になったりする人は少なくない。
「口臭をなくしたい」という思いは切実なようだ。
そんなこともあって、口臭防止グッズの市場が年々拡大している。
医薬品や医薬部外品、電動歯ブラシ、洗口液、ガムやタブレット等が、
歯科医院、コンビニや薬局で扱われている。特に、効果があるとされるのは
「舌ブラシ」で「ふだんから歯ブラシといっしょに『舌ブラシ』を使ってケアに
努めることが大事」と、八重垣教授はコメントしている。
また、口内が乾かないようにすることも口臭予防になる。
最近はガムやタブレット、キャンディなどの食品も数多く販売されている。
3月17日、J-CASTニュースより
新型インフルエンザ流行の可能性が報じられるようになり、ガウン、手袋など医療機関向けの感染防護具が注目を集めているが、流行時に最も多く利用されるのは、比較的安価で実用性の高い「N95マスク」だといわれている。しかし、医療機関で働く人の間でも、マスクの正しい使い方は意外に知られていない。また、「N95マスクさえ着けていれば感染を防げる」と過信している人も少なくないという。北里大医学部の和田耕治助教と労働科学研究所の吉川徹副所長に、新型インフル対策のための正しいマスクの選び方、使い方、注意点について聞いた。
■医療者も誤解する「N95マスク」
医療者の間でもN95マスクについて誤解している人は少なくない。和田助教は、「N95というのはフィルタの性能の規格であって、マスクの形状や種類を指すものではない」と説明する。インフルエンザウイルスの大きさは0.1μm(マイクロメートル、マイクロは100万分の1)と小さいが、通常は唾液など液体の飛沫と一緒に飛散する。飛沫の大きさは5μm程度で、市販されている不織布マスクでも捕捉可能だ。だが、たとえN95マスクを装着していても、マスクと顔に少しでもすき間があって空気が漏れていれば、「ウイルスを含んだ飛沫を吸い込む危険性が高まる」と、和田助教は指摘する。
吉川副所長は「マスク上部の鼻の付け根の部分からの空気漏れが多い」と注意を促している。あごひげが伸びている場合も、下の部分にすき間ができやすいという。
一言でN95マスクといっても形状はさまざま。接顔クッション付き、呼気弁付き、備蓄しやすい折りたたみ式など400種類以上もある。医療機関によっては1種類しかマスクが準備されていないところもあるが、吉川副所長は「流行時に備えて、いろいろなマスクを試してみて、自分の顔に合った形状、サイズのマスクを見つけておくことが大切だ」と強調する。