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「平成20年度学校保健統計調査」 文部科学省

幼児、児童及び生徒の疫病・異常の被患率で幼稚園、小中高等学校ともに、
むし歯が最も高いことが文部科学省の平成20年度学校保健統計調査(速報値)
で分かりました。
 むし歯の被患率は幼稚園で50.3%、小学校63.8%、中学校56.0%、高等学校
65.5%と高い割合にあります。
 12歳児の永久歯の一人当り平均むし歯数は、1.51本で前年度より0.09本減り、
未処置歯数も0.55本と0.04本減りました。喪失歯数は0.02本で前年度に比べ0.01
本減っています。
 同調査は、学校における幼児、児童及び生徒の発育及び健康の状態を明らか
にするために、毎年実施されているものです。
 なお、むし歯についで被患率の割合が高かったのは裸眼視力1.0未満の者で、
幼稚園と小学校で20%以上~30%未満、中・高等学校では50%以上~60%未満
となっています。

インフルワクチンとウイルスの抗原性に“ずれ”

仙台市や山形市、福岡市の医療機関で採取されたインフルエンザウイルスの抗原性が、今シーズンのワクチン株と大きく異なる傾向が見られることが、国立病院機構仙台医療センターの調べで分かった。こうした傾向は、今シーズン検出されているA-H1N1型(Aソ連型)、A-H3N2型(A香港型)、B型ウイルスのいずれにおいても見られた。

雑学

子どもが好むおやつは、味が濃く、柔らかく、脂肪分量の多いという特徴があります。子どもが脂肪分を好むのは、動物として高カロリーな栄養源に引きつけられていることのあらわれですが、このような脂肪摂取過多は倹約遺伝子を持つ日本人には、内臓脂肪の堆積をもたらします。インスタントでもよいからダシの香り中心の食生活(和食)を刷り込みましょう。

転倒予防へ口腔ケア

自立歩行できる認知症高齢者146名の転倒頻度とかみ合わせの関係を調べたところ、年2回以上転倒したグループでは、奥歯を失いかめない人が66%いたが、転倒が1回以下のグループでは、22%とすくなかった。奥歯がない人でも入れ歯で咬めるようにすると転倒は減った。
                   読売新聞 2008.12.13

かむ効用 脳への効果指運動より大

よくかむことは身体の健康保持に役立つだけでなく、脳を活性化する効果もある。
細かい手作業は、認知症防止に役立つといわれるが、指の運動よりも咀嚼の方が脳を活性化する効果は大きい。歯ごたえがあるのもを食べることが脳の活性化につながる。
                   読売新聞 2008.12.12

ゆっくり食べ、少量で満腹

 東京歯科大とライオン歯科衛生研究所は、肥満と食習慣の関連を共同研究している。研究では、意外にも、夜食やおやつ、遅い夕食など、いつ食べるかは肥満との明確な関連がみられずいかに食べるかの重要性がはっきりと浮かび上がってきた。
 多くかむ人の特徴は、食事時間が長い一方、食事量は少ないこと。これは、食べ物をよくかむほど脳の満腹中枢が刺激されて、食欲が抑えられるためだ。早食いの人は、満腹感を感じる前に大量に食べてしまいがちである。
 大人になってから早食いを改善するのは、難しい。子どもの時から、先に口に入れた食べ物をのみ込むまで次の食べ物を入れないなど、よく噛む習慣を身につけさせたい。
                   読売新聞 2008.12.11

少し遅い新年会

昨日学生前(浪人時代)の下宿仲間との新年会がありました。歳も職種もバラバラで楽しみました。30年前からの知り合いですので、結婚(離婚も含む)、子育て、立場・役職など歴史を感じました。末永い友達です。

早食い防止10か条

①かむ回数を意識的に増やす
②一口量を減らす
③飲み込んでから次の食べ物を口に入れる
④水分と一緒に流し込まない
⑤ゆっくりと唾液を混ぜ合わせる
⑥歯ごたえがある食材を選ぶ
⑦野菜はゆですぎず、多きめに切る
⑧品数を増やし、外食では定食を選ぶ
⑨時々、はしを置く
⑩2人以上で食べて会話を楽しむ
                   読売新聞 2008.12.11

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