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避難所の健康保持 口内ケアが大きな効果

東日本大震災の被災者が県内の避難所にも数多く身を寄せている。慣れない避難生活や被災のショックは免疫力を低下させ、健康疾患につながることが心配される。口の中を清潔にすることが、虫歯や歯周病だけでなく、細菌による誤嚥性肺炎やインフルエンザの発症を防ぎます。しかし、歯ブラシなどの用具や水がなく、歯磨きができる環境にない方もおられるかもしれません。歯ブラシの代わりに、スポンジ、ハンカチ、カーゼなどの布、綿、テイッシュ、綿棒を代用できます。何もなければ、自分の指や爪でもできます。奥歯から順番に前歯そして奥歯とこすっていきますが、裏側、表側、かむ面を1本ずつ丁寧にキュッ、キュッと音がするぐらいまでこすります。歯と歯の間は爪でこそげとり、もし、弁当のつまようじがあれば、けがをしないように先で汚れを落とします。つまようじにテイッシュを巻き、歯と歯の間の歯肉に入れ、歯間ブラシ代わりに使えます。血が出ても怖がらず奇麗にしてください。不潔、ビタミンC不足、過度のストレスなどが重なると歯肉は炎症を起こしやすくなりますから、まず清潔を心掛けてください。
            新潟日報 2011年3月24日

免疫力をアップすると、どんないいことがあるの?

①花粉症の改善・予防ができる
免疫力は、体内に入ったアレルギー物質に体が反応するのを抑える力。スギ花粉が大量に飛ぶ春も、免疫力がしっかり働いていればマスクなしで過ごせます。

②がんになりにくい体になる
免疫力には、腫瘍の増殖を防ぐ働きがあります。たとえば、胃潰瘍やガンの発生を抑えたり小さくしたりするのも、免疫力の働きです。

③ウィルスに負けない体になる
免疫力は、体内に入った菌に抵抗する力。インフルエンザが流行る時期、体内に戦う力があれば元気に乗り切れます。

④歯周病の症状を緩和・予防ができる
細菌が侵入してきたときに、体内で応戦するのが免疫力。歯周病になったとき、外からのプラークコントロールに加え内側から抵抗する力があれば、症状を改善できます。

「鼻呼吸」がいい理由

そもそも鼻は、高機能な空気清浄機と、加温・加湿器の機能を
合わせ持ってると言われています。
ですので、呼吸により外部から空気を体内に取り込んでも、
鼻の中で菌やホコリなどを落として清浄な状態にし、
さらに、加温・加湿して肺に届けてくれるので、
体を冷やしてしまうことによる、悪影響もないわけです。
以下のような効果があると言われています。
※これらには、個人差があります。
・いびきの防止
・のどの保護
・風邪をひかない、ひきにくい
・睡眠が深くなる
・夜間にトイレで起きなくなる
・無呼吸症候群がよくなる
・集中力がアップする
・唾液の分泌促進
・虫歯ができにくくなる
・免疫力がアップする
・顎関節症の改善
・顔のゆがみ・たるみ・しわの改善
・アレルギーの改善

厚労省の社保改革案、連休明けに提示

民主党の「社会保障と税の抜本改革調査会」(会長=仙谷由人官房副長官)は4月26日、社会保障と税の一体改革に関し、東日本大震災を踏まえた政府の検討状況などについて、内閣官房からヒアリングを行った。厚生労働省の社会保障改革案について、中村秀一・社会保障改革担当室長は、「ゴールデンウイーク明けの(社会保障改革に関する)集中検討会議の場で報告いただける」との見通しを示した。

 厚労省の改革案は、省内の検討本部が月内の取りまとめに向けて作業を進めている。中村室長は、「厚労省では、最後の詰めを行っている段階と聞いている」と進ちょく状況を説明。「5月の連休明けにできるだけ早く、報告をいただきたい」と述べた。
 その後のスケジュールについては、厚労省案を踏まえた集中検討会議での議論を経て、「5月のうちには社会保障改革の方向性と必要な財源額を出す作業をし、(政府・与党案を取りまとめる)6月末までの議論につなげていきたい」とした。

エンシュア缶の類似製品も医療扶助の対象に

東日本大震災の影響で経腸栄養剤エンシュア・リキッド缶、同・H缶の供給不足が見込まれる問題で、厚生労働省は4月11日、「医療食」扱いの類似製品について、生活保護を受給している在宅療養患者への医療扶助の対象とすることを各都道府県などの生活保護担当課に事務連絡した。
 医療扶助は原則、保険外の療養については対象になっていないが、エンシュア・リキッド缶、同・H缶の供給が不足し、保険が適用されていない「医療食」を代替で使用する可能性があることから、同省は「一時特例的に実施する措置」として認めることにした。
 エンシュア・リキッド缶、同・H缶は、製缶工場(宮城県仙台港)の被災により、製造販売元の明治が製造を中断している。このため、4、5月については、現時点での在庫(約1か月分)を含めても、全国的に最大2割程度の供給不足が想定されている。

平成21年度国保1人あたりの医療費前年度比歯科だけが市町村、国保とも減少

厚労省が発表した平成21年度国民健康保険事業年報により、市町村と組合を合わせた歯科の1人当たり医療費は2万1779円となり、国民健康保険の都道府県別1人当たり医療費で歯科だけが前年度に比べ1.0%減少していることがわかった。市町村は2万2141円、組合1万8022円で、前年度に比べ1.00%、2.0%それぞれ減少している。
歯科1人当たり医療費の平成17年度以降の年度別では、20年度が
2万2005円で最も高く、次いで21年度となっている。
都道府県別の1日当たり医療費では、北海道が最も高く6959円、次いで秋田6893円、岩手6824円の順。最も低いのは群馬で5639円、次いで熊本5645円、鹿児島5711円の順。
一方、歯科の市町村、組合を合わせた被保険者100人当たり受診件数(受診率)は21年度157.3で17年以降増加している。1件当たり日数は2.2日で、前年度に比べ0.1日減った。

全国各地でチャリティー講演会

4月29日(土) 名古屋 10:00 ~ 17:00
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東北地方太平洋沖地震被害復興支援のための
歯科チャリティー講演会

講演会のスケジュール
10;00 開会 挨拶
10;10 須崎明先生(ぱんだ歯科)
11;00 飯田吉郎先生(ナディアパークデンタルクリニック)
11;50 山田和伸先生(カナレテクニカルセンター)
12;40 昼休憩
13;30 小野寺良修先生(小野寺歯科)
14;20 船登彰芳先生(なぎさ歯科)
15;10 休憩
15;20 石川知弘先生(石川歯科)
16;10 吉木邦男先生(吉木デンタルクリニック)
17;00 閉会

会場
愛知学院大学歯学部楠本学舎
図書館情報センター4F大講義室

参加費
歯科医師 10,000円,歯科技工士 5,000円,研修医・学生 2,000円

本講演会は、講演して頂く先生方のご厚意を始め、
多くの方々のご協力で成り立っております。

また、愛知学院大学歯学部さんのご厚意により
会場も無償で提供していただきました。
皆様から集めさせて頂きます参加費は、
東北地方太平洋沖地震被害に対しての義援金という形で
責任持って送らせて頂きます。

お申し込み方法
参加費を下記口座にお振り込みの上、
E-mailアドレス tokainext@me.com宛に
1.ご氏名、2.所属(勤務先)を記載し、
4月21日までに参加確認のメールを頂けるようお願い致します。
尚、4月21日までに事前申し込みを頂いた方には、
昼食のお弁当をご用意致します
(お弁当代についての別途料金は必要ありません)ので、
なるべく事前にお申し込み頂けるようお願い致します。

愛知銀行 東山支店普通口座
2013573 Tokai Next Generation


※事前申し込みは4月21日までということですが、
 まだ参加可能です。

http://www.nadyadent.com/news/photo/429.pdf

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■5月22日(日) 東京 9:00 ~ 17:00
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東日本大震災復興支援チャリティー講演

会場
東京国際フォーラム ホールD5

講演者
山崎長郎 先生、伊藤雄策 先生、榊 恭範 先生、
行田克則 先生、植松厚夫 先生、
青島徹児 先生、藤田大樹 先生、寺西邦彦 先生

会費 10,000円
(収益金は全顎、義捐金として、日本赤十字社を通じて寄付されます)

定員 200名

主催 : スタディーグループ赤坂会


このたび東日本大震災で被災された方、ご家族、
関係者の皆様に心からお見舞いを申し上げますとともに、
震災によって犠牲になられた方とご遺族の皆様に
深くお悔やみを申し上げます。

スタディーグループ赤坂会では、被災地支援の会員歯科医の要望から、
全国の会員歯科関係者等に連絡し、歯ブラシ、口腔ケア用品を集め、
被災地避難所等に配送してまいりましたが、
全国多数の方々からの支援の歯ブラシ等は、30,000余本となり、
多くの被災地より感謝の言葉をいただいております。

しかしながら、被災地での復興には多くの時間を要し、
また多くの難題があるのが現状です。

私たち会員は今後とも何らかのお手伝いをしたいと思い、
今回、大震災復興支援チャリティー講演会を開催する運びとなりました。
ご賛同いただいた、著名な演者の方々は、ご多忙の中、
快く日程調整をしていただき参加いただけることになりました。

チャリティー講演会ではありますが、
我が国を代表する最先端の演者の方々の御講演は
日々の臨床に有益であることは間違いありません。
より多くの方々のご参加をお待ち申し上げます。

(スタディーグループ赤坂会顧問 寺西邦彦)

http://www.akasakakai.com/2011/04/post-5.html

介護職員の年収「400万円前後が妥当」

ずっと常勤だった介護職員なら、年収の平均は400万円前後が妥当―。介護関係者の約半数は、常勤の介護職員の平均年収額について、「351万円―450万円」が適当と考えていることが、淑徳大の結城康博准教授の調査で明らかになった。 

 結城准教授と本多敏明助手らは、東京を中心に1都3県(千葉、岐阜、長崎)の介護福祉士やケアマネジャーらに質問用紙を直接配布し、回答を記入してもらう方法で調査を実施。今年1月から3月にかけて、858人分(東京は417人分、3県は441人分)の有効回答を得た。

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