記事一覧

口臭 舌ブラシでケア 歯周病も注意

朝起きると口の中がネバネバして、嫌なにおいがする。それは、舌の表面に付いたコケのような「舌苔」という汚れがもとになっている可能性が高い。口の中をきれいにする心がけが、口臭予防の第一歩だ。
 舌苔の正体は、新陳代謝ではがれ落ちた粘膜の上皮、血液の成分、食べ物のかすなど。口の中には元々、何億もの細菌がいるが、その細菌が舌苔の中のたんぱく質を分解することで、卵が腐ったようなにおいのガスを発生させる。
 専用の「舌ブラシ」なら、細く軟らかい毛を使っている上、舌の表面にフィットする形状なので、効率よく掃除ができる。起床時に1日1回がお勧めだが、誰にでもある口臭なので気にしすぎないことも大切。

硬くて変色しにくい人工歯

山八歯材工業は、硬くて変色しにくい人工歯「ユニプラス」を5月に発売する。黄ばみなどの変色を抑えるため樹脂材料を改良し、従来品より長期間白色を保てる。硬さを示すビッカース硬度は従来品と同じ45を維持した。
 人工歯は歯科医で差し歯として使われる。生産は中国工場(江蘇省常熟市)が担当し、日本を含むアジア、欧米で販売する。
               日刊工業新聞 2012.2.22

快適な睡眠のための7箇条

快適な睡眠でいきいき健康生活
   ・快適な睡眠で、疲労回復・ストレス解消・事故防止
   ・睡眠に問題があると、高血圧、心臓病、脳卒中など生活習慣病のリスクが上昇
   ・快適な睡眠をもたらす生活習慣
    ~定期的な運動習慣は熟睡をもたらす
    ~朝食は心と体のめざめに重要、夜食はごく軽く
 2.睡眠は人それぞれ、日中元気はつらつが快適な睡眠のバロメーター
   ・自分にあった睡眠時間があり、8時間にこだわらない
   ・寝床で長く過ごしすぎると熟睡感が減る
   ・年齢を重ねると睡眠時間は短くなるのが普通
 3.快適な睡眠は、自ら創り出す
   ・夕食後のカフェイン摂取は寝付きを悪くする
   ・「睡眠薬代わりの寝酒」は、睡眠の質を悪くする
   ・不快な音や光を防ぐ環境づくり、自分にあった寝具の工夫
 4.眠る前に自分なりのリラックス法。眠ろうとする意気込みが頭をさえさせる
   ・軽い読書、音楽、香り、ストレッチなどでリラックス
   ・自然に眠たくなってから寝床に就く、眠ろうと意気込むとかえって逆効果
   ・ぬるめの入浴で寝付き良く
 5.目が覚めたら日光を取り入れて、体内時計をスイッチオン
   ・同じ時刻に毎日起床
   ・早起きが早寝に通じる
   ・休日に遅くまで寝床で過ごすと、翌日の朝がつらくなる
 6.午後の眠気をやりすごす
   ・短い昼寝でリフレッシュ、昼寝をするなら午後3時前の20~30分
   ・夕方以降の昼寝は夜の睡眠に悪影響
   ・長い昼寝はかえってぼんやりのもと
 7.睡眠障害は、専門家に相談
   ・睡眠障害は、「体や心の病気」のサインのことがある
   ・寝付けない、熟睡感がない、十分眠っても日中の眠気が強い時は要注意
   ・睡眠中の激しいいびき、足のむずむず感、歯ぎしりも要注意
 歯科に関係あるのは、最後の1行だけでした。

死亡男児の両親が再び敗訴 こんにゃくゼリー事故をめぐる訴訟 大阪高裁

兵庫県内の1歳11カ月の男児が平成20年9月、こんにゃく入りゼリーをのどに詰まらせて死亡したのは、口の中で崩れにくいなど商品としての欠陥のためだとして、両親が製造元の「マンナンライフ」(群馬県富岡市)などに総額約6240万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が25日、大阪高裁であった。八木良一裁判長は原告側敗訴とした1審神戸地裁姫路支部判決を支持、原告側の控訴を棄却した。

 原告側は、ゼリーは弾力があってかみ砕きにくく、誤って一気に飲み込みやすいサイズに加工されていると主張。これに対し同社側は一気に飲み込まないよう容器を工夫しており、高齢者と幼児には与えないよう警告表示もしていたと反論していた。

 判決によると、男児は20年7月、祖母が与えた半解凍状態のゼリーを食べようとしてのどに詰まらせ、約2カ月後に死亡した。

 こんにゃく入りゼリーをめぐっては、消費者庁が22年、事故を防ぐために直径を1センチ以下にするなどの基準を策定。各メーカーで改善が図られ、細かく砕いたタイプやこんにゃくの粒が小さな商品なども販売されるようになっている。

 こんにゃくゼリーが原因の窒息事故は、消費者庁が把握している範囲で平成6年以降、少なくとも54件発生し、22人が亡くなった。20年9月に命を落とした今回の男児の事故が、最後の死亡事例だった。

第38回 歯の健康キャンペーンのお知らせ

5月26日(土曜日)午後から大雪アリーナにて、第38回歯の健康キャンペーンと平成24年度旭川市健康まつりが同時開催されます。旭川市健康まつりの開始時刻は午後1時からです。歯の健康キャンペーン会場では、午後1時から「歯の健康相談」が行われていますが、「1歳6ヶ月児へのフッ素塗布」「フッ素うがい体験」などは午後2時からの開始となります。キャンペーンの内容ははぼ例年通りで、フッ素塗布、フッ素うがい体験、歯科矯正相談などです。
                   北海道経済 2012.6月号

家族介護は「女優になったつもりで」

NPO法人の介護者サポートネットワークセンターは20日、家族介護者向けのフォーラムを開いた。この中で講演した臨床心理士は、母親の介護負担に苦しむ女性の事例を紹介した上で、「感情を込めず、女優をやっているつもりで介護するくらいがいい」と指摘した。

 「ケアから見える母娘の関係性」をテーマに講演したが、母親の介護に尽力するあまりに、「母親の家まで行くのがつらい」といった状況に苦しむ女性のケースを紹介。こうした自らの感情に罪悪感を持ち、さらに苦しみを重ねる場合があるとした上で、「介護は感情を込めようとしない方がいい。 2012年05月21日

歯ブラシを使い分ければ、口腔ケアがラクになる!

先輩が教えてくれたのは、先にワンタフトブラシ(細かいところを磨くための
毛先が小さいブラシ)で磨き、次に普通の歯ブラシで全体を磨く方法。「歯ブラ
シを使い分ければいいんだ!」と気づいたYさんは、さっそくワンタフトブラシ
を持って向かいました。
 まずは歯と歯ぐきの境目や歯が重なっているところをワンタフトブラシでなぞ
るように磨きました。すると、びっくりするほど簡単に汚れが落ちたのです! 
最後に普通の歯ブラシで全体を軽く磨くと、前回とは比べ物にならないほど歯が
ツルツルに。
「今日はすごくさっぱりしたわ。ありがとう」

「歯磨きには歯ブラシ1本という先入観があったので、2本使う方法は目からウ
ロコでしたね。かかる時間はほとんど変わらないのに、すごくきれいになるんで
す」
 これを機に口腔ケアに関心を持ったYさんは、書籍やセミナーで積極的に勉強
をするようになりました。最近は“糖尿病患者は唾液の分泌が少ないので乾燥し
やすい”ことを知り、保湿剤も取り入れたそうです。

糖尿病と癌に関する合同委員会立ち上げる 日本糖尿病学会

日本糖尿病学会理事長の門脇孝氏は、5月17日(木)に行われたセッシ
ョン「理事長声明」の中で、アクションプランである「DREAMS」の
これまでを振り返り、その先にある最終目標は「Breaking up with
Diabetes(糖尿病よ、さようなら)」であると言及した。日本糖尿
病学会アクションプラン2010(通称、DREAMS)は、学会が2009年に
定めた第2次対糖尿病戦略5カ年計画に基づいて、具体的な活動目標
を掲げたものである。門脇氏は「DREAMS(夢)の実現に向けて」と
題して講演し、糖尿病研究の推進としては、新たに特別調査研究事
業として糖尿病と癌に関する合同委員会(委員長・国立国際医療研
究センター研究所の春日雅人氏)が立ち上がったことも取り上げた。
同委員会では、糖尿病罹患と癌発症リスク、糖尿病治療と癌発症リ
スクなどの疫学的評価を行うとともに、糖尿病患者の癌スクリーニ
ング指針を策定し、さらに糖尿病と癌の予防法の提言をすることを
目標に活動展開するという。また糖尿病の抑制については、唯一数
字目標を掲げている点に言及。具体的には、2015年の時点で糖尿病
患者数の増加を減少に転じさせ、糖尿病関連の死亡者数を現在より
減少させると定めていることを再確認した。この数字目標の実現に
向け、例えば日本医師会、日本糖尿病学会、日本糖尿病協会の三者
で設立した糖尿病対策推進会議が主導し、検診受診の促進と事後指
導による一次予防、糖尿病管理の質の向上と受療継続の推進、さら
には病身連携の推進に取り組んでいるとした。

過去ログ