記事一覧

あなたの「歯ぎしり」をチェック!

あなたの「歯ぎしり」や「噛み締め」をチェックするテストです。下記の項目に当てはまる場合は〆を。

 レッドゾーン
   □歯ぎしりをしていると、家族から指摘されたことがある
   □集中しているとき、緊張しているとき、無意識のうちに噛み締めていることが多い
   □歯科医院で「歯ぎしりや噛み締めをしていませんか?」と聞かれたことがある
   □事故やケガを除き、歯が割れた(折れた)ことがある
   □頬の内側の粘膜や舌の周辺に歯の跡がついている
   □歯がかなりすり減っている
   □肩こりがひどい
   □頭痛があることが多い

 イエローゾーン
   □詰め物がたびたびはずれる
   □犬歯やその前後の歯の先端が極端にすり減っている
   □朝起きたときに、口の周囲にこわばりがある
   □下あごの内側に、歯茎が硬く隆起しているところがある
   □歯の付け根がくぼんでいる
   □虫歯でもないのに、しみることがある(知覚過敏)
   □あごの関節に痛みがあったり、カクカク音がなる
   □エラが張っている
   □ストレスがたまりやすい

 判定
  レッドゾーンのチェック項目に〆印が3つ以上ある場合は、ほぼ「歯ぎしり」をしていると判断できます。また、レッドゾーンに〆印が1つ以上あり、イエローゾーンにもチェック印が3つ以上ある場合、歯ぎしりをしている可能性が高いでしょう。

花を愛していただける方へ進呈しています。

ファイル 2126-1.jpg

 当院では、日時は、不定期ですが花が好きな方へ進呈しております。(当院のフラワーの名称は、実家が花を作っているためです。)

骨再生で楽にインプラント

東京医科学研究所は31日、歯を失った後、衰えて小さくなった顎の歯槽骨を再生してインプラント治療を容易にする臨床研究を、近く実施すると発表した。従来は自分の腰や顎などの骨を移植していたが、実用化すれば患者の負担が軽くなる。
                  中日新聞 2011.4.1

胃ろう 利点と課題 患者の負担少なく、誤えん予防/取り外し難しく

口から食事をとれなくなった時、胃につながる管をつけ栄養補給する「胃ろう」。鼻から管を通す方法に比べ患者の負担が小さいといわれる一方、「一度つけたら外すのは難しい」との指摘もある。老親を介護する時、医師から胃ろうの取りつけを求められ、戸惑う家族は少なくない。胃ろうをつける時に知っておきたい背景や知識をまとめた。【有田浩子】

 広島市の学校講師の女性(51)の義父(80)は昨夏、脳の手術で入院し、鼻から管を入れて栄養をとり続けてきた。女性と義母(75)は、口から食べる訓練をしてほしいと医師に何度か頼んだが、「飲み込むときに誤って気管支に入ると肺炎になるおそれがある」として、断られた。

 その後、医師や看護師は「鼻から管を入れ続けているのは本人にとってつらい」などと、胃ろうを取りつけるように繰り返し勧めるようになった。ものを飲み込む「えん下」の機能を調べたところ、液体も固体も飲み込むことができた。しかし、病院側は「99回成功したとしても1回でも誤えんがあってはダメだ」と説明して、口から食べる訓練をしようとしなかった。

 義父は義母と2人暮らし。義母も体が弱く、退院しても自宅で義父の世話をするのは難しい。女性も当時は実父が入院して、義父の介護は不可能だった。病院からは早期の退院を求められ、「胃ろうにすれば退院後の施設の選択肢が広がる」との説明も受けた。結局、2月末に胃ろうを取りつけて、3月末に退院した。現在は、老人保健施設に入所している。

 胃ろうにしてからは、経鼻栄養の管がはずれないように固定されていた両手を動かすことができ、会話もできるようになった。女性は「選択は間違っていなかったと思う」と自分に言い聞かせているが「義父が口から食べたいと言い始めたら、どうしたらいいのか」と戸惑いも口にした。

歯が悪いお年寄りも楽しめるフランス料理を作った石原雅弘さん 「職業紹介企画」

東京の「ホテルメトロポリタン エドモント」の中にあるフランス料理のレストラン「フォーグレイン」では、歯が悪いお年寄(としよ)りや、病気でかたいものを飲みこめない人もおいしく食べられる料理が評判(ひょうばん)だ。料理長の石原さんは病院などで出る介護食(かいごしょく)では満足できない人も「笑顔で良かったと言ってくれます」とうれしそうに話す。

 料理は、前菜(ぜんさい)に始まり、スープ、メーン、デザートとふつうのフランス料理と同じコースメニューだが、かまなくても、なめらかに、のどを通るという点だけがちがう。材料はやわらかくにこみ、ミキサーにかけてすりつぶした後で、料理に使っている。フランス料理ではもともと、ムースやピューレなど、こうした調理法(ちょうりほう)が多いので作りやすかったという。

 メーンの「牛肉の赤ワインにこみ」は歯ごたえはないが、口の中で肉のうまみが広がる。肉にそえるブロッコリーやタマネギ、トマトといった野菜は、もとの形はなくなっているが、取れたてで材料の味がわかり、季節感たっぷりだ。

 病気で胃を手術(しゅじゅつ)して、退院(たいいん)したばかりのお客さんに食べやすいメニューを2年前に出したのが、新しい料理を工夫(くふう)するきっかけになった。今では病院から患者(かんじゃ)さんの食事に出すため、作り方を教えてほしいとたのまれている。
2011年5月18日 提供:共同通信社

歯周病菌 動脈硬化悪化の因果関係、遺伝子レベルで証明 新潟大

歯周病菌が動脈硬化を悪化させることの因果関係について、新潟大歯学部の山崎和久教授(歯周病学)の研究グループが、遺伝子レベルでの証明に成功した。19日(日本時間20日)の米科学誌プロスワン電子版に発表する。

 山崎教授らは実験用マウスに週2回、歯周病菌を投与。一定期間経過後に肝臓や血管の組織を調べたところ、動脈硬化のリスクを減らす善玉コレステロールを生み出す遺伝子の発現量が低下していたことが判明した。

 また、動脈硬化を起こしているマウスへ同様に菌の投与を約5カ月間行い、動脈の内側を調べたところ、菌を与えていないマウスでは病変の面積が6%だったのに対し、投与したものでは45%に拡大したという。

 山崎教授は「歯周病が動脈硬化を悪化させることはこれまでも統計調査などで明らかになっているが、遺伝子レベルで証明したのは世界初。歯周病の予防や治療で動脈硬化の発症が抑えられ、医療費の抑制にも結びつく」と話した。
2011年5月20日 提供:毎日新聞社

80歳で20本以上が4割 6年前の2倍に 長野県民歯科保健実態調査

自分の歯が20本以上残っている80歳の高齢者は10人に4人で、6年前の割合の2倍に増加――。県が17日までにまとめた「県民歯科保健実態調査」で分かった。県では国と日本歯科医師会が約20年前から推進する「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」と啓発する「8020運動」の成果や、口腔(こうくう)衛生の関心の高まりを反映しているのではないかと分析している。

 調査は6年ごとに実施。今回は県内34地区の2000世帯(15歳以上)を対象に昨年9~11月にかけて行った。口の中を視診する口腔検査に509人が参加、アンケートには1056人が回答した。

 調査結果によると、80歳で歯が20本以上残っている人は38・4%。前回(04年)20・4%▽前々回(08年)4・5%――と比べ、高齢者でも自分の歯が多く残っている人の割合が大幅に増えた。

 一方、中程度(歯と歯茎の間に4ミリ以上の歯周病ポケットがある)の歯周病を患う割合は40歳代で37・6%▽50歳代で41・2%――と約4割を占め、働き盛りの世代で、歯を失う大きな原因の歯周病が広がっていることも分かった。

 県健康長寿課は「知識の普及で高齢者世代の歯の健康は成果が出ている。働き盛りの世代は関心が低いためか歯周病が多く、世代で意識の差が著しい」という。
2011年5月19日 提供:毎日新聞社

こむら返りに神経ブロック

布団に入ってうとうとした頃に、ふくらはぎに激痛が──。多くの人が一度は
経験したことがある「こむら返り」。腰椎変性疾患や糖尿病などでは発生頻度が
高く、中には日常生活に支障を来す人も少なくありません。

 こむら返りは、腓腹筋や足指筋に突然起こる一過性の痙攣で、末梢神経の異常
興奮や、筋肉内の電解質異常などが関与していると考えられています。特に発生
頻度が高い腰椎変性疾患の患者の場合、こむら返りに有効とみられているのが、
深腓骨神経ブロックです。深腓骨神経の末梢部、母指と第2指MP関節の間の圧痛点
に、局所麻酔薬を注射する方法で、こむら返りの発生頻度が1カ月に1回以下に減
少したという報告も出ています。

 こむら返りが起こりやすい疾患としては、糖尿病も見逃せません。発生頻度を
減らす治療法には、芍薬甘草湯やタウリンなどの投与、就寝前のストレッチやマ
ッサージがありますが、効果を裏付けるエビデンスは確立されていません。最近
ではマグネシウム(Mg)の効果に着目し、Mgを多く含む緑黄色野菜や雑穀類、海
藻などを積極的に摂取するよう、患者に食生活の改善を指導するケースも出てい
ます。こむら返りに有効な、治療の工夫を紹介しました。

過去ログ