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8020運動

11月10日 北海道歯科医師会館にて
80歳で自分の歯が20本以上持っている(8020運動)を達成した高齢者を対象にした北海道コンクール表彰式がありました。
北海道第一位の最優秀賞と第二位には、旭川在住のかたが選ばれました。過去10回のコンクールでも旭川歯科医師会から8人が全道一に輝いています。これは、当歯科医師会と旭川市など行政と協力して、自分の歯を大切に残している今回の8020運動の成果といえるでしょう。ちなみに、旭川歯科医師会で入賞された方が10人でその中に当院に通院されている方もいらっしゃいました。
            メディア旭川 2007.12

むし歯ゼロへの近道、フッ化物応用

平成19年11月23日に第31回むし歯予防全国大会が、沖縄県男女参画センター「てぃるる」(那覇市)において、行われました。
 テーマはタイトルでした。
 日本歯磨工業会から「フッ化物配合歯磨剤のシェア」が89%となったことが発表されました。また、むし歯予防法は、発生要因から
①むし歯に対して抵抗性の強い歯質をつくる
②歯の表面環境を清潔な状態に保つこと
が考えられますが、後者に限界があるため前者特にフッ化物による歯質強化を行うことを推奨しておりました。
 世界の先進諸国では、フッ化物応用の普及が進み、日本よりもむし歯は劇的に減少しています。しかし、わが国依然として、フッ化物普及の遅れがあり、フッ化物応用の普及と推進が最優先課題であると報告されました。
             旭川歯科医師会便り 2007.12

関節痛が起こる病気

 人間の体には100ヶ所以上の関節があり、関節痛を引き起こす病気は、ひじやひざなど部位によって異なります。特に気をつけたい病気を挙げると
①関節リウマチ
②変形性脊椎症
③化膿性関節炎
④肩関節周囲炎
⑤変形性関節症
⑥通風
⑦外傷
                キッチンサプリ 2007.12

フロスで歯周病、口臭を予防

 歯磨きだけでは不十分
  日本では約7割の人が、1日に2回以上歯磨きしています。それ にもかかわらず歯周病にかかる人は少なくなりません。実はどん なに上手に丁寧に磨いても、歯ブラシだけでは歯垢の約6割しか 落とせないというデータがあります。

 補助用具
  磨き残しを減らすためには、デンタルフロスや歯間ブラシなど を用いると良い。フロスを用いると歯垢の除去が歯ブラシと併用 で86%に歯間ブラシでは、95%にアップする。

 まずは週1回からはじめてみる
  ①歯と歯の間にフロスを入れる場合は、ノコギリをひくように  ゆっくりとする。一気にいれると歯ぐきを傷つけることもあ   る。
  ②歯と歯の間にフロスが入ったら、片方の歯と歯ぐきの間に糸  が少し隠れるまで、4~5往復させる。深く入れすぎない
              Nikkei Business
  

明けましておめでとうござます。

 2008年の幕開けです。
今年も宜しくお願いします。

ごあいさつ

 この1年当HPに来ていただきありがとうございました。毎日1つのコラムを書こうをなんとかやってきました。今後は、写真をいれることやジャンルを広げることなど様々な課題がありますが、何卒宜しくお願いします。
 皆様の来年の益々のご健勝を祈念いたしまして挨拶のことばにかえさせていただきます。
                    院長 藪下 吉典

歯は健康の源 定期健診のメリット

実際に何をどうすれば歯の健康でいられるかと聞かれた場合に、今までの生活習慣を見なおし、お口の健康増進にために行う一番大切なことは、かかりつけ歯科医院で定期健診を受けることです。具体的には定期的に医院で指示通りの指導と処置を受けた人の60歳以上での歯が抜ける本数が1本にくらべ痛いときだけ通っている人での抜ける本数が10本を越えています。通常の人間の歯が親知らずを除いて28本ですから大変な差です。
             2007.11.26 十勝毎日新聞

むし歯の本数について

中学・高校生から増えるのはなぜ?

2005年の厚生労働省の歯科疾患実態調査によると12歳のDMFT歯数は、1.7本だそうです。DMFT歯数とは、永久歯のむし歯になった歯数で、Dは治療していないむし歯、Mはむし歯で抜いた歯、Fは治療した歯、その合計の歯数です。12年前のDMFT歯数は3.6本ですので、小学生のむし歯は12年間で半分に減りました。

しかし、14歳のDMFT歯数は3.3本、15~19歳は4.4本となり、中学生・高校生になるとむし歯がかなり増えてきます。
そして、25~29歳では9.6本、30代になると12.8本となり、65歳以上では20.8本となります。
小学生の時は親の管理で歯を磨いたり、おやつを食べますが、中学生ぐらいから親の管理を離れ、自主性に任せられます。

当歯科医院でも、小学生までは定期的に来院してくれて、健診・むし歯予防処置ができたのに、中学生になると塾やお稽古で忙しくなり、来院しなくなる場合が多いです。小学生までは、むし歯ゼロだったのに、高校生になってしばらくぶりに来院してくれたら、むし歯がたくさんできていたりということもしばしば。中学生・高校生になっても定期健診で来てほしいものです。

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