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「高齢者対策は認知症対策にあり」―日本GH協が公益法人に改組後初の総会

公益社団法人「日本認知症グループホーム協会」は6月25日、公益法人に改組後、初の総会を東京都内で開催した。冒頭、あいさつした木川田典彌代表理事は、「会の発足から『高齢者対策は認知症対策にあり』との思いは変わらない」と述べ、認知症ケアの重要性とそれを支える活動を行う方針を改めて強調した。
 木川田代表理事は最重要目標として、「日本GH協から、社会保障審議会あるいは介護給付費分科会の委員を輩出したい」と明言。それが実現しなければ、「増え続ける認知症の人の尊厳を守れない」とした。

 総会では、今年度の事業計画などが提案され、賛成多数ですべての議案が承認された。また、9月27、28日に公益法人に改組した記念フォーラムを千葉県の舞浜で1200人規模で開催することなどが発表された。
( 2010年06月25日 18:26 キャリアブレイン )