物を噛む動作が脳に刺激を与え、情報を一時的に保つ作業記憶向上をもたらす効果があることを、放射線医学総合研究所分子イメージイング研究センターと神奈川歯科大学の共同研究チームがつきとめた。
実験では、脳の背外側前頭前皮質の活動に影響を及ぼし、正解率を回復させる効果があることがわかった。
フジサンケイビジネスアイ 2008.5.13
物を噛む動作が脳に刺激を与え、情報を一時的に保つ作業記憶向上をもたらす効果があることを、放射線医学総合研究所分子イメージイング研究センターと神奈川歯科大学の共同研究チームがつきとめた。
実験では、脳の背外側前頭前皮質の活動に影響を及ぼし、正解率を回復させる効果があることがわかった。
フジサンケイビジネスアイ 2008.5.13
よく噛むことは、脳への血液循環が良くなり脳が活性化されて発達すると考えられています。その結果、情緒が安定しますから物事を考えられる力が育ち、集中力も増し学習能力も高くなるようだ。また老人の痴呆症予防にも有効なことは最近の研究から明らかである。しっかりかんで食べることがお口の健康から、さらには心身の健康づくりにつながる。食事は健康の源、よくかむことは健康づくりの第一歩です。
山口新聞 2008.4.9
日本医療労働組合連合会は、介護・福祉関係で働く労働者に実施したアンケー
ト結果を発表いたしました。
回答者の約8割は女性で男性は約2割。職場は約8割が施設系で、約2割が訪問系
でした。
職場では介護福祉士30.0%と最も多く、次いで、ヘルパー22.2%、看護職16.7
%と続きます。勤続年数は5年未満が約6割を占めています。
疲れの回復具合の質問では「疲れが翌日に残ることが多い」が42.3%「休日で
も回復せず、いつも疲れている」18.1%などで、6割を超える者が疲れを感じて
います。
一方、仕事については「やめたい」と思った程度では、11.9%が「いつも」
あったとし、18.5%が「しばしば」あったと答え、専門職でありながら約3割が
常々辞めたいと思っており、これに「時々あった」の24.9%を合せると、やめ
たいと思っている者が過半数を超えています。そしてその理由は、(複数回答)
では「賃金が安い」が50.3%で最も多く、次いで「忙しすぎる」45.0%。「仕
事の達成感」20.9%、「家族に負担」「社会的に評価が低い」の15.7%と続い
ています。
なお、同調査での「1年間の事故」についての質問で転倒、転落など何らかの
事故があったとする回答3,358件のうち「誤嚥」は151件ありました。
この調査は、加盟組合の介護・福祉施設や加盟する病院等の介護職関係職員
および未組織の介護・福祉関係で働く労働者に2万5千枚の調査表を送付したも
のです。(回収率27.3%)
厚生労働省は、2006年11月に実施しました、「国民健康・栄養調査結果の概
要」を発表しました。
それによりますと、国内の成人の糖尿病患者と予備軍の総人数は2006年時点で
約1,870万人に上り、2002年の前回調査より250万人(15.4%)も増えたと推計さ
れることがわかりました。
男性が880万人、女性は990万人で5.6人に1人となる計算です。
年代別の人口に占める割合は、70歳以上が34.8%と最多で、次いで60代の29.0
%、50代23.0%、40代13.6%、30代4.1%、20代1.1%。
また、食習慣の状況につきましては、朝食の欠食率は、男女共に20歳代で最も
高く、男性30.6%、女性22.5%であり、30歳代以降は、年齢が高くなるに従い、
低くなっていました。70代以上では男女共に約2%でした。
夕食開始時間については、男女共に20~60歳代において、午後9時以降に食べ
る者の割合が増加しており、特に、平成18年は男性の30歳代、40歳代においては、
午後11時以降の者が7.0%以上でした。
この調査は全国の約3,600世帯を無作為に抽出した4,296人の血液検査結果や調
査票への回答を基に、成人全体の推計値を算出したものです。
ご存知のように、毎年6月4日から6月10日までの1週間が、歯の衛生週間です。
この週間は、歯の衛生に関する正しい知識を国民に対して普及啓発するととも
に、歯科疾患の予防に関する適切な習慣の定着を図り、併せてその早期発見及び
早期治療等を徹底することにより歯の寿命を延ばし、もって国民の健康の保持増
進に寄与することを目的としています。
人をひきつけるスマイルには、輝く歯、きれいな息が不可欠。あなたのお口のなかの環境、見直してみませんか。
虫歯になりやすい人とは トンネル虫歯にご用心 超音波でツルツルピカピカに 入れ歯の痛み2つの主原因 ドライマウスを避ける生活術 教えて、みんなの口臭予防法 使い切った歯みがき粉をまだまだ出せちゃう裏ワザ
詳しくはYahoo!JAPANまで
歯を支える歯周組織が破壊される歯周病は、進行初期の人も含めると、日本人の7割がかかっているとされる。
生活習慣改善
やわらかい食べ物が好きな人は良く噛まないので唾液の分泌が少ない
タバコを吸う習慣も危険要因(歯ぐきの血行不良)
睡眠不足など不規則な生活から生じるストレス
糖尿病と歯周病は、お互いを悪化させる関係にある
下記のチェックリストで、歯周病危険度
歯周病にかかるリスクが高い
タバコを吸う
やわらかい食べ物や甘いものが好き
歯石を取ってもらったことがない
歯並びが悪い
太っている
口を開けて寝るクセがある
歯周病にかかっている可能性がある
歯磨きの時に歯ぐきから血だ出る
歯ぐきが腫れる
歯と歯の間にものがはさまりやすい
口臭が強い
歯が浮いた感じがする
歯がグラグラする
読売新聞 2008.4.10
歯や口の中の調子が気になるが、忙しくてほったらかしの人も多いはず。でも口内のケアをおろそかにすると、歯を失って食生活が不便になるばかりか、全身の健康に悪影響を及ぼす恐れもある。
「口の中をきれいに保つには、家庭での正しい手入れ法を知っておくと同時に、かかりつけの歯科医を見つけておくことが大切です。」「相性のよしあしもあります。自分に合ったかかりつけ歯科医を見つけてほしい。」
読売新聞 2008.4.9