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地域の高齢者に口腔ケアが拡がっています。

横浜市の地域ケアプラザでは、通所介護メニューに口腔ケアを取り入れて、地域に住む高齢者の口腔機能の維持・増進を支えています。口腔ケア導入にあたり地域の歯科医師や歯科衛生士の協力があったことも見逃せません。
ケアプラザでは、口腔ケアの重要性をより広くしってもらうために、地域住民向けに口腔ケアの講習会も実施している。
                  タフトクラブ 2008.No47

「第5回情報化社会と青少年に関する意識調査」 内閣府

内閣府が発表しました、第5回情報化社会と青少年に関する意識調査によりま
すと、情報メディア等の平日1日利用時間では、テレビが最も長く、次いでテレ
ビゲームなどで遊ぶ時間、携帯電話等パソコンのインターネット利用時間等とな
っています。
 携帯電話の使用率は小学生31%、中学生58%、高校生96%と年齢が上がるに連れ
て増加しており、また、インターネットの利用状況は、パソコンでインターネッ
トを利用していると回答したのは、小学生で58%、中学生で69%、高校生で75%
でした。また、携帯電話でインターネットを利用しているとしたのは、小学生で
27%、中学生で56%、高校生で96%でした。
 一方、こうした携帯インターネット普及のなか、子どもの有害サイトへのアク
セスを心配する保護者は約4割に達していますが、その半面、フィルタリングサ
ービスについては認知率、使用率ともに低いことがわかりました。とくに携帯電
話のフィルタリングサービスについては、知っていると答えた父親が32%、母親
が17%で、使用率は小・中・高校生とも1%前後となっていました。
*この調査は、10歳から17歳までの男女1,191人、18歳から29歳までの男女1,277
人、10歳から17歳までの男女の保護者1,145人から回答を得たもの。

歯の健康に、もう少し注意を払おう

普通の生活をしている人では、歯に健康に無頓着な人もいます。
①詰め物が外れたが、何ともないのでそのままにしている。
 はずれたままにするとむし歯になります。外れたものをもって歯科医院に行くとつけられることも十分あります。
②部分入れ歯を作ったが違和感があり使用していない
 まず慣れることが必要ですのですこしづつでも使用してください。ずっと使っていないと歯が移動して合わなくなります。
③歯の神経を取ったが、痛みがなくなったので放置している
 神経をとったままにすると中で可能して落ち着くまで回数がかかります。また、銀歯をはずしたままで治療しないとかみ合わせがわるくなります。
④歯周病がひどく、歯が動いているがそのままにしている。
 歯周病自体は、むし歯と違い痛みがなくても病気が進行します。そのため放置しやすいのですが、歯が動いたままにするとやがて膿がたまり、口臭も発して、抜歯となる場合があります。
⑤歯が抜けたが特に支障がないでそのままにしている。
 ぬけたままにすると歯と歯の間に隙間ができむし歯になりやすくなったり、かみ合わせが悪くなり顎関節症をなると口が開かなくなったり、咬むといたくなったりします。

このように放置することによって時間(回数)・費用がさらにかかるため早期発見早期治療をお勧めします。
                          サンデー毎日 2008.2.17

後期高齢者医療制度

都道府県内の全市町村が加入する広域連合が運営。地域の医療費を反映して、それぞれが保険料を設定するため、都道府県で保険料は異なる。保険料の徴収や保険証の交付などの窓口業務を担当する市町村と役割分担している。患者の自己負担は、夫婦で年収520万円以上、単身で年収383万円以上の現役並み所得者は3割。それ以外は1割。自己負担を除く医療費は、75歳以上の保険料で1割、現役世代からの支援金で4割、税で5割を賄う。
<長寿医療制度>首相が名称の変更指示 高齢者から批判も
 福田康夫首相は1日の閣僚懇談会で、この日から始まった75歳以上の人全員が加入する後期高齢者医療制度について、「周知不足。ネーミングもよくない」と指摘し、通称を「長寿医療制度」とするよう舛添要一厚生労働相に指示した。厚労、総務両省は新制度の内容を国民に分かりやすく伝えるため、「長寿医療制度実施本部」(本部長・舛添厚労相)の設置を決めた。(毎日新聞)

抜けた歯はどうするの?

日本:上の歯なら縁の下に、下の歯なら屋根に放り投げる
 韓国:屋根に投げて「カラス、カラス。古い歯をあげるから。
新しい歯を持って来い」 
欧米諸国:抜けた歯は枕の下に
 ロシア:地面にあるネズミの巣穴に落とす
 コスタリカ:抜けた歯に金メッキをして、イヤリングを作る

生えたて永久歯むし歯に注意 乳歯と段差でデコボコを親が仕上げ磨きを

6歳くらいから乳歯が抜けて永久歯が生えだしてくる。子どもの成長を実感するうれしい瞬間だが、生えたての永久歯は、磨きにくく歯自体がかたまっていないためむし歯になりやすい。生えかわりの時期の口の中は、歯並びがデコボコになり歯ブラシの今朝気があたりにくい。汚れもたまるので小学校低学年までは親が仕上げ磨きをしてほしい。
                読売新聞 2008.2.11

会社ぐるみで歯周病予防 職場健診

人間ドックは毎年受けているが、歯の健診は長年受けていないという人が意外と多い。石川県の企業では、従業員を対象とした歯の健診を実施した。仕事の合間をぬってつぎつぎと社内の1室に集まった。健診の最大の目的は、成人の約8割がかかっているといわれている歯周病に注意を促すことである。
歯の健診は高校までは学校健診として行われているが、大人になると受診する機会がめっきる減る。この石川県の企業も県が予算を負担して行うモデル事業だが、今後は会社ぐるみで歯周病を予防する時代が訪れるかもしれない。
                 北國新聞 2007.12.15

入れ歯洗って肺炎防止 災害時の口腔ケア

石川県では、能登半島地震の災害者の口腔ケアを行った。震災で頭が真っ白になった被災者にとって、歯のケアまで気を配れないのは当然だ。ただ、高齢者にとって歯のケアを怠ると時に重大な病を引き起こす危険性がある。特に肺炎は、口の中が不潔になると細菌が増殖して、菌が誤って気管に入り、誤嚥性肺炎を引き起こす。災害時に歯ブラシがない場合は、指にぬれたガーゼを巻き、歯にこするように磨くことを勧める。
                北國新聞 2007.12.16

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