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医療費こう変わる 初診・再診料の負担 小幅増 

歯科で初めて診療を受けた場合にかかる初診料や同じ疾患で2回目以降の診療にかかる再診料、虫歯の処置などの値段が4月から上がる。
 初診料→患者負担は180円増
 再診料→患者負担は6円増
 虫歯に部分を取り除く処置(1本当たり)→6円増
 入れ歯の技術料(1~4本まで)→30円増
             日本経済新聞 2010.3.13

外国人の歯科医師、看護師などの就労年数制限、撤廃へ―法務省

法務省は4月9日までに、外国人の歯科医師や看護師などに定めている就労年数制限を撤廃する方向で検討に入った。また、日本の大学などを卒業し、一定の国家資格を取得した外国人介護福祉士については、国内での就労を認める方向で検討する。
 現在、「医療」の在留資格で働く外国人については、歯科医師なら免許取得後6年以内、看護師なら同7年以内など、国内での就労年数が制限されている。しかし、医療関係者や有識者の間では、専門的な国家資格を持つ人材に対し就労年数を制限する必要性は乏しいとする意見が根強い。

 また、外国人介護福祉士については、インドネシアやフィリピンとの経済連携協定(EPA)に基づき、特例的に受け入れているが、日本の大学などを卒業した上で、国家資格を取得した外国人については今後、国内での就労を認める方向で検討する。

 いずれの方向性も、出入国管理行政の指針となる「第4次出入国管理基本計画」に盛り込まれた。今後、同省は厚生労働省の担当部局などと協議し、5年以内の実現を目指す。
( 2010年04月09日 18:45 キャリアブレイン )

抜歯後の痛み止め薬申請 即効性・鎮痛効果を両立

 薬剤は2つの有効成分の長所を生かしつつ短所を補った。トラマドールは高い鎮痛効果があるが、効き目が出てくるまで時間がかかる。効果は持続しないが、即効性があるアセトアミノフェンでトラマドールの短所をカバーした。
 日本では麻薬中毒への警戒から欧米諸国に比べて医療用麻薬の使用が広がっておらず、がんなどの病気に伴う痛みを和らげる治療が遅れているとされる。慢性的な痛みを持つ患者は多ければ2200万人程いる可能性があるが、そのうち、390万人程度が既存の治療では痛みを解消されていないという。
 同社は痛みの治療の啓発活動のほか、品ぞろえを充実して治療の浸透を狙う。
             日経産業新聞 2010.3.9

東京にて

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先週の札幌から今週は東京です。障害者歯科研修会のため昭和大学に来ております。
講演テーマ:重症心身障害児者の内科的合併症
      自閉症への対応ー行動変容法と笑気吸入鎮静法の併用
東京は、曇り気温15℃程度です。桜が散っているとの事ささやかな花見をしたいと思います。

平成21年度在宅歯科診療設備整備費補助金交付について

 当院が平成22年3月1日に上記申請しておりました補助金が交付されることになりました。この内容は、厚生労働省と道が在宅診療を行う歯科医院に設備にかかった費用の2/3の補助金を出すものです。
 当院では、歯を削る器具と入れ歯を削る器具とレントゲンと口腔ケア洗浄する器材を購入しました。今後もより充実した訪問歯科診療にしたいと思っています。

特養の介護職員の医療行為「許容」で通知―厚労省

厚生労働省医政局は4月1日付で、一定の研修を受けた特別養護老人ホームの介護職員が、胃ろうによる経管栄養や口腔内の吸引を実施することを「許容」する通知を各都道府県知事にあてて出した。
 通知で認められたのは、特養で行われる口腔内のたんの吸引(咽頭の手前まで)と、胃ろうによる経管栄養(チューブ接続などは看護職員の業務)。また、実施に当たっては、モデル事業(12時間の研修を受けた看護師が施設に戻り、介護職員に対して14時間の研修を行う)と同等の研修が必要としている。入居者本人(本人に同意する能力がない場合は、その家族など)が書面で同意する意思を示す必要がある。

 その他の実施条件として、▽医師の指示の下、看護師と連携しながら実施する▽たんの吸引等に関して、一般的な技術の手順書が整備され、適宜更新されている▽ヒヤリ・ハット事例の蓄積・分析など、定期的な実施体制の評価・検証が行われている▽たんの吸引などが必要な入所者ごとに、個別具体的な計画が整備されている▽安全確保のための体制整備を行うため、施設長の統括の下、施設内委員会が設置されている―なども示された。
( 2010年04月06日 20:02 キャリアブレイン )

人工歯根で噛む機能回復 インプラント

通常歯を失った場合の治療法には「入れ歯」や失った歯を使う「ブリッジ」があります。「インプラント」とは歯の根の部分の代わりとなる人工歯根を埋め、再び噛(か)む機能を回復させる治療法です。歯を失ったらどこにでもできるというわけではありません。
 全身的な疾患、顎(あご)の骨の状態、歯ぎしりなどの習癖、歯磨きが上手にできるかなどさまざまな点を考慮することが重要です。また、完成したインプラントは定期的なチェックを行うことが重要となります。
             福島民友 2010.2.26

「心のつながり」喜び 「障害者歯科」を開拓

重度の障害者に対応できる歯科は、全国でもまだ数えるほど。遠くから通ってくる親子も多く、親の高齢化が気掛かりだ。地域の障害者歯科医療を整備するために四年前から医師会に協力して、認定医の研修をしている。
 これまで百人近くを送り出した。昨年には、愛知、岐阜、三重、静岡の歯科医師や歯科衛生士らと「東海障害者歯科臨床研究会」を立ち上げた。「高齢社会への対応は、歯科全体の課題。重度障害者の在宅診療もニーズは高いのに人材が足りない。最後の務めのつもりで、がんまります」
             中日新聞 2010.3.2

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