記事一覧

子どもの虫歯予防 嫌がっても仕上げ磨きを

子どもの口腔ケアは乳歯が生える前から必要だが、歯ブラシを使うのは乳歯が4本ほど生えてきた頃からで十分。汚れが落ちやすいナイロン製がお勧めだ。子どもは歯ブラシをかむ場合が多く、毛先が広がりやすい。早めに交換を。磨き残ししやすいのは、舌と接する下の奥歯の内側と、ほおに近い上の奥歯の外側。親の利き手側の奥歯は、のぞき込みにくく歯ブラシを歯に当てにくいので入念に磨きたい。奥歯の表面は溝深いため、歯ブラシの角度や向きを変え、毛先を溝に入れるように磨くといい。
                    新潟日報 2011.1.25

9割が「決断難しい」 栄養補給、中止経験も4割 認知症の末期患者で医師

認知症の末期で食事を取れなくなったお年寄りに対し、胃に穴を開ける「胃ろう」や点滴で水分と栄養を補給することについて、医師の約9割が取り組むかどうかの決断に難しさを感じ、始めた後も4割以上が途中でやめた経験があることが27日、日本老年医学会の調査で分かった。

 調査を担当した東大大学院の会田薫子(あいた・かおるこ)特任研究員(死生学)は「栄養補給の手段がありながら実施しないことに抵抗を覚えるのは自然な感情。補給するとかえって患者の苦痛が増したり、家族から『自然にみとりたい』と懇願されたりすることもある。どちらを選ぶか医師は悩んでいる」と分析している。

 今回の調査対象は、認知症末期患者への胃ろうや点滴による水分と栄養の補給。「方針を決める際にどの程度の困難を感じたか」の問いに「非常に感じた」が16%、「ある程度感じた」が46%、「少し困った」は27%で、約9割が何らかの抵抗を感じていた。「感じなかった」は6%。

 補給を始めた後、中止した経験は「なし」が53%、「あり」は44%。

 補給するかどうかの決定が困難な理由(複数回答)は「本人の意思が不明」(73%)が最も多く、「口から食べさせることによる肺炎や窒息の危険」(61%)、「家族の意思が統一されていない」(56%)の順。「補給を控えることの倫理的問題」(51%)、「補給に踏み切る判断基準」(45%)、「補給することに関する倫理的問題」(33%)のほか、「刑事面での問題」(23%)、「民事訴訟の懸念」(14%)と法的な問題を挙げた人もいた。

 中止を決めた理由(複数回答)は「下痢や肺炎を起こすなど医学的理由」(68%)に続き、「家族が中止を強く望んだ」(43%)、「継続は患者の苦痛を長引かせると判断した」(23%)など。

 昨年10~11月、学会の会員医師4506人に調査用紙を郵送し、1554人から有効回答を得た。医師の勤務先は病院や療養型医療施設、老人保健施設など。

がん治療で口腔ケアを 副作用で炎症 食事も困難に

がん治療によって起こる口腔粘膜炎などの口の中の合併症は、患者の生活の質(QOL)を大きく損なう。その症状を軽減するため、口腔ケアが注目されている。道内でも、がんの治療気管と歯科医とが連携する動きが出始めている。抗がん剤や放射線治療では、副作用として重い口腔粘膜炎の発症や唾液腺機能の衰えのため、口腔内が乾燥するなどの合併症が現れることが多い。
 抗がん剤で起こる口腔粘膜炎は通常、一時的なものだが、炎症による腫れや痛みは食事を困難にし、治療効果を下げ、患者のQOLも大きく損なわせる。口腔が乾燥すると唾液による自浄作用が失われるため歯垢がつきやすくなり、歯周病や虫歯を起こしやすくさせる。また、がんの治療中は免疫力が落ち、歯や入れ歯の汚れの中にいる細菌が原因で感染症を起こすこともある。
 こうした合併症は口腔内の状態が悪い人に起こりやすい。だが近年、がん治療の前に歯周病や虫歯の治療、歯石の除去などを行い、口腔内を清潔に保てば、口腔の合併症を軽減できることが明らかになってきた。がん手術の前に口腔ケアを行うことで、術後の感染や発熱を減らし、入院日数を短くすることができるとの報告もある。もちろん、治療中や治療後も歯磨きなどで口腔内を清潔に保つことが大切だ。
                 北海道新聞 2011.1.19

食べることは生きること

「食べることは生きること~【健やかな食と食べる機能】を支援するためのシンポジウム~」が1月29日(土)、両会の共催の下、歯科医師会館で開催された。全国レベルで初めて、歯科医師、歯科衛生士、管理栄養士、栄養士を対象に開催された、本シンポジウムには171名が参加。専門職として食育を推進していくに当たって、両会の連携の重要性を再確認した。
                     日歯広報 2月15日

65歳以上必見!!「介護予防事業」をご利用ください!

 運動器機能向上
  ★「筋力アップ教室」運動強度:弱
  ★「筋肉ちょきんクラブ」運動強度:中
  ★「神楽DEザ・シャッキリ」運動強度:強
    週1回、市内の会場に集まって、専門職の指導のもと、
ストレッチや筋力トレーニングを行います。参加の要件や
運動強度等によって上記のいずれかに参加できます。

 栄養改善
   「栄養改善教室」
     低栄養についての学習や調理実習を行い、栄養状態を
改善するための知識を身に付けます。

 口腔機能向上
   「健口教室」
     口腔機能向上についての学習や口腔体操等を行い、
口腔内の乾燥や「むせ」を改善させます。
 
 認知症予防
   「脳力活性クラブ」
     読み書き、計算といった脳のトレーニングや簡単な
体操等を行い、脳の機能を活性化させます。

 介護予防事業やこのチラシに関することについてのお問い合わせは
  旭川市福祉保険部介護高齢課 電話25-5273

チーム医療での歯科職種関与 NST、口腔ケア、摂食嚥下など

日本歯科総合研究機構(日歯総研)は病院でのチーム医療における歯科の係わりに関する調査結果を取りまとめて1月28日(金)、厚労省のチーム医療推進会議第5回チーム医療推進方策検討WGに提出した。調査の結果、歯科を標榜する病院のチーム医療において、NST、口腔ケア、摂食嚥下、完成制御への歯科職種の関与が比較的高くなっていることが分かった。
 また、口腔ケアを含めた歯科的管理は7割以上の病院で実施しており、歯科を標榜していない病院では、看護師・准看護師とともに歯科医師、歯科衛生士が担当していた。地域歯科医師会と連携している病院は3割未満にとどまっていた。
                     日歯広報 2月15日

口内炎 ⑤ 痛くても汚れは放置しないこと

抗がん剤治療などを受けている人は免疫力が低下しているため、口の中の潰瘍や傷口から細菌に感染しやすい。国立がん研究センター中央病院で治療を受けていた乳がんの女性は、抗がん剤投与を受けて約1週間経過するといつも小さな潰瘍ができ、回復したころまた投与を受けるパターンを繰り返していたが、約半年後、「今回の口内炎はいつもと違う。痛みが強くなかなか治らない」と主治医に訴えた。潰瘍から細菌が入って炎症が悪化し、じっとしていてもびりびりと激痛が走った。痛みが強くなってからは歯磨きができず、口の中はますます汚れた。主治医に歯科を紹介され、痛み止めを使用しながら、歯科医に口の中をきれいにしてもらうと、数日で潰瘍に触れなければ痛みもないという程度に戻ったという。
                                   毎日新聞 2010.1.14

歯科医が金歯リサイクル 小児ホスピスに寄付

日本歯科医師会は22日、いらなくなった金歯や入れ歯の回収、リサイクルでこれまでに計約1億6千万円が集まり、日本初の小児ホスピスと、小児がん専門の治療施設のために寄付すると発表した。

 日本歯科医師会と日本財団が2009年から取り組み、全国の約3200の歯科医院から計約540キロの金歯や入れ歯が集まった。これまでは多くが医療廃棄物として捨てられていたという。

 寄付を受ける重度障害などの子どもと家族のためのホスピス「海のみえる森」は神奈川県大磯町で12年秋の完成を目指す。運営団体の理事長で聖路加国際病院副院長の細谷亮太(ほそや・りょうた)医師は「支援の輪が広がり、とてもありがたい」と話した。

 小児がん患者のための治療施設「チャイルド・ケモ・ハウス」は神戸市中央区に13年春に開設予定。2施設とも歯科医が口腔(こうくう)ケアの分野で協力する。

 歯科医師会は今後も全国の歯科医院に不要品の回収を呼び掛ける。
2011年2月23日 提供:共同通信社

過去ログ