顎関節症は潜在的な患者数が多く、痛みを我慢しきれなくなってから受診する場合がほとんどです。中には不具合があっても、気付かない人もいます。例えば「隠れ歯ぎしり」といって、日中無意識のうちに歯を食いしばる人などです。
新潟日報 2009.6.1
顎関節症は潜在的な患者数が多く、痛みを我慢しきれなくなってから受診する場合がほとんどです。中には不具合があっても、気付かない人もいます。例えば「隠れ歯ぎしり」といって、日中無意識のうちに歯を食いしばる人などです。
新潟日報 2009.6.1
認知症患者の家族との間で対応が困難なトラブルは「(家族の)認知症に対する理解不足」とする病院が最も多いことが、日本慢性期医療協会がこのほどまとめた「認知症に関する病院職員研修、家族対応に関するアンケート」の調査結果で分かった。
調査は昨年12月24日から今年1月20日まで、同協会の会員病院811施設を対象に実施。152施設から回答を得た(回答率18.7%)。
それによると、認知症患者の家族との間で対応が困難だったトラブルはどのような内容かを尋ねたところ(複数回答)、「(家族の)認知症に対する理解不足」が63.5%(66施設)で最も多く、「実施困難なサービスの要望(加算できないリハ等)」と「必要な診療・治療・介護の拒否」が29.8%(31施設)の同率でこれに次いだ。
一方、入院生活での病状を含めた患者の状態を家族が理解しているかどうかでは、「半数以上の家族が理解している」が55.3%(84施設)で最も多く、以下は「家族のほとんどが理解している」(28.9%、44施設)、「半数以下の家族しか理解していない」(10.5%、16施設)などが続いた。
また、家族への取り組みで実施していることを尋ねたところ(複数回答)、「家族面会時の病状・状況などの説明と承認・フォロー」が76.4%(113施設)で最も多く、これに「行事への参加を促す」(66.2%、98施設)、「外出・外泊を促す」(53.4%、79施設)などが続いた。
さらに、病院職員研修について、「病棟職員が(今年度に)参加した・参加する予定の研修は何テーマ(回)あるか」を尋ねたところ、平均テーマ数は14.7で、このうち認知症に関するテーマ数は2.8だった。
認知症に関する研修を行わない理由としては(複数回答)、「認知症以外の研修が優先」が58.5%(24施設)で最も多く、これに「研修を行う講師がいない」(41.5%、17施設)などが続いた。
どんな人が顎関節症になりやすいですか。
歯ぎしりや食いしばりといった、あごを強くかみ合わせる癖のある人です。歯が削れたりぐらついたりして受診し、顎関節症を併発していたという場合もあります 性別では女性が多いですね。
新潟日報 2009.6.1
虐待を受けた子供の多くが歯や口のトラブルを抱えていることが、県歯科医師会の調査でわかった。各年代で県平均より虫歯の本数が多く、養育放棄や暴行などの影響が大きいとみられる。これを受け、同会は学校健診などでの対応策をまとめた冊子を製作。会員らに配布し、虐待の早期発見を呼び掛ける。
河北新報 2009.5.31
歯の健康維持にも、乳酸菌が大切な働きをすることが分かってきた。ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌が善玉菌を増やし腸の調子を改善するのと同じように、口の中でも乳酸菌が虫歯や歯周病を予防するかもしれないという。
もちろん、乳酸菌を取っただけでは虫歯予防にはならない。基本はいつまでもなく、毎日歯を磨くことと適切なフッ化物の応用だ。鶴本教授は「夜、寝る前にきっちりと磨くことが基本。テレビを見ながらでもよいが、まずは3~4分間、ブラシだけで歯全体を磨き、その後フッ化物が配合された歯磨き剤で磨けば確実です。乳酸菌配合なら、なお期待できるかもしれない」と話す。
毎日新聞 2009.5.30
あごの骨に穴を開けて採取した骨髄液を使い、重度の歯周病で失われた骨などを再生する技術で、腰骨から採取する従来法に比べて手軽にできる。病院に限らず、小さな開業医でも扱える技術に仕上げ、再生医療の普及を目指す。
「歯科医の社会的地位を高めるため、再生医療を実用化したい。それには歯科医の技量によらず手軽に扱える技術の確立が必要だ」。同社取締役である広島大の栗原英見教授はこう説明する。
日経産業新聞 2009.5.25
内閣府の2009年版「青少年の現状と施策」(青少年白書)が報告されました。
この青少年白書は、青少年の現状と青少年に関する施策を広く国民に紹介し、
その理解を得るという趣旨から、昭和31年以来刊行されており、今回の刊行は
51回目になります。
それによりますと、非労働力人口のうち、家事も通学もしていない、いわゆる
「ニート」は、2008年は国内で64万人になり前年より2万人増えたことがわかりま
した。
ニートの年齢を政府は15~34歳としていますが、年齢別内訳は、15~24歳(低
年齢層)が26万人、25~34歳(高年齢層)が38万人でした。低年齢層は02年比で
3万人減ったのに、高年齢層は3万人増え、高年齢化している現状がうかがえます。
(院長談)
わが町も高齢化ですが、ニートも高齢化ですか・・・
「糖分の摂取量」「虫歯菌の存在」「歯の質の弱さ」が虫歯の成り立ちの三大要因です。穴の開いた虫歯は自然に元には戻りません。早期に発見し、治療することはもちろん大事ですが、虫歯にならないこと、すなわち予防がとても大切です。
そこで三つの要因に対する予防、つまり、甘い飲食物をとることを控え(シュガーコントロール)、歯磨きでプラークを取り除き(プラークコントロール)、そしてフッ化物(フッ素)を使って歯を強くすること(歯質の強化)でバランスのとれた虫歯予防となるのです。
福島民友 2009.5.22