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かぶせた歯もむし歯になります!

冠(クラウン)がかぶっている下、つまり、土台となっているのは自分の歯だということを忘れていませんか? この土台となっている歯には、神経が生きている歯と、神経を取って根の中を治療している歯の2種類があります。
金属は虫歯になることはありませんが、自分の歯はむし歯になるのです。
ですから、かぶせている歯も むし歯予防と歯周病予防のためにしっかりブラッシングしましょう。


ブラッシング時に注意するポイント
1.歯(冠)と歯肉の間
2.歯周病が進行している場合、歯根が露出しているので、根の部分も。

「医療系学生の喫煙率」 厚生労働省

厚生労働省研究班の調査によると、全国の医学、歯学、看護学、栄養学の学生を対象とした禁煙・喫煙に関する調査で喫煙率を調べたところ、歯学部生は男性62%女性35%で最も高く、患者の喫煙に関しても比較的寛容であることがわかりました。
 昨年12月、厚生労働省の循環器疾患生活習慣病対策総合研究事業にて保健医療分野の学部、学科を持つ大学のうち協力を得られた医学部19校、歯学部8校、看護学部28校、栄養学部13校の学生を対象にアンケート調査を実施しました。各学部の四年生6,312人(医学生1,590人、歯学生677人、看護学生2,545人、栄養学生1,500人)から回答を得た結果、喫煙率は歯学部が最も高く54%。次いで医学部
36%、看護学部32%、栄養学部27%。尚、05年度の国民健康・栄養調査では、20代の喫煙率は、男性49%、女性19%で歯学部は男女とも平均を上回っていました。
一方自らの喫煙について「保健医療を学ぶ学生の立場上喫煙してはならない」と答えた人は、医、歯、栄養の各学部で六割を超え将来の専門家としての自覚が高いことがわかりました。患者の喫煙に関回答したのは、栄養学部が16%医、看護学部はそれぞれ32%、歯学部が47%でした。

入れば改善 食事おいしく

歯周病により歯を抜いて入ればを作製しても、噛むにはかめるが味気ない、食物は挟まる、舌に触る違和感が気になり食欲が落ちた。などの訴えがある患者さんがいます。味の変化には理由があり、通常の保険の入ればではプラスチックを使用するが、食べ物の温度が伝わりにくく、厚みがあるため違和感があった。現在では、総入ればに限り一部保険が可能となっているためかかりつけの先生と相談しては・・・
               読売新聞 2007.7.27改

舌苔ケアしたい

口腔ケア市場の規模が伸びている。なかでも年齢を重ね、だ液の分泌が減ると舌に付着する汚れ「舌苔」に着目した商品が増加している。ストレス社会との関連性も指摘されている。
平成17年に高校生から50代の男女1300人を対象にアンケート調査で「口の健康で最もきになること」をたずねたところ「口臭」が29%でトップだった。
               産経新聞 2007.6.17

顎関節症 咬合異常など原因

顎関節症は、顎関節に問題があって、口を開けにくい、口を開けたり閉じたりすると痛みがある、顎関節で音がするなどの症状があらわれます。原因としては、主なものは咬合異常、再発性脱臼、顎関節の外傷、心理的なものなど様々です。治療としては、対症的に痛みや炎症を抑える薬や筋肉の緊張を和らげる薬を内服する方法、原因となっている咬合異常をなくす方法、不適当な銀歯を治したり、プレートと呼ばれる上下の顎の噛みあわせを正しくする装置などを使用する方法などさまざまですのでかかりつけの歯科医に相談してください。
                    福島民友 2007.7.27

入れ歯は毎日洗浄 中越沖地震 口腔ケアの注意点

中越沖地震の被災地の救援物質に多いパンは柔らかく、歯にこびりつきやすい。生野菜や果物は食べるだけ口内の自浄作用があるが、被災者・避難者には確保が難しい。水が足りないなどの理由で歯みがきできないときは、せめて食後にうがいをしてほしい。エコノミー症候群の予防に重要な水分摂取は、口腔ケアの観点からも大切です。水分を取ると、口の中が洗い流されてきれいになりだ液の分泌も促される。水がないときの応急処置はキシリトールガムを噛んでもよい。ガムをかめばだ液が出るし、キシリトールは虫歯菌を抑制する効果もある。
                     新潟日報 2007.7.24

歯の詰め物が外れたら、すぐに歯科医へ

金属の詰め物や差し歯、金属冠が外れ、それをもう一度つけてほしいと来られる方がいます。その歯に痛みもなく、歯もかけていなくて、金属が変形していない場合は、かみ合わせを調整して強いセメントでつけます。詰め物が外れるということは、なんらかの原因があるため外れやすい形の場合は患者さんにつける前にその状況を説明します。
ところで外れたものを何週間ときには何ヶ月も経って持ってこられる場合がいます。詰め物が大丈夫ならつけられると安易に思っているようですが、つける歯が欠けたり、歯が動いて入らなくなることがありますので注意してください。
                    サンデー毎日 2007.8.12

肥満予防:よく噛む習慣が大切

しっかり噛んで食べていることを脳が認識し、十分な満腹感を得ることたできるのです。このことが食べすぎによる肥満を予防し、さまざまな生活習慣病の予防や治療につながります。 よく噛むことは、食べ物本来の味を楽しみ、さらに満腹感を得やすく、食べすぎを防ぐことになります。生活習慣病予防やダイエットのために、毎食の噛む習慣の見直しが有効です。よく噛むためには、口腔ケア(お口をきれいにすること)と咀嚼機能(噛み合せること)の確保が重要です。
                    神奈川新聞 2007.7.24

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