記事一覧

社会資源協力事業所

旭川市豊岡・東旭川地域包括支援センターより
高齢者向けに生活情報「社会資源マップ」を作成した。市がしないの福祉、医療法人に痛くして設置している9つの支援センターの社会福祉士やケアマネージャー、保健師らが担当地域を回って取材し、編集した。
             北海道新聞 2008.3.29
当医院も掲載されています。ぜひご覧ください。

味わうこと、医療が支援 -生きる力取り戻すー

食べることで「生きる力」を取り戻した人が何人もいる。飲み込む訓練を重ねた末、経管栄養が外れた80代の男性は、ベッドの上で好きな魚の絵を描くようになった。胃瘻から栄養を取る女性は、好物のプリンを一口でも味わうと満足そうな笑顔を見せた。「食べることが、生きる意欲や幸福感をもたらす」
 焼津市立総合病院では、嚥下障害の高齢者に向けた支援を地道に続ける。食べられなったことで体の状態を悪くしている人が多い。
 人生の歩みとともにある食。家族や周囲とのかかわりの中ではぐくまれるが、その意義をつい見失いそうになる。人々の営みの中に、改めて食の風景を訪ねた。
                  静岡新聞 2008.3.9

歯周病は万病のもと

歯周病がさまざまな病気と深く関係していることもわかってきている。
・高齢者が食べ物をうまく飲み込めず誤って歯周病細菌が気管に入り込んで起きる誤嚥性肺炎
・血流を通して体内に菌が感染して起きる心内膜症
・妊産婦では、血液中に入った毒素などが胎児の成長に影響、至急の収縮を促すため低体重児出産や早産のリスク
・糖尿病になると歯周病細菌に対する抵抗力が弱くなる
・動脈硬化を歯周病細菌が出す毒素が促進させる
            東京新聞 2008.3.7

顎の骨にできる嚢胞(のうほう)-出てこない歯に要注意ー

嚢胞は、肝臓や腎臓、卵巣にできることが多いが、顎の骨の中にできることもある。骨の中にできた嚢胞は骨を溶かしながら増大していく。しかし、自分で気づくのが遅くなるため大きくなってからでないと頬の腫れや痛みを感じない。定期的に歯科医院で受診してレントゲン検査をうけることも大切である。
                  北國新聞 2007.12.29

妊娠したら歯が弱くなるのはウソ

妊娠すると子どもにカルシウムをとられて歯が弱くなると思っている人が多い。
 いったん歯に蓄積されたカルシウムが再び体内に取り込まれることは、骨と違いないので、妊娠したらからはが弱くなることはない。ただ、つわりや育児で口腔ケアが十分できなくなり、妊娠・出産でむし歯となる人は多い。
      産経新聞 2008.2.28

妊婦さんも歯が命 産科・歯科連携の広がりに期待

歯周疾患が早産・低体重児出産のリスクを高めることがアメリカで報告されて約10年になる。しかし、産科医・歯科医とも認識が十分でなく、妊婦への口腔ケアの取り組みは十分とはいえない。
 産婦人科の医師は、赤ちゃんの乳歯は妊娠中につくられる。口腔ケアの指導を妊婦さんにすることは、早産のリスクを減らすだけでなく、赤ちゃんの歯の健康にもつながる。
 また、妊娠初期に耐えられない症状があるときは応急処置のみしてもらい、きちんとした治療は安定期に入ってから行ったほうがよい。歯科受診の際は、必ず妊娠していることを知らせ、治療のときに楽な体位で短時間にすむよう歯科医に頼むと良い。
                 産経新聞 2008.2.27

こうほう旭川市民から

旭川市の新規事業に
・総合防災センター 中核施設の開設
・精神障害がある方のバス料金助成
・ひとり親家庭等の就業支援の充実
・生活習慣病の予防に向けた健診体制等の充実
・ごみ資源化モデル町内会の支援
・嚥下障害に対する歯科医療の充実
が平成20年度あります。
その中の嚥下障害に対する歯科医療として道北口腔保健センターならびに自院の取り組みが評価されました。今後も精神発達障がい児ならびに脳梗塞などによる高齢者中途障害者に対してより安全に食べられるよう取り組みたいと思います。
             こうほう旭川市民 4月号

舌のブラッシング で清潔に

むし歯や歯周病のない健康な人で口がにおうのは、舌苔と呼ばれるものが大きな原因と考えられている。舌苔は、はがれ落ちた口の粘膜の細胞や細菌が舌についてできる。鏡で見つけた白っぽいものがそれだ。
体調の変化でにおいの強さは変わる。朝起きたときに自分で口臭に気づくのは、睡眠中は唾液の量が減ってつばを飲み込む回数も減り、細菌が増えやすいからだ。
舌専用ブラシを使ってブラッシングすることが大切だ。歯ブラシは毛が硬くて舌が傷つきやすい。また、毛の長さがあって舌の奥のほうまで入れにくいので舌専用のブラシを使用することを勧める。
               朝日新聞 2008.2.24

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