記事一覧

歯つらつ健口セミナー・相談

 内容 講話「歯周病予防の基本ブラッシング」、歯や口についての個別健康相談
 日時 7月25日(月)午前10時から
 場所 問診指導室(第二庁舎3階)
 申込 健康推進課 ℡25-6315

シェーグレン症候群の口腔乾燥にアズレンうがい薬が有効な可能性

シェーグレン症候群では口腔や眼の乾燥症状がほぼ必発する。唾液分泌を促進す
る塩酸セビメリンを用いても口腔乾燥症状が改善しない無効例に対して、アズレン
スルホン酸ナトリウムを含むうがい液を使用させたところ、水道水によるうがいに
比べ、有意な改善が認められた。岩手医科大学呼吸器アレルギー膠原病内科の小林
仁氏らが、7月17日から20日まで神戸で開催されている日本リウマチ学会
(JCR2011)で発表した。

へんとう腺? 正しくは「へんとう炎」

へんとう腺で熱が出たという話をよく聞きます。これは変な言葉です。「へんとう腺」は病気のは病気の名前ではなく、身体の部位の名前です。実は「へんとう腺」という言葉も不正解です。「腺」という字は分泌液を出す器官を指す言葉なのですが、へんとう腺は分泌液を出さないからです。正しくは単に「へんとう(扁桃)」といいます。正確には「へんとう炎で熱が出た」というべきでしょう。
 へんとうはノドの両側の壁に盛り上がって見える器官です。私たちの身体のいたる所にリンパ節と呼ばれる器官がありますが、このうちのとても大きなものがへんとうなのです。リンパ節はリンパ球を代表とする免疫を担当する細胞が集まっている場所で、身体に侵入してきた病原体をここで攻撃する関所としての役割や、ここからリンパ球などを病原体が侵入した部位に派遣する駐屯地の役割を持っています。
                  2011.7.13 北海道新聞

唾液の毒消し作用 活性酵素を分解、無害化

発がん物質などの有害化学物質は細胞の中に「活性酵素」というがんや老化の原因となる毒素を発生させること、そして唾液中のペルオキシダーゼなどの抗酸化酵素が活性酵素を素早く分解して無害化することを報告。こうした物質の発がん性を減らすには、たっぷりと唾液を混ぜ合わせて食べることが大切であると結んでいます。
 有害化学物質を含むものは絶対に食べてはいけませんが、食品添加物には、安全性の評価が定まっておらず、ある日突然に発がん性やアレルギー性などが分かり、使用禁止となるものがあります。唾液の毒消し作用がそうした添加物にどれだけ有効かは不明ですが、しっかりとかんで食べておくにこしたことはないでしょう。
                  2011.7.13 北海道新聞

スポーツとマウスガード 自分の口に合わせて

マウスガードは、マウスピースやマウスプロテクターともいい、スポーツ時に歯に装着して歯と口のけがを予防したり、軽くしたりするための安全具です。マウスガードを装着することで接触時の衝撃が緩和され、歯が抜けたり折れたりするような場合でもぐらつく程度に軽減できると言われています。
 また、脳への衝撃が軽減され、脳振とうや頚椎(けいつい)損傷を防いだりする効果もあると言われています。選手同士がぶつかっても、マウスガードをしていれば、歯で相手を傷つけるのを防ぐことにもなります。
                  2011.5.30 福島民報

のみ込みやすい姿勢で 気管に入る恐れ、足を床に着け防止

誤嚥を防ぎ気管に入らないようにするための心得を「基本3点セット」と呼ぶ。いすに座った場合、①足の裏がきちんと床に着いている②体幹(姿勢)をまっすぐに保てる③頭は軽くうなずいた状態にできるだ。
 足の裏をきちんと床に着けてみると体を支え姿勢を保ちやすい。高い椅子もお年寄りは気を付けた方が良い。足がブラブラしている状態で姿勢を保つには、筋力が必要だからだ。筋力が衰えていると、体が前に傾いてあごが前に突き出て首が伸びるほか、お尻が前にずれて背中や首が曲がることがある。
                  2011.5.31 朝日新聞

平成23年度「高齢者の歯のコンクール」開催!!

応募資格 ①満80歳以上(昭和6年4月1日以前に生まれた方)でご自分の歯を20本以上保っている方。
     ②口腔内が正常で健康な方
応募要領 各歯科医師会のイベントにおいて口腔診査に参加していただき、地方大会より選出し、北海道大会で第2次審査を行い表彰者を決定いたします。
特典   最優秀賞:1名 優秀賞:2名 優良賞:3名

◆◆上川中部大会◆◆
最優秀賞 1名 優秀賞 1名 優良賞 8名

賞状と副賞

★応募締切:7月29日(金) ★表彰式:9月3日(土)
 ※3年以内に上川中部大会で入賞した方は受賞の対象外です。

お問合せ 電話0166-26-1111 内線 2951 旭川市保健所健康推進課内
     上川中部地域歯科保健推進協議会事務局

夢中の心臓マッサージ、川底の男児救った看護師

看護師の冷静な対応が、尊い命を救った。

 17日、高知市万々の久万川で溺れた小学1年男児を救助した近くの看護師上総真由美さん(37)は、周辺住民にも協力を呼びかけ、迅速な救命措置につなげた。

 「男の子が溺れている」と息子から聞いた上総さんは、近くの民家のドアをたたいて応援を求めた後、川底に沈んでいた男児を引き揚げ、心臓マッサージを実施。この間に近所の住民が119番しており、男児が息を吹き返すとすぐに病院へ搬送することが出来た。

 駆け付けた消防隊員は「心臓マッサージのおかげで助かったと思う」と話し、上総さんは「1人ではだめだと思い応援を呼んだ。無我夢中であまり覚えていないが、助かって本当によかった」と話していた。
2011年7月18日 提供:読売新聞

過去ログ