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災害j時、避難所で「誤嚥性肺炎」蔓延 高齢者の健康口腔ケアで守れ

13年前の阪神・淡路大震災のとき被災者の歯科診療に奔走した歯科医師が「あの時、避難所で歯磨きや義歯の管理などの口腔ケアを徹底すれば、高齢者の肺炎を防ぐことができたのではないか。」という思いから災害時の口腔ケアを訴えている。災害時の死因の約2割が肺炎により原因では最も多いからだ。つまり、災害によって
・口の中が不潔な状態になる
・高齢者は、十分に食事がとれず免疫力が低下する
・義歯を洗浄する水もなくはずさないため口腔内の細菌が増える
・義歯紛失によって飲み込む機能が低下する
など様々ことが考えられる。
                神戸新聞2008.3.26