「顕微鏡歯科治療」をご存知だろうか。肉眼に代わり、顕微鏡を使用して口の中を拡大して見ながら行う歯科治療のことで、歯科医師の間で認知が広まりつつある。
口の中が大きく明るく見えるので、虫歯や病変の取り残しや、誤ってほかの歯を傷つけるなどの事態を防げ、確実に処置が行えるメリットがある。また、インプラントの手術では、顕微鏡を見ながら行うことで「(技術や経験にも左右されるが)切開部分を小さく抑えられる」という。
北海道新聞 2010.4.4
「顕微鏡歯科治療」をご存知だろうか。肉眼に代わり、顕微鏡を使用して口の中を拡大して見ながら行う歯科治療のことで、歯科医師の間で認知が広まりつつある。
口の中が大きく明るく見えるので、虫歯や病変の取り残しや、誤ってほかの歯を傷つけるなどの事態を防げ、確実に処置が行えるメリットがある。また、インプラントの手術では、顕微鏡を見ながら行うことで「(技術や経験にも左右されるが)切開部分を小さく抑えられる」という。
北海道新聞 2010.4.4
歯周疾患などにより歯肉が出血しやすいと詰め物が固まらないうちに血液の成分や浸出液が材料に侵入し色調に支障が出ることもあるなど、詰めた後の結果にバラツキが生じる原因も多々あります。
材料は各種改良が重ねられ、一定の時期がたつと現在よりもより自分の歯の色に近いものが出てくるようになるかもしれません。いずれにしても詰めた後の二次的なうしょくになれば変色は避けられませんので、充填(じゅうてん)後も十分なブラッシングは引き続き心掛けてください。
福島民友 2010.3.15
「虫歯の原因は虫歯菌、甘い物、歯質の三つ」。この三つを取り除くことで虫歯が予防できるという。つまり、まずは正しい歯みがきで虫歯菌を取り除くプラークコントロール。続いて規則正しい食事を取るシュガーコントロール。さらに歯質を強化するフッ化物の利用は「歯質全体に作用しやすいので虫歯予防が簡単にでき、確実に効果が出る」と強調する。
フッ化物は歯を酸に対して強くするほか、再石灰化を促進。虫歯菌の活動を抑制する働きもある。安全性を疑問視する声に対しては「適正に使えばフッ素摂取量が過剰になる心配はなく安全。生涯を通じて利用しましょう」と呼び掛ける。フッ化物利用方法は年齢に応じて異なるという。
山梨日日新聞 2010.3.10
事故などで子どもが心肺停止となっても、そこに居合わせた人が蘇生術を試みることで、社会復帰の確率が高まることが、わかった。総務省消防庁のデータを石見拓・京都大助教らの研究チームが解析。一般の人による蘇生が子どもに有効だと示せたのは、世界でも初めてという。
2005年1月~07年12月、病院外で心肺停止になった17歳以下の5千人以上の例を検討。倒れた場所で、居合わせた人から心肺蘇生を受けたのは2439人。1ヶ月後、後遺症をほとんど残さず学校などに復帰できたのは110人だった。蘇生を受けなかった2719人では同53人。病院到着までの時間といった要因を考慮すると、蘇生がある場合の復帰率は2.59倍となった。
小児歯科臨床 2010年5月号
児童虐待をした親や保護者について全国児童相談所長会が調べたところ、全体では2割が無職だったのに対し、ネグレクト(養育放棄)をした親などに限っては3割が無職で、1.5倍に上っていることが分かった。非正規雇用の割合も、全体では19%だったのにネグレクトでは26%。親たちの経済格差がネグレクトにつながっている疑いが浮かんだ。
調査は08年4月の改正児童虐待防止法施行などを受け、同所長会が実施。同月から08年6月にかけ、全国195カ所の児童相談所が虐待として対応した8108人について集計した。
加害者側の就労状況を見ると、全体では、正規就労が30.2%、無職20.4%、非正規就労19.2%の順。しかし、ネグレクトに限れば無職が30.9%、非正規雇用26.4%、正規就労19.3%、無職と非正規雇用の合計は6割近くに達した。
虐待の背景とみられる家庭状況(複数回答)は、全体では経済的困難33.6%、親たちの心身状態に問題がある31.1%、ひとり親家庭26.5%。一方、ネグレクトに限ると、経済的困難54.1%、ひとり親家庭41.1%、親たちの心身状態に問題がある33.8%。全体では3分の1だった経済的困難が、ネグレクトでは半数を超えていた。
小児歯科臨床 2010年5月号
中医協総会が4月21日(水)、都内の九段会館で開催され、診療報酬改定結果検証部会が実施予定の平成22年度診療報酬改定結果を検証する特別調査11項目を大筋で了承した。
渡辺三雄委員は、在宅歯科医療及び障害者歯科医療の実施状況調査に対する実施時期に言及。在宅歯科医療のシステムが今回の改定で変ったことから、定着を待って、今年度ではなく次年度での実施を要望した。また、検証項目の一つに、在宅医療の実施状況及び医療と介護の連携状況が示されていることに鑑み、その中に歯科との連携についても調査するよう求めた。
2010年(平成22年)5月5日 日歯広報
2010年第31回世界保健デー記念「健康づくり提唱のつどい」が4月7日(水)、ヤクルトホールで開催され、日歯と日本栄養士会は「健康づくりのための食育推進共同宣言」を発表した。
宣言では、「食べることは生きることであり、生きることは食べ続けること」を基本に据えた。また、「食」と「健康」の専門職である歯科医師、管理栄養士、栄養士などを始めとした全ての職種が、健全な食生活を実践することのできる人間を育て、全ての国民が健康で心豊かな食生活を営むことができるように、連携、協働して国民運動である食育を広く推進していくことを披露。
2010年(平成22年)5月5日 日歯広報
内容 講話、個別歯磨き指導
日時 5月24日(月) ●午後1時から ●午後2時30分から
場所 健康相談室(第二庁舎3階)
対象 3歳以下の乳幼児と保護者
定員 10組
申込 健康推進課 ℡25-6315