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ハミガキ剤の裏側には情報がいっぱい!

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ハミガキ剤の裏面には、主に名称、内容量、製造販売元、指定成分、さらに効能や効果などが記載されています。
消費者にとって必要な情報が、たくさん詰まっていますので、購入時、使用前には目を通すように心がけてください。
特に『注意事項』は、使用前に必ず読みましょう。

旭川市議会「学校等におけるフッ化物洗口を推進する決議」を可決

10月14日旭川市議会で、賛成34反対2で上記決議が可決されました。平成7年より市の補助金を受け、毎年幼稚園・保育所で約3000人の4,5歳児を対象に週1回1分間のフッ化物洗口を実施してきました。開始から14年間が経ち、現在旭川市の6から18歳の約60%がフッ化物洗口を経験したことになります。
 これまでの旭川市のフッ化物洗口の効果は、すでに明らかですが、さらに効果をあげるためには小学校で継続することが重要であり、その実現が課題でありましたが、6月に北海道で8020推進条例が成立したことをきっかけに、その気運が市議会で一気に高まりました。
                                          旭川歯科医師会 会長 岩田谷 隆

高齢者の口腔機能を考える 口腔ケアと栄養管理の現状と課題

日時:平成22年1月10日 13:00~
場所:かでる2・7大ホール 道立道民活動センター(札幌北2西7)
参加:無料
講演者:菊谷 武先生
    戸原 玄先生
    藤本 篤士先生
    社団法人 北海道歯科衛生士会
申込:011-706-4582(北海道大学歯学部高齢者歯科)

舌の発達 歯並びに影響 母乳を知る

虫歯菌の感染 主に母親から
  生まれたばかりの赤ちゃんは、虫歯の原因となるミュータンス菌には感染していない。乳歯の奥歯が生える1歳7ヶ月から2歳7ヶ月にかけて、主に母親の唾液を通して感染するとされる。
  口移しで食べさせない、共通のはしやスプーン、食器を使わないなどの注意を徹底することで感染を予防できる。
  また、母親の口内の細菌を減らせば、感染の機会を減らせる。キシリトールガムはミュータンス菌の繁殖を抑える効果が知られている。

 赤ちゃんがおっぱいを吸うと乳腺が刺激される。すると、母乳を作り出す複数のホルモンの分泌が促され、母乳がスムーズに出るようになる。これら母乳の分泌にかかわるホルモンは別名「愛情ホルモン」と呼ばれ、母子のきずなを深める役割もあるとされる。
 赤ちゃんは母乳を飲むとき、唇をおっぱいに密着させ、上あごの固い部分と舌でしっかりはさんで圧迫しながらしごき出す。その際、舌をうねらせるように筋肉を動かせる。
 狭い産道から出てきた赤ちゃんのあごは、上下とも舌の力で前に押し出され、きれいなアーチ形に成長する。さらに、舌と唇の間に安定した空間を確保するのにも、舌の筋肉の発達が必要だ。
 フィンランドのトルク大の研究グループは、母乳育児が2ヶ月以下だった子供は、9ヶ月以上の子供より、下あごが後ろに引っ込んだかみあわせ「遠心咬合」となるリスクが4倍高いとの研究結果をまとめた。
           毎日新聞 2009.11.13

あけましておめでとうございます。

 平成22年の幕開けです。皆さんあけましておめでとうございます。現在医院にて書類整理しております。今年は、皆様も当院も益々良い年でありますよう御祈念しております。

健口体操 リハビリ運動で口腔機能がアップ!ごはんを美しく食べよう!

11月14日(土)札幌後楽園ホテルにて食べるよろこび生きるよろこびと題してシンポジウムがありました。
北海道歯科衛生士会からは、リハビリ運動で口腔機能がアップ!と題して高齢になるにつれて、「食べる・飲み込む」機能の低下や、だ液の減少、口の中の自浄作用・消化促進機能が低下します。毎日できる予防方法として、口腔機能を高める「健口体操」が紹介され、ユニークな教材を使ったわかりやすい体操が参加者の関心を集めました。

今日は、大晦日!

 今年一年は、皆様によって良い年だったでしょうか?民主党政権になって100日がすぎ、今後のよりよい社会となるよう来年に期待しております。
 当院も皆様の健康管理に少しでも役に立つようがんばりたいと思います。来年は、ホームページの更新しおもしろいものにしたいと思います。

フッ素でブクブク むし歯予防

 どんな人でも食事をとると、むし歯菌の働きでお口の中が酸性になり、ミクロのレベルで歯が傷み始めます。(脱灰)しかし、唾液の力でお口の中が中性に戻り、傷んだ部分は唾液の成分で治療されます。(再石灰化)
 再石灰化のほうが、時間がかかるため、食事回数(間食、糖分の入った飲料水、ダラダラ食べなど)が増えたり、食事の後すぐ寝ると傷み(脱灰)のほうが強くなりむし歯ができます。
 フッ素は、歯の表面に作用して
 ①酸性になっても歯が傷みにくくする
 ②再石灰化を促進する
 ③むし歯菌の働きを邪魔する
 の予防効果があります。
               北海道経済 1月号

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