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鶴見大と再生医療推進機構 歯髄細胞バンクで未来に備え

再生医療の研究や技術開発が進む中で、斉藤教授らは、親知らずや乳歯などの抜去歯から収集でき、再生医療のために新たに細胞を採取する必要がない「低侵襲性」の細胞ソースとして歯髄に注目。歯髄細胞は硬い歯に囲まれた場所にあるため、紫外線など外部からの刺激をうけている皮膚などよりも遺伝子などの損傷を受けている可能性が低く、研究によって増殖性が高いことなども分かったという。
 再生医療の技術では、人工多能性細胞(iPS細胞)が論理的な問題も少ないことから有望視されており、斉藤教授と並んで同機構の顧問を務める岐阜大学大学院医学系研究科の手塚建一准教授らが、歯髄細胞からiPSの樹立に成功している。
         フジサンケイビジネスアイ 2009.10.29

こども歯みがき教室

 内容:講話、個別歯磨き指導
 日時:平成21年11月24日 午後1時~
 場所:健康相談室 第二庁舎3階
 対象:3歳以下の乳幼児と保護者
 定員:8組
 申込:健康推進課 ℡25-6315

噛むことは小顔やアンチエイジングに効果あり

 日本人は、やわらかい食事やゼリー飲料、飲むだけのダイエットドリンクがもてはやされ、噛むことよりも食事を短時間で済ませることに重点をおかれている。
 ドライマウスは、軟らかい食事により噛まないことで、唾液の量が減少していることがひとつの要因とされている。
 噛むことで唾液の分泌を促進し、消化を助け、虫歯や歯周病を予防するだけでなく、大脳の働きを活発にしたり、代謝・美肌などさまざまな効果が確認されている。

治療済の歯も要注意 気をつけたい大人の虫歯

30歳代。歯のすき間には細菌の巣となる歯垢(しこう)が残りやすい。この細菌が糖を分解すると酸を出し、歯が溶ける。これが虫歯の原因となる。5~10年かかってゆっくり進行する虫歯もあり、年をとってから発覚する例も多い。
 30~40歳代では歯茎が下がり、歯の根っこの部分に虫歯ができやすい。歯の根には丈夫なエナメル質がなく、酸に弱く溶けやすい象牙質が露出しているからだ。ここに歯垢がたまれば、虫歯になる可能性は高くなる。
 40~50歳代になると、奥歯がすり減って、食べ物がつまりやすい。
 50~60歳代ではさらに歯茎が下がり、歯のすき間が増える。食べ物がつまりやすく、根っこの部分に虫歯が増えやすい。まれに歯が折れてしまうことも。入れ歯と接触している歯も虫歯になりやすい。
         日本経済新聞 2009.10.16

8020運動 生活習慣規則正しく

8020達成者は寝たきり者が少なく認知症者も少ないということも知られています。この運動の究極の目的は、健康寿命を延ばし、穏やかで、ゆとりのある文化的な老後生活の構築にあります。
 8020を達成した方はどのような生活をしているのでしょうか。県内では達成者に対してアンケートを行いました。
 その結果として分かったことは「朝食は欠かさず、三度の食事を規則正しくかつ十分に取る」「運動を毎日または定期的に行っている」「太りすぎややせすぎなど体型に注意している」「間食はあまりとらない」「歯磨きは1日2回以上行っている」「睡眠を十分にとっている」「喫煙せず、飲酒量も少ない」「不快な事が少ない半面、楽しいことが多い」という結果が出ました。
         福島民友 2009.10.5

歯周病菌 検出技術にめど

山口大学農学部の阿座上弘行准教授と大阪大学大学院歯学研究所は共同で、歯周病を引き起こす細菌E・コロデンスが口腔内で自ら変異し、重症化させる仕組みを発見するとともに、その組み換え株の検出技術にめどをつけた。
 同菌の組み換え株特有のDNAを突き止め、患者から検出することに成功した。細菌の住かであるバイオフィルムの抑制剤や、歯周病の早期予防用歯磨き粉などゲノム情報に基づく、デンタルケア・口腔衛生関連製品開発のための基盤技術になりそう。同菌は組み換え株になると、赤血球を破壊する溶血活性など高め、細菌が脳に入り髄膜炎のような全身の重大疾患の発展することが示唆されている。
         化学工業日報 2009.10.1

「ボージョレ・ヌーヴォー、解禁!」

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11月19日は、お待ちかねのボージョレ・ヌーヴォーの解禁日です。独特の
フルーティーさとスリリングな若々しさが身上のボージョレ・ヌーヴォーは、
今年のワインの味見を兼ねて、みんなで楽しむ気軽なお酒。細かいことは気に
せずに、ご家族やお友だちとワイワイ騒ぎながら、楽しいひとときをお過ごし
ください。

 一方、新酒ワインの場合、葡萄の品質の善し悪しに単純に依存するだけに、
美味しい酒とまずい酒の差がハッキリでます。人手をかけて熟成したビンテー
ジワインと違って、作柄の悪い時は、ボージョレ・ヌーヴォーに懲りる可能性
も無きにしもあらず。
コラムニスト 鈴木 百合子

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http://www.gcdental.co.jp/column/vol172.html?utm_id=091118

義歯土台 インプラント応用 骨作る技術開発

 岡山大大学院医歯薬学総合研究科の窪木拓男教授(インプラント再生穂綴学)らの研究グループは、義歯の土台として歯茎(あご)に埋め込むインプラント治療で、特殊なタンパク質を加えて周囲に新しく骨を作る技術を開発した。あごの骨を補強する骨移植が不要となり治療期間が大幅に短縮できるほか、将来は骨折などの再生治療に応用が見込めるという。
         山陽新聞 2009.9.26

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