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牛乳をいっぱい飲んでいますか?

これからどんどん大きく成長する子どもたちは、カルシウムやタンパク質などを毎日たくさん摂取することが、とても重要です。
①カルシウムは、じょうぶな骨や歯をつくります。
②カルシウムは、神経をリラックスさせます。
③牛乳に含まれるタンパク質には、体の中ではつくれない必須アミノ酸が入っています。
④牛乳は、ストレスから胃を優しく守ります。
⑤その他、牛乳に入っている乳糖やビタミンA、乳脂肪なども、体を元気にしてくれます。

インフルエンザが大流行の恐れ

今冬はインフルエンザが昨年11月中から広がりはじめ、国立感染症研究
所感染症情報センターが1987年に調査を開始して以来、最速の流行とな
っている。
同センターが12月26日にまとめた速報値によると、「第50週」(12月10日~
16日)の定点当たり報告数は5.67件に達し、全国的な流行開始の指標とさ
れる「1.0」を大幅に上回る勢いになっている。インフルエンザの流行は、学
校や会社が休み(年末年始休暇)に入ると、いったんは落ち着くものの、休
み明けには再び加速する可能性がある。

今シーズンは10月中旬から報告数が増え始め、12/26の速報値によれば
50週時点の定点当たり報告数は都道府県別では、北海道(18.8)、岡山県
(3.8)、埼玉県(9.6)、葉県(8.9)、神奈川県(8.8)などの順で、厚生労働省に
よれば、特に心臓や呼吸器系の疾患がある人や高齢者、小児がかかれ
ば最悪の場合、死に至ることもある。06年には865人(うち82%は65歳以上)
がインフルエンザにより死亡しているといい、注意を呼び掛けている。

感染経路はせきやくしゃみ等に伴う飛沫による空気感染であるので、特に
歯科では交叉感染の機会が高いと考えられる。インフルエンザと“単なる
風邪”との違いは風邪はのどの痛み、鼻水、くしゃみや咳などの症状が中
心、一方インフルエンザは、そういった症状のほかに38度以上の高熱、頭
痛、関節痛、筋肉痛など全身症状が強く見られる。
さらに、気管支炎や肺炎、乳幼児の場合はインフルエンザ脳炎など合併症
を引き起こす可能性もあり、病原となるウイルスもインフルエンザと通常の
風邪では異なっている。
(国立感染症研究所感染症情報センター 主任研究官・安井良則氏)
 予防対策を心がけ、万全の注意を払いたいものです。

インフルエンザの感染予防についてはこちらを参照!
http://www.yoshida-pharm.com/information/dispatch/dispatch86.html

福祉灯油購入助成事業

旭川市では、灯油価格の高騰に伴う平成19年度の特別措置として、暖房用に灯油を使用している高齢者・障害者・母子の低所得世帯に、灯油購入助成として1世帯あたり5000円を支給します。助成対象となる世帯の要件は、旭川市保健福祉部福祉総務課25-6312までご連絡ください。

Q..在宅歯科診療で口腔ケアは必要ですか?

A.口腔ケアとは,口腔清掃,歯石の除去,義歯の調整・修理・手入れ,簡単な治療などにより口腔の疾病予防・機能回復,健康の保持増進,さらにQOLの向上を目指した技術である。
 口腔ケアの目的は
 1.誤嚥性肺炎の予防
 2.口腔疾患の予防
 3.QOL ( Quality of Life ) の向上である。

 1.誤嚥性肺炎の予防
嚥下反射・咳反射の低下した老人は,睡眠中に不顕性の誤嚥   をたびたび起こし,この際,唾液とともに口腔内の細菌も同
時に誤嚥するため生命を脅かす誤嚥性肺炎を起こしやすいと
いわれている。 そして,口腔内の細菌を減少させるために
は,口腔ケアが有効である。
 2.口腔疾患の予防
  適切な口腔ケアにより虫歯や歯牙の尖った部分による粘膜の
外傷を防ぎ、歯周病、口内炎などを防ぎ口臭も予防される。
3.QOLの向上
  口腔ケアにより口腔内の爽快感がえられ、また唇、舌、粘膜
または表情筋などを刺激し、口からの食事を可能にしていき
笑顔で生活できるよう努める。

8020運動とは

80歳で20本の歯を残そうという日本歯科医師会からの提案です。これを達成することにより様々な利点が出てきました。
①残存歯数が少ないほど、医療費が高くなる。
 19歯以下は20歯以上に比べ、医療費が30%ほど高い
②歯周病の程度が重度になるほど、医療費が高くなる。
 歯周病になっている人は、そうでない人に比べ、医療費が21%ほど高い
③残存歯数が少ないほど、入院日数が長い
 19歯以下は20歯以上に比べ、入院日数が約25%(3日)長い

口腔ケアで~変わること~できること

口腔ケア 関係職種研修会として下記にて行われます。
日時:平成20年2月2日(土)13:30~17:15
場所:旭川大雪クリスタルホール 大会議室
参加費:無料
講演者:口腔ケアの必要性 松田 旭川医大教授
    周術期と急性期の口腔ケア 大西 池田市立病院口腔外科                 部長
    口腔ケアの実際  村松 札幌市立大 講師

いざというときのための防災心得帳

北海道でも毎年さまざまな災害が起こっています。日ごろからの危機管理を行い、地震発生を例に、今一度、防災に対する心構えをチェックしましょう。
(地震は発生したら)
 ①まずは、身の安全、次に火の元確認
 ②日ごろからライフラインがストップしたときや避難時の備えを
 ③避難勧告が出たら速やかに避難場所へ
 ④家族の連絡方法、安否確認の方法を決めておく
               広報紙 ほっかいどう 2008.1

「中高年者の生活に関する継続調査」 厚生労働省

厚生労働省は全国の50代の男女を対象に行った「第2回中高年者縦断調査」(中
高年者の生活に関する継続調査)」の結果を公表しました。この調査は、団塊の
世代を含む50歳から59歳の中高年者世代の健康の変化や就業を継続的に調べるも
ので、第1回は2005年度に実施しています。
 健康の状況についての結果をみますと前回の調査で健康状態が「良い」と答え
た人が「悪い」に変わった割合は9.3%で、一方で「悪い」と答えた人が「良い」
に変わっ割合は39.0%でした。健康状態を6段階でみますと、前回と今回の両方で
「どちらかといえば良い」と答えた人がもっとも多く57.8%で「どちらかといえ
ば悪い」が45.1%でした。また、「健康状態が良くなった、変わらない」と答え
た人のなかで、前回調査より継続して健康維持のために心がけていることとして
多かった項目内容(複数回答)は、「ストレスをためない」(69.8%)「適度な
運動をする」「年に1回以上人間ドックを受診する」「適正体重を維持する」
(69.4%)「食後の歯磨き」(69.3%)などとなっていました。また、医師から
診断されている6つの疾病(糖尿・心臓・脳卒中・高血圧・高脂症・悪性新生物)
で「あり」の割合は第1回に比べ悪性新生物を除く5疾病で高くなっています。
また、男女でも悪性新生物を除く5疾病で「あり」の割合は男性が高く特に高血
圧や糖尿はの差が大きくなっています。

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