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糖尿病にブラッシング 歯周病と深い関係

糖尿病と歯周病。この二つに密接なつながりがあることが、最近の研究で分かってきた。糖尿病患者は歯肉炎や歯周炎(歯周病)を起こしやすく、歯周病の糖尿病患者は血糖のコントロールが難しくなる、という悪循環だ。歯の健康は全身の健康維持に欠かせず、医師と歯科医師が連携したチーム医療が重要だという。
 「糖尿病患者は健康な人に比べて歯周病に2~3倍かかりやすい。糖尿病と歯周病の両方にかかっている患者は血糖コントロールが悪くなりやすく、心疾患や腎疾患が悪化しやすい。
           東京新聞 2009.5.19

こども歯みがき教室、歯つらつ健口セミナー・相談

内容①こども歯みがき教室
  ②健口セミナー(歯周病予防を意識したブラッシング)
日時①7月21日(火)午後1時から
  ②7月24日(金)午前9時30分~12時
場所①健康相談室(第二庁舎3階)
  ②保健所問診指導室(第二庁舎3階)
対象①3歳以下の乳幼児と保護者
定員①8組
申込いずれも健康推進課 ℡25-6315
 上記の①と②の各項目は関連しています。

テニス三昧

 本日は、朝5時30分よりテニス開始、これから札幌まで途中の高速が、通行止めになっても行きます。気合です。
 当院も患者さんが座る診療の椅子を取替え心機一転です。よろしくお願いします。

新型インフルエンザ感染拡大 身近な疑問Q&A

 Q かかった、と感じたら?
    相談窓口にすぐ電話を 受診に公共交通避けて
     患者が発生したり感染が疑われる学校がある地域に住む人は、海外渡航歴の有無にかかわらず、厚生省や都道府県の相談窓口に電話してください。直接医療機関へ足を運ぶと、感染を広げる可能性があるからです。
 

 Q マスクは効果があるの?
    完全な予防は期待できず 症状でたら着用忘れずに
     完全な感染予防は期待できません。ただ、屋内や乗り物のような閉鎖的な場所、人込みなどでは効果があるとされています。屋外では、相当込み合っていない限りマスクは不要でしょう。マスクの効果は、周りの人への感染の危険性を減らすことです。感染が疑われる症状が出たらマスクをしましょう。
           毎日新聞 2009.5.19

あさひかわ食育セミナー

内容:講演「食べ物の科学」長寿薬のような食品はあるのか
日時:7月26日(日)午前10時~11時45分
場所:市民文化会館
定員:80人
講演者:旭川医大助教授 宍戸直美 さん
申込:保健指導課 ℡23-7816

「世界人口」 国連経済社会局他

7月11日は、世界人口デーです。世界の人口は2009年7月1日の推計で68億2900
万人です。

 国連経済社会局は2012年早期に70億人を超え、50年には90億人を突破するとの
推計値を発表しました。

 著しい人口増加が予測される国としてはインド、パキスタン、ナイジェリアな
どを挙げる一方、先進国では減少傾向が続くとし、とくにロシア、日本、イタリ
アなどは10%以上減少するとしています。

 また、米国勢調査局、国連統計のデータから推計によりますと世界の人口は、
1分に140人、1日で20万人、1年で8千万人、増えているとされます。
世界中で、1年に6千万人が亡くなり、1億4千万人が産まれます。

 なお、日本の人口は1億2777万人。毎日2975人が産まれ、2992人が亡くなって
います(H18総務省&厚労省)
ところで、我が街旭川は、私が高校生だったころ(30年前)から人口が変わらずむしろ現在わずかづつ減少中とのことです。高齢化の波は、確実に到来しています。

顎関節症 最大の要因は”歯の接触”

 口を開けたり、物を噛むときに顎関節が痛むなどする慢性疾患。女優の牧瀬里穂やアイドル歌手・松浦亜弥の発症でも話題になったが、生涯有病率は人口の5~7割というデータも。実際のところ、顎の痛みで日常生活に支障をきたすケースでなければ、気づかない人がほとんどだ。
         ★「顎関節症」のチェックリスト
          
           □ 口を開けようとすると顎関節付近が痛む
           □ 物を噛むと顎関節に痛みを感じる
           □ 口を開けて顎を動かすときにカクカクやザラザラなどの音がする
           □ あまり大きく口を開けられない
           □ 急に咬み合わせが変化したように感じる
           □ 急に顎が閉じなくなった
           1つ以上該当するようなら疑いがある
            夕刊フジ 2009.5.18

家族を在宅で看取るための多職種連携とは

家族を在宅で看取るためには―。「白十字在宅ボランティアの会」がこのほど東京都内で開いた「この町で健やかに暮らし、安心して逝くために」と題したシンポジウムでは、1人の患者と、その患者を支えた在宅診療所のソーシャルワーカー、薬剤師、訪問看護ステーションの看護師が、在宅で家族を看取るために必要な方策などを語った。
 在宅でがんの妻を看取った三宅秀人氏は、患者を支えるチームが心を開いた連携をスムーズに進めるためには、患者の家族として、患者がしてほしいと思われることを、患者を支える医療職にどう伝えていけばよいかが大切と語った。
 在宅医療を担う「フジモト新宿クリニック」でソーシャルワーカーを務める藤本紹代氏は、在宅医療を行う際の基本的な相談支援の体制として、まずは家族の状況や患者の病歴、介護保険などの活用状況、患者と家族の希望などについて話を聞き、情報を収集することを挙げた。その上で、「(患者の)つらい状況が何であるかをたどっていくこと、少しでもその状況を軽くする支援に今何が必要かということを考えていけたら」と述べた。
 白十字訪問看護ステーション看護師の奥坂喜美子氏は、「点滴をしているから無理だとか、痛みがあるから在宅では無理なんだと、最初から在宅(医療)を否定してほしくない」と述べた上で、最期は病院で迎えると決めるのではなく、在宅医療も可能ということを患者本人や家族が理解し、最期をどう迎えるかを決めてほしいと語った。

 続いて行われたパネルディスカッションでは、藤本氏が病院から在宅医療への移行について、病院にソーシャルワーカーや医療連携室があり、在宅医療につなげるということに慣れている場合などでは、うまくいくケースが多いと述べた。
 また、在宅医療に移行する際の退院前カンファレンスで、在宅医療を担う訪問看護師が知りたい情報は何か、といった会場からの質問に対し奥坂氏は、患者の病状や家族の中でキーパーソンになる人、患者や家族が在宅での療養をどう思っているのかという点などを挙げた。

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