記事一覧

噛めなくなることのサイン

咀嚼というのは、歯や顎だけではなく、舌の運動、唾液分泌、顎関節機能などを統合した運動です。体のほかの部分の機能低下と同じように、咀嚼能力が低下して、軟らかい食事が中心となり、食べられる食品の種類も制限されて、栄養状態に問題が生じてくると、結果的にさらに筋力が弱まるという、咀嚼ー栄養ー筋力が連環して低下する「咀嚼機能低下の悪循環」に陥りがちです。
 悪循環から抜け出すには、咀嚼機能の衰えに早く気付き、①献立に歯ごたえのある食品を加えて、②栄養バランスを改善し、さらに③よく噛んで食べ、相乗効果をはかることが望まれます。

平成22年度 健口普及公開講演会 【旭川市開村120年協賛事業】

お口のやさしい食材と料理 ~旭川周辺地域の味わい深い食とお口の健康~

 日本の食糧基地である北海道、カロリー換算の食料自給率は198%で全国一です。しかし、健康を意識した北海道らしい食文化は伝承されているでしょうか?また、子どものときからやわらかい食材と料理に慣れ、噛まずに飲み込む食べ方が多くなることで、脂分が多く繊維質が少ない食品の摂取に偏っている傾向があります。
 本当に味わい深い食べ物をおいしく食べるために、噛むことの意義やそのための食材、調理の工夫、食文化の中の知恵や科学について、講師と一緒に考えてみましょう。

       平成22年9月11日(土) 14:30~17:00 ☆「8020高齢者の歯のコンクール」表彰式☆ 14:00~14:25
       
       参加無料 定員 250名

       会場 旭川トーヨーホテル 2階 丹頂の間(旭川市7条通7丁目 ℡0166-22-7575)

       食は夢の架けはし  料理研究家 星澤 幸子氏
       
       五感をくすぐる食のすすめ 旭川大学女子短期大学部教授 豊島琴恵氏
                    
       問い合せ・申込 上川中部地域歯科保健推進協議会事務局 ℡(0166)25-6315 FAX(0166)26-7733
               〒070-8525 旭川市7条通10丁目 旭川市保健所健康推進課

「白」美歯のためのプチ習慣8

 正しい歯磨きはもちろんですが、「白」美歯のためにできることって実は歯磨き以外に身近なところにもたくさんあるんです! 
 さとこ先生が実際に行っている「白」美歯を維持するためのプチ習慣を教えてもらいました!

 1 くすみの原因№1のたばこは絶対に吸わない!
 2 赤ワインを飲むときはまず水を一杯
 3 デンタルフロスで”老いのブラックライン”をこそぎとる
 4 コーヒーや紅茶を飲んで着色が気になるときは、綿棒で”拭く”!
 5 携帯用イソジンをマウスウォッシュ代わりに
 6 午後3時~5時はガムやドライフルーツを食べて唾液をドバッと出す
 7 夜ご飯は人と話をしながらゆっくり食べる
 8 肌のゴールデンタイムは、歯のゴールデンタイム!夜に十分な睡眠をとること

国保組合補助の見直しを/財務省・予算執行調査

財務省は6月29日、各府省の54事案について必要性・効率性を調査して今後の改善点などを指摘した22年度予算執行調査の結果を発表した。国保組合に対しては保険料を多くの組合が定額負担方式としていることを問題視し、加入者の所得の応じた方式とすることで高所得者に十分な保険料を求めるとともに、低所得者との負担の公平を図ることができる改善策を求めた。
 仮に市町村国保並みの保険料水準を求めた場合には、医師国保、歯科医師国保、全国土木では保険料収入のみで実際の医療費などの支出が賄えるとの試算も示し、「国庫補助の仕組み・規模を抜本的に見直すべきだ」と宣言した。
 厚労省では23年度予算への反映などが求められるが、「省内事業仕分けでも指摘されており、検討したい」(伊藤義典国保課長)とのスタンスだ。
                    道歯会通信 2010.8

国保と高齢者医療を統合 1200万人国保再加入へ/厚労省

厚労省は6月23日の高齢者医療制度改革会議で、後期高齢者医療制度を廃止し、サラリーマンとその被扶養者以外の高齢者は全て国保に加入させることなどを盛り込んだ論点整理を示した。約1200万人の後期高齢者が国保に再加入し、約210万人が被用者保険に移ることになる。
 75歳以上の高齢者医療を都道府県単位で財政運営する方向だが、65~74歳の扱いは先送りした。一方、若年世代の国保も都道府県単位の財政運営を図る必要があると明記。高齢者の国保は25年度から都道府県単位化するが、若年世代の国保は当面、広域化等支援方針により環境整備を進める。運営主体については、「都道府県が担うべきとする意見が多数」としながらも。「慎重な意見もある中で、引き続き十分な議論が必要」との記述に止めた。
                   道歯会通信 2010.8

岡山県内歯科医ら、新組織「DNOW」結成 治療だけでなく予防にも力

ベトナム・ホーチミン市でストリートチルドレンらの歯科治療をボランティアで続けてきた県内の歯科医や岡山大歯学部教授らが新たなNPO「歯科ネットワーク岡山から世界へ」(DNOW)を結成した。同市内を中心に治療だけでなく予防にも力を入れた活動を計画し、同学部学生や歯科関係者らに広く参加を呼びかけている。29日には北区のホテルで発会式を開く。【小林一彦】

 代表(理事長)は瀬戸内市の歯科医、中條新次郎さん(50)。中條さんは広島県内に本部を持つ医療支援NPOの岡山支部長として毎年、ベトナムでの活動に携わっていたが、現地滞在時間の制約などもあり、どうしても抜歯中心の治療になっていた。このため、治療だけでなく予防のための指導や啓もうにも力を入れる活動にも取り組もうと、現地のNPOと協力し、同支部が独立する形で新たなNPOを立ち上げた。毎年、訪問して一時的治療だけでなく、経年的に治療や指導の効果の検証なども行う。

 中條さんの先輩で岡大歯学部の高柴正悟教授(歯周病態学)も理事として参加。学生らにも参加を呼びかけ、「世界貢献できる歯科医」育成の場とすることも目的だ。中條さんは「治療のやりっぱなしではなく、きちんとフォローする活動にしたい。歯科技工士など、歯科関係者が広く参加できる受け皿を目指す」と話している。
2010年8月13日 提供:毎日新聞社

ハゲは隔世遺伝という説もあるけど…

成人男子にひたひたと忍び寄る深刻な悩み。それは頭髪をどこまで維持できるか、という問題だ。
その深刻さは人それぞれで、まだまだ何の不安もなさそうな人もいれば、20代のうちからすでに"始まって"いる人もいる。でもおそらく、将来的な頭髪問題というのは、多くのR25世代にとって無縁ではないはずだ。いくらオシャレ男子の間で坊主スタイルが流行っているからといって、それとこれとは別問題なのだから。
将来の頭毛の状態を占う際、よく引き合いに出されるのが父親や祖父の頭髪の"状況"だ。「うちはおじいちゃんがツルツルだから、俺もヤバい!」なんてセリフ、男子なら一度は耳にしたことがあるのでは?
とりわけ、「ハゲは隔世遺伝する」というのは、まことしやかに流布されている説のひとつ。果たして真相はどうなのだろうか。医療ジャーナリストにして医学博士の森田豊先生に聞いてみた。
「いえ、ハゲや薄毛が隔世遺伝するというのは、事実無根だと思います。脱毛の原因自体は複数考えられており、ひとつには『テストステロン』という男性ホルモンが強い人ほど、ハゲやすい傾向があるといわれています。ただ、最新の研究では脱毛の原因遺伝子も想定されつつあるようですから、遺伝的な要因というのは無視できないでしょうね」
ちなみに森田先生によれば、隔世遺伝の多くは、正式には「伴性劣性遺伝」といい、X染色体上の遺伝子に異常が認められる場合に起こる現象だという。たとえば血友病など、一世代を飛び越えて遺伝する疾病は確かに存在しているが、薄毛やハゲにそれが当てはまることはないそうだ。
「もっとも、気にしすぎてストレスをためる方が、よほど抜け毛を増やすかもしれませんよ(笑)。脱毛遺伝子はまだマウスレベルで認められた段階ですし、あまり不安に思わないほうがいいのでは?」
確かに、早めのケアを心掛けるに越したことはないが、将来を案じて抜け毛を増やすようでは本末転倒。ビビり過ぎは禁物だ。
8月16日(月) 10時 5分配信 / エンターテインメント - エンタメ総合

口の健康テーマに川柳コンクール

旭川市保健所は、歯や口の健康づくりをテーマにした「健口(けんこう)川柳コンクール」を実施します。募集内容は、歯や口に関するオリジナル川柳(字余りや標語のようなものも可)。優秀作品は歯科保健に関するチラシやポスターなどに使用されます。応募資格は旭川市と周辺町の上川中部地域に住んでいる人。年齢制限はありません。
 住所、氏名、年齢、ペンネーム、日中の連絡先、応募作品と簡単な説明を記入の上、郵送(〒070-8525 旭川市7条通10丁目第二庁舎3階 旭川保健所・健康推進課)かファックス(FAX 0166-26-7733)で、上川中部地域歯科保健推進協議会事務局「川柳・標語募集」担当まで。9月27日消印有効。
                   2010年(平成22年)8月6日

過去ログ