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学校の歯科検診 虫歯示さぬ理由 周知を

 かつて、虫歯の個所と程度を特定していた小学校などでの歯科検診は様変わりし、今は歯の状態を「健康」「要観察」「要治療」に分類するだけになっている。文部科学省は「虫歯の特定は難しいので、健康教育の充実を重視した」としているが、学校側の説明も保護者の理解も、まだ十分とは言えないようだ。
 混乱の背景には、行政や学校側の説明不足があるようだ、日本学校歯科医会の調査(2001~02年)によると、保護者に要観察歯などの説明をした養護教諭らは10%未満だった。日本ヘルスケア歯科研究会の秋元秀俊さんは「学内検診は場所も器具も不十分で、目視できない部分の虫歯を特定するのは困難。。丁寧に事情を説明し、歯の管理を促すことが大事だ」と語る。
 文科省は「地域によって保護者や歯科医の理解に差がある」として、新年度に全国の小中学校に配布する予定の新たな説明資料で周知徹底する。学校には毎年、新入生がやって来る。歯科検診に理解を求める継続的な取り組みが必要だ。
              読売新聞 2010.3.21

口腔ケアセミナー イン 札幌

 口腔機能維持管理加算取得の要点・ケアの実際
演題:施設のメリット 利用者・患者のベネフィット
   演者:菊谷 武先生
   口腔ケアの実際~症例を中心として~
日時:平成22年6月8日(火)18:30~20:45
場所:かでる2・7ホール
費用:無料

自民・民主共同で「口腔保健法」(仮称)提出の見通し(日歯連)

日本歯科医師連盟は4月23日,常任理事会終了後に定例記者会見を行った.冒頭の堤 直文会長による挨拶では,参院選で使用される配布物等の準備が整い,選挙戦への対応がようやく本格化してきたとの認識を示し,西村まさみ候補が全国で選挙活動を積極的に展開していることなどの紹介がなされた.また,日本医師会連盟役員が選出されたことにあわせて,会見の前日(22日),原中勝征日本医師会会長を訪問した際に,日医が公益社団法人への移行のため連盟と分離することに関して日歯連盟の意見を求められたことについても触れた.
 懸案である口腔保健法(仮称)については,自民党と民主党の間ですり合わせが行われており,両党の共同提案で議員立法として参議院に提出される見込み.しかし民主党案には日歯が関わっていなかったため,三塚憲二副会長が文言の追加や日歯の草案に関して民主党に説明を行っているという.法案の名称に“口腔”を含むかどうかなどについては,まとまり次第,改めて会見で発表するとした.

来年度に障害者の実態調査―厚労省

厚生労働省は来年度をめどに、障害者の生活実態や公的サービス需要の調査を全国規模で実施する。4月27日に開催された内閣府の「障がい者制度改革推進会議」の「総合福祉部会」で明らかにした。ただ、同部会の委員からは、厚労省の提案では「当事者の実態を把握できるか疑問」との指摘もあった。

 調査は、総合福祉部会で議論されている「障がい者総合福祉法」(仮称)の制定に向けた基礎資料とする狙いがある。総合福祉部会の部会長や副部会長らで構成する「全国障害児・者実態調査(仮称)に関するワーキンググループ」を5月にも発足させ、秋をめどに試行調査を実施する計画。

 ただ、同部会の委員は「現行の制度を前提にした調査では疑問が残る」「難病患者など制度の“谷間”で苦しむ当事者をワーキンググループのメンバーに加えるべき」などと指摘。直前まで実態調査について知らされていなかった副部会長らも慎重な姿勢を示した。

 このため、厚労省が同部会の次回会合までに調査の内容を詰めることになった。
( 2010年04月28日 15:37 キャリアブレイン )

院内改装しております。

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 当院に4番目の診療台が入りました。個室化予定です。お気軽に使用希望される方は、声を掛けてください。

旭山動物園開園です。

 ゴールデンウィーク半ば動物園に行く方が多いようです。昼で2キロの渋滞この方々が、動物園に着くのは多分2時過ぎでしょう。閉演は、4時ですので大変ですね。

ゴールデンウィークがやっと始まります

 巷では、黄金週間真っ只中当院もようやく入ります。
テニス三昧?
部屋片付け?
パソコン整理?
レセプト?
だんだん仕事が増えてきそうです。
 とりあえず、まずおでんを作りましょう。

歯は健康 でも痛む 顔の筋肉・関節関連も

歯の痛みで、歯科医院に駆け込んだが、虫歯も歯周病も見つからない。原因不明と言われ、痛みに苦しむ人がいる。実は、歯が痛いからといっても、必ずしも歯が悪いわけではない。痛みを招いたのは、無意識のうちに常に口をかみしめている癖だった。弱い力でもかみ続けると、顔や首、肩にあるかむ時に使う筋肉が常に緊張し疲労した状態になる。
 すると、周辺の神経が、痛みとして受け止め、その情報を大脳に伝える。ところが、大脳は筋肉だけではなく、歯からの痛みと勘違いして受け取ってしまうことがある。咀嚼筋の痛みを伝える神経と、歯の痛みを伝える神経は、後頭部の延髄という場所で合流しており、混線してしまうことがあるからだという。
              読売新聞 2010.3.18

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