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おいしく食べるために 舌の汚れを定期的に取る

よくかめるように、自分の歯や入れ歯の手入れをしっかり行うことは、おいしく味わって食事を取る上でとても大切です。年齢を重ねると舌で味を感じる動きが鈍り、除々に味を、特に塩味を感じにくくなるといわれています。いくつかの原因はありますが、舌の表面に付いた汚れを取り除くことにより、塩味と酸味が改善されるようです。舌をあまり強く磨くと傷ついてしまうので、歯ブラシで舌の表面の汚れを取るときには、一度に全部取るのではなく、毎日歯磨きの最後に定期的にブラッシングをしましょう。
              福島民友 2011.6.24

頭を傾けずに飲めるコップ 「むせ」防ぎこぼしにくく

「むせやすい」「誤嚥しやすい」と水分を控えているという方もいます。今回はこのような方に使っていただきたい、ちょっと形の変わったコップを紹介します。普通のコップで水を飲む場合、飲むに従いコップを傾け、途中コップが鼻に当たると頭を反らせて飲み干します。ところが、老化や障害で「飲む機能」が弱くなった方が頭を反らすと、流れ込む水量に対応できず「むせ」などを引き起こします。紹介するコップは、鼻に当たる部分がU字形に切り取ってあり、頭をそらさずに飲めるので、むせたりしにくくなっています。また、透明なので水分が入っていく量を介助者が確認・調節しやすく、必要以上に傾けてこぼす心配も少ないです。
              北海道新聞 2011.7.28

学術大会のお知らせ

来る8月20日(土)・21(日)に札幌パークホテルにて第64回
北海道歯科学術大会が開催されます!

道民公開講座 旭川赤十字病院 池畑正宏 歯科口腔外科部長

医事漫談家 ケーシー高峰氏

特別講演 大阪歯科大学理事長・学長 日本口腔インプラント
        学会理事長 川添堯彬先生

千葉市開業 古賀剛人先生

東京都開業 高橋英登先生

(高橋英登先生の特別講演は第1回医療管理講習会を兼ねます)

お誘いあわせの上、多数のご参加を!!

「これからの歯科医療を考える夏期セミナー 2011」 開催される

8月6日(土)午後1時より道歯会館2階大講堂で標記セミナーが開催
された。富野道歯会長の挨拶のあと、「東日本大震災と地域医療」
と題して、厚生労働省 大臣官房審議官である唐澤剛氏の特別講演
1が行われた。冒頭、唐澤氏は震災対策に対する会員へのお礼を述
べ、さらに現状についての説明他、「社会保障・税一体改革成案に
おける改革項目」の医療・介護関係について講演された。続いて、
特別講演2として大久保満男 日本歯科医師会会長より「歯科医療は
高齢社会を支えられるか~歯科保健・歯科医療の新たな未来~」と
題し、超高齢社会への対応としての健康寿命の延伸とQOLの向上
等について講演された。

記憶力をあげるお酒があります

お酒って、、、

あまり良いイメージをもっていない人も多いですよね
でも最近面白いことを知りました
記憶力をあげるお酒があったんです。
もちろん溺酔するまで呑んだらだめですが
とあるお酒が科学的に記憶力をあげるという事が
実験で明らかになったんです
そのお酒とは
赤ワイン
どこでも買える身近なお酒ですよね
実験はこんな風に行われました
赤ワイン、白ワインを
3週間、少量ずつ異なるマウスに飲ませ
記憶や学習にかかわる脳器官の変化を調べました
すると、赤ワインを飲んだマウスは
神経細胞を活性化させる物質が通常の1.5倍に増え、
神経細胞の再生や情報伝達スピードが向上
一方、白ワインでは効果がなかったとのこと。
迷路を解かせる訓練でも、
赤ワインを飲んだマウスの所要時間は
白ワインを飲んだマウスの約半分。
学習能力も向上していた、、、。
名古屋市立大大学院医学研究科の岡嶋研二教授によると
赤ワインに含まれるポリフェノールの一種である
「レスベラトロール」という物質に
脳の認知機能を向上させる働きがあるみたいです
今夜は赤ワイン、呑みますか(笑)

「ガッテン流!健康づくり」 開催される

7月16日(土)午後1時より札幌共済ホールにて、500人以上の道民の
方が参加して「ガッテン流!健康づくり~さらば!メタボよ、むし
歯、歯周病よ!~」と題して、歯と口の健康フォーラムが開催され
た。特別講演では、N H K「ためしてガッテン」の演出担当デスクで
ある北折一氏が講演を行った。講演に先立ち「親と子のよい歯のコ
ンクール」の表彰式が行われ、また、同時開催として「だ液でお口
の健康度チェック!」が行われた。なお、同会場参加者に請願署名
活動を行い、歯科医療に対する理解を深めていただき多くの署名が
集まった。

口の緊張「顎関節症」招く

口を開けられない、顎が痛い、カクカク鳴るなどの症状がある顎関節症。発症には様々な要因が関わっているが、上下の歯を接触させる癖が、特に大きな要因になっていることが分かってきた。口の院長は、顎の関節を押さえつけて血行を悪くし、関節の滑りが悪くなったり、痛みに敏感になったりする。こうした状態が続くと顎関節症になりやすくなる。本人は自覚がないことが多いが、この接触癖があると、舌のへりや頬の内側に、歯に押しつけられて出来た痕が残っていることが多い。
              読売新聞 2011.6.23

子どもの指しゃぶり 習慣化で発達に影響も

何らかの原因で指しゃぶりがやめられないと、習癖として残ることがあります。習癖となる原因はいくつか考えられますが、咀嚼機能がうまく発達せず、よくかむことができない場合があります。また、心理的な要因、ストレスなども関与するといわれています。このストレスは、第二子の誕生や転居などの育児環境の変化による不安などからも起こります。指しゃぶりはこれらのストレスを鎮静させるために無意識に行う動作と考えられます。以上のことから、まずは指しゃぶりがやめられなかった原因を考え、その原因が残存するのであれば可能な限り除去してあげたいものです。また、思い当たる原因がない場合、お子さん本人に指しゃぶりをしていることを自覚させることも大事です。指しゃぶりの習慣化により、食べる・話すといった口の機能の発達を妨げる可能性が高くなりますと、摂食や発育の障害を引き起こすこともあります。
              福島民報 2011.6.20

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