記事一覧

「乳酸菌配合」でゴシゴシ

歯の健康維持にも、乳酸菌が大切な働きをすることが分かってきた。ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌が善玉菌を増やし腸の調子を改善するのと同じように、口の中でも乳酸菌が虫歯や歯周病を予防するかもしれないという。
 もちろん、乳酸菌を取っただけでは虫歯予防にはならない。基本はいつまでもなく、毎日歯を磨くことと適切なフッ化物の応用だ。鶴本教授は「夜、寝る前にきっちりと磨くことが基本。テレビを見ながらでもよいが、まずは3~4分間、ブラシだけで歯全体を磨き、その後フッ化物が配合された歯磨き剤で磨けば確実です。乳酸菌配合なら、なお期待できるかもしれない」と話す。
           毎日新聞 2009.5.30

歯周組織の再生、手軽に

あごの骨に穴を開けて採取した骨髄液を使い、重度の歯周病で失われた骨などを再生する技術で、腰骨から採取する従来法に比べて手軽にできる。病院に限らず、小さな開業医でも扱える技術に仕上げ、再生医療の普及を目指す。
 「歯科医の社会的地位を高めるため、再生医療を実用化したい。それには歯科医の技量によらず手軽に扱える技術の確立が必要だ」。同社取締役である広島大の栗原英見教授はこう説明する。
           日経産業新聞 2009.5.25

「青少年白書」内閣府

内閣府の2009年版「青少年の現状と施策」(青少年白書)が報告されました。
 この青少年白書は、青少年の現状と青少年に関する施策を広く国民に紹介し、
その理解を得るという趣旨から、昭和31年以来刊行されており、今回の刊行は
51回目になります。

 それによりますと、非労働力人口のうち、家事も通学もしていない、いわゆる
「ニート」は、2008年は国内で64万人になり前年より2万人増えたことがわかりま
した。
 ニートの年齢を政府は15~34歳としていますが、年齢別内訳は、15~24歳(低
年齢層)が26万人、25~34歳(高年齢層)が38万人でした。低年齢層は02年比で
3万人減ったのに、高年齢層は3万人増え、高年齢化している現状がうかがえます。
(院長談)
 わが町も高齢化ですが、ニートも高齢化ですか・・・

虫歯の成り立ちと予防 「糖分」「菌」「歯の質」が原因

「糖分の摂取量」「虫歯菌の存在」「歯の質の弱さ」が虫歯の成り立ちの三大要因です。穴の開いた虫歯は自然に元には戻りません。早期に発見し、治療することはもちろん大事ですが、虫歯にならないこと、すなわち予防がとても大切です。
  そこで三つの要因に対する予防、つまり、甘い飲食物をとることを控え(シュガーコントロール)、歯磨きでプラークを取り除き(プラークコントロール)、そしてフッ化物(フッ素)を使って歯を強くすること(歯質の強化)でバランスのとれた虫歯予防となるのです。
福島民友 2009.5.22

細菌採取取力2倍以上 ポリエステル綿棒を開発

佐藤化成工業所はインフルエンザなどの細菌採取用ポリエステル綿棒「エススティック」を開発、発売した。7月までに月産100万本体制を整える。鼻腔や口腔などの粘膜の場合、通常のレーヨン綿棒と比べて2倍以上の細菌を採取できる。
 同綿棒は自治医科大学医学部で被験者30人を対象に表皮ブドウ球菌を用いて機能評価した。この結果、レーヨン綿棒よりも粘膜の粘液を効率的に吸収し、約2.6倍の細菌を採取した。乾いた皮膚の場合でも約1.2倍を採取でき、有意性があることを確認した。
           日刊工業新聞 2009.5.22

「長生きをココロから喜べる国への出発」

厚生労働省の発表によると、2008年の日本人の平均寿命は、男性79.29歳(世
界第4位)、女性86.05歳(世界第1位)と、男女とも3年連続で過去最高を更新し
たそうです。
 2008年生まれの子供が90歳まで生きる確率は男性21.1%、女性44.8%。この子
供たちの半数は、男性82.21歳、女性88.83歳まで生きられると予想されています。


                      コラムニスト 鈴木 百合子

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http://www.gcdental.co.jp/column/vol165.html?utm_id=090722

離乳食作り教室(前期)

日時:7月27日(月) 午後1時15分~3時30分
場所:第二庁舎3階 問診指導室
対象:4~7箇月児の保護者
定員:40人
問合せ:保健指導課 ℡23-7816

昨年度医療費は34.1兆円-伸び率は例年並み

昨年度の概算医療費は前年度より約6000億円増の34兆1000億円(前年度比1.9%増、休日数などの影響を補正後は同2.2%増)だったことが、厚生労働省の集計で分かった。6年連続の増加となり、過去最高を更新。昨年度に導入された後期高齢者医療制度分は11兆4000億円で、全体の33.5%だった。同省保険局調査課では、「昨年度の診療報酬改定でマイナス0.82%だったことを考慮すると、伸び率は例年並みの3%程度になる」としている。

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2008年の中医協

 国民1人当たりの医療費は26万7000円(前年度比1.9%増)。年齢別では、70歳未満16万4000円(同2.0%増)、70歳以上75万7000円(同0.1%減)で、このうち75歳以上は86万3000円だった。
 また、診療種類別では、診療費28兆6000億円(前年度比1.2%増)、調剤5兆4000億円(同5.3%増、補正後5.8%増)。診療費の内訳は、入院13兆6000億円(同1.9%増、同2.2%増)、入院外12兆4000億円(同0.2%増、同0.6%増)、歯科2兆6000億円(同2.6%増、同2.7%増)だった。

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