しっかりかんで、おいしく」食べる大切さを伝えようと、甲府市歯科医師会など6団体が食育推進活動として乳児を対象に味覚教育を行っている。地産地消などをテーマに食材教育を実施する食育活動が多い中、味覚や嗅覚などの五感を使い、「おいしい」と感じる体の仕組みを学びながら展開するのが特徴だ。
山梨日日新聞 2012.1.13
しっかりかんで、おいしく」食べる大切さを伝えようと、甲府市歯科医師会など6団体が食育推進活動として乳児を対象に味覚教育を行っている。地産地消などをテーマに食材教育を実施する食育活動が多い中、味覚や嗅覚などの五感を使い、「おいしい」と感じる体の仕組みを学びながら展開するのが特徴だ。
山梨日日新聞 2012.1.13
歯ブラシを口の中に入れさせてくれない方は、①口の衛生観念が乏しい方②認知症があるため認識できない方③口の中に痛みのある方などが考えられます。口のケアが行われずに問題になるのは、虫歯や歯周病ばかりでなく、口にたまった細菌のかたまり(プラーク)や食べ物のかすが誤って肺に侵入することで起こる、誤嚥(ごえん)性肺炎などの全身疾患を併発する可能性が高くなるからです。
①口の衛生観念の乏しい方の場合=口の衛生の重要性を理解し、磨くことの必要性を納得していただくことが大切です。食事がおいしくなったり、口臭が無くなりさっぱりしたりすることなどから理解を深め、根気強い努力と励ましが大切です。
②認知症のある方の場合=簡単な方法から慣らしていく方法があります。まずお茶を飲むことからはじめ、次にお茶で口をすすぐことができるようにし、そして綿球・綿棒・ガーゼなどを湿らせ、口唇、口の中と順に清拭(せいしき)を行って、歯磨きまでもっていくようにします。
③口の中に痛みがある方の場合=日常生活動作の低下に伴い、口のケアの拒否でしか痛みを訴えられない方もいます。一度専門家にmてもらうことも大切です。いずれも、口に合ったケアを探すことが必要です。
福島民報 2012.1.9
日歯は2月11日(土・祝)、昨年8月2日(火)に成立し、同10日(水)に、公布・施行された「歯科口腔保健の推進に関する法律」(歯科口腔保健法)の成立記念シンポジウム「生きる力を支える歯科医療の実現に向けて」を、都内の東京国際フォーラムで定員の800名を超す856名の参加を得て開催した。
日歯広報 2月25日
道歯提供のHBCラジオ番組「カムカムカフェ8020」が、10月5日から
始まりました。
毎週水曜17時から、グッチーさんと本会担当がパーソナリティーと
なり、毎回ゲストと歯にまつわるトークを繰り広げる楽しい番組で
したが、3 月14日で最終放送となりました。
3 月14日 斎藤 断 氏
(全24回 最終)
http://www.hbc.co.jp/radio/index.html
唾液には、食べ物をのみ込みやすくする以外にも、大きく分けて5つの機能があります。①虫歯・歯周病の予防②消化吸収の手助け③免疫力のアップ④ホルモン活性化⑤がん予防です。
”たかが唾液にそんなパワーがあるはずない””大げさだ”と思う人も多いだろうが、これは本当なのだ。例えば食事をすると、歯の表面に付着したプラークに巣くう虫歯菌が、食べ物や飲み物の糖分を利用して酸を分泌、それが歯を構成しているハイドロキシアパタイトを溶かす。唾液は酸に対する緩衝力が強いため、酸性になった口腔内を中性化し、歯から溶け出したカルシウムを再石灰化することで虫歯進行を阻止するという。
日刊ゲンダイ 2012.1.5
鼻ではなく口で呼吸している人は意外に多い。口呼吸だと、細菌やウイルスへの抵抗力が弱まり、アトピー性皮膚炎やぜんそく、花粉症などのアレルギー疾患を悪化させると専門家は警告する。
鼻孔(びこう)にある粘膜や繊毛が、アレルギーを引き起こす空気中の細菌やウイルスをきれいに除去してくれる。さらに、唾液や喉の奥の扁桃(へんとう)でつくられる白血球の働きで、体内に細菌やウイルスが入るのを防いでくれるという。
口には異物を取り除く粘膜も繊毛もない。空気中の細菌やウイルスは除去されないまま扁桃を直撃、免疫力の低下を招く。取り込まれた異物は体内を巡り、細胞に炎症を引き起こす。
日本経済新聞 2012.1.8
口内炎の中で最も頻度が高いので「再発性アフタ」で、一般的には「アフタ性口内炎」と呼ばれているタイプ。唇や舌、頬の内側などに、赤く縁取られた白い円形の潰瘍ができ、痛む。1~2週間で自然に治るが、再発を繰り返すので厄介だ。ありふれた疾患だが原因はよく分かっていない。放置しても治るが、痛みが強いときは炎症を抑えるステロイドの軟こうや貼付剤などがよく使われる。
口内炎になった場合、①舌や頬をかんだり、歯が欠けてとがっていたり、入れ歯が合わないなど、口の中を傷つける原因があるかを確認する。②それがなければ傷に触れないようにして1~2週間様子を見る。アフタ性やヘルペス性の口内炎は通常、その間によくなる。痛みがある場合はステロイド軟こうなどを試してもよいが、症状が悪化したらやめる。③治らなければ、歯科(口腔内科・口腔外科)、耳鼻咽喉科、皮膚科で受診を。
北海道新聞 2012.1.4
厚生労働省は3月6日に、医療情報の提供のあり方等に関する検討会の報告書を公表した。
社会保障審議会医療部会での医療提供体制改革に関する議論の過程において、医療機関のホームページの取扱いを含む医療に関する広告のあり方や、国民・患者にとって分かりやすい情報提供の推進などに関する意見があったことを踏まえ、5回にわたり検討会が議論を重ねてきた。
本報告書は、(1)医療に関する広告規制(2)医療機能情報の提供(3)その他―で構成されている。
(1)の「医療機関のホームページの医療法上の位置付け」では、誘因性、特定性、認知性の三要件を満たさない場合は、原則として広告とはみなさないことを確認。
ただし、ホームページへの記載が禁止される事項や、記載しなければならない事項等を、「医療機関のホームページに関するガイドライン」としてまとめる予定。
具体的な禁止事項として、(i)虚偽、客観的事実であることを証明することができない内容として、「無痛治療や絶対安全な手術といった非科学的な表現」「伝聞や科学的根拠に乏しい情報の引用」(ii)他との比較等により自らの優良性を示そうとするものとして、「日本一」「最高」「著名人も受診している」といった表現―などが例示されている.
厚生政策情報センター 3月8日(木) 配信