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ついに186歳!文政7年生まれ「戸籍上生存」

高齢者の所在不明問題で、山口県防府市で26日、文政7年(1824年)に生まれた186歳の男性が戸籍上、生きていることになっていることが判明した。

 同県光市で165歳の男性、同県周防大島町で164歳男性がそれぞれ、戸籍に残っていることもわかった。
8月26日18時18分配信 読売新聞
(院長談)
 市役所職員は、生命は永久だとおもっているのでしょう。

歯ぎしり・くいしばり 無意識、障害を誘発

むし歯が多いわけでもなく、かみ合わせも特に悪くないのに、なぜか詰め物がすぐ取れたり、治療した歯が折れたり、あごが痛んだりしませんか。これはもしかして、歯ぎしり、くいしばりを習慣的にしているのかもしれません。歯ぎしり、くいしばりは無意識に行われているため、ほとんどの人が自分がしているという自覚がありません。現代のストレス社会の中、頻度や程度の差はありますが、誰でもしている一種のくせと考えてよいと思います。
 しかし、これにより歯に加わる「過剰な力」が時には次のような問題を起こします。1.歯への障害=歯の磨耗や歯の破損、歯がしみる・かむと痛い等 2.歯周組織への障害=歯肉炎、歯周病(歯槽膿漏) 3.顎(がく)関節への障害=顎関節痛、開口障害(カクカク音) 4.全身への障害=顔面痛、頭痛、肩こり、腕のしびれ、腰痛、倦怠感 これらの症状のすべてが歯ぎしり、くいしばりからくるわけではありませんが、無用な悪いくせはなくしておく方が良いと思います。
                    福島民報 2010.7.19

「儲かる時代はとうに終わった」赤貧・歯科医の告白

コンビニの数より多い……

「投資に失敗したなどの理由ではなく、本業の赤字で夜逃げする歯科医が現れました。多くの歯科医院が内部留保を取り崩すジリ貧の状態です」
 悲愴感を漂わせるのは、昨秋、都内に歯科医院を開業したばかりの若手歯科医、山崎拓哉さん(仮名、33歳)だ。
「昨年参加したお寿司チェーン『すしざんまい』での歯科医師の親睦会で、同業者は口々に『保険診療だけなら、1日30人の患者を治療しないと赤字』と話していました。実際に、きちんと治療しようと思えば、一人の歯科医師では1日7~8人が限界です。このままでは経営が成り立ちません」

 歯科医師を取り巻く現状は厳しい。1990年におよそ7万4000人だった歯科医師数は、2006年には9万7000人に増加。それも都会に集中し、「コンビニより歯科医院が多い」と言われるほどになった。
 一方、健康保険の対象となる治療に対して歯科医院に支払われる診療報酬のうち73項目の価格が、この20年間据え置きされている。歯科医療費全体も、この10年間停滞中。その間も歯科医師数は増加しているため、一人当たりの収入はドンドン目減りした。歯科医療白書によれば、歯科医の5人に1人は年収300万円以下だという。
8月25日(水) 10時30分配信 / 経済 - 経済総合

歯科は2兆5473億円     平成21年度概算医療費

歯科の平成21年度概算医療費は前年度より200億円減の2兆5473億
円となった。厚労省が16日に発表したもので、医療費総額は1兆1900億円増で35兆3千億円と、初めて35兆円台を突破。総額に対する歯科の割合は0.3%減の7.2%。10年前の11年度と比較すると1.5%減少しており、年々医療費総額に占める歯科医療費の割合は減少傾向にある。

全身をむしばむ歯周病

歯周病のセルフチェック

 1 朝起きたとき、口の中がネバネバする。
 2 歯を磨いたときに出血する。
 3 歯ぐきがむずがゆかったり、痛んだりする。
 4 歯ぐきが赤く腫れている。
 5 硬いものが噛みにくい。
 6 鏡を見たとき、歯が長くなったような気がしたり、歯が動くようになった。
 7 歯と歯の間に隙間ができた。

 一つでも当てはまる項目があれば、歯周病の可能性があるので歯科の受診が勧められる。
                   2010.6/きょうの健康

全身をむしばむ歯周病 糖尿病・動脈硬化にもご注意!

「歯周病」は、口の中だけではなく、全身のさまざまな病気とかかわりあることが最近の研究でわかってきています。歯周病とのかかわりが指摘されている病気としては、糖尿病、動脈硬化、心筋梗塞などの生活習慣病や、肺炎、骨粗鬆症、早産や低体重児出産などの妊娠トラブルなどがあげられています。
 これらに関しては、歯周病とのかかわりを裏付けるデータがかなりそろってきています。そのほかにも、最近は、がん、肥満などとのかかわりも指摘されています。
 歯周病にかかっているとこれらの病気のリスクが高まるだけでなく、これらの病気があると歯周病が悪化するなど、互いに悪循環を招く関係にある場合もあります。自覚症状がなくても定期的に歯科を受診し、チェックを受けましょう。

全身をむしばむ歯周病 毎日のケアで防ごう

歯周病は「歯そのものの病気」ではなく、「歯を支える組織の病気」です。歯を支える「歯周組織」には、「歯肉」「歯槽骨」「歯根膜」「セメント質」の4つがあります。歯周病はこれらに病気が起きた状態をいいます。歯周病の原因は「プラーク」が歯の表面につくことです。
 プラークは、”生きた細菌の集団”で、食べかすなどとは違って、糊のように歯にべったりと付着するので、口をすすぐ程度では落とすことができません。歯に付着したプラークは増殖して、歯と歯肉の間への広がっていきます。プラークが増殖すると、最初は歯肉に炎症が起きます。異物であるプラークに対して炎症反応が起こり、歯肉が赤くなって腫れたり、出血したりします。
 歯肉炎の段階なら、きちんとセルフケアをすることによって、健康な状態に戻すことができますが、多くの人が放置してしまいがちです。すると、プラークはさらに増えて、歯肉や歯槽骨、歯根膜に炎症(歯周炎)を起こします。プラークを放置すると、石灰化して「歯石」という塊になります。
 歯槽骨の溶解や歯根膜の破壊が進むと、歯がぐらぐらして、抜け落ちてしまうことになります。歯肉炎や歯周炎が起こっても、虫歯と違って、歯痛を感じたり、冷たいものや熱いものがしみるなどの症状はありません。そのため、気がつかないうちに進行してしまうのが歯周病の特徴です。

ゆっくりよく噛むと若返る

よく噛むとその刺激で唾液がたくさん出てきます。食欲のわく多様な献立を用意して、よく噛んで細かくなった食べ物と、噛んでいる間に分泌された唾液とを口の中でよく混ぜ合わせ、よく混ざったところでゆっくり飲み込む、といった癖をつけてみてください。
 そうすると、意外な効果が生まれてきます、胃や腸の負担が軽くなって消化吸収がよくなり、お通じがよくなる。出にくくなっていた唾液が、少しずつ出るようになる。食べ物の本来の味を味わおうとして、うす味になる。顔の筋肉もよく動かすようになるので、表情が生き生きする、などです。
 よく噛むことで、全身の機能や免疫力がアップし、歩き方も、目の輝きも、肌の色つやも違ってくるのです。しばらくぶりであった昔馴染みに、「若くなった」と言われること、請け合いです。

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