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[レセプト] 1ヵ月当たり医療費が1億円超の高額レセが初めて発生  健保連

健康保険組合連合会は9月13日に、平成23年度の高額レセプト上位の概要を発表した。

  1ヵ月の医療費が1000万円以上の高額レセプトは、平成23年度には179件あった。これは、前年度(22年度)に比べて5件増加しており、過去最高である(p1-p2参照)。

  高額レセの疾病別内訳を見ると、循環器系疾患が最も多く64件(36%)、次いで血友病48件(27%)、先天奇形30件(17%)、悪性腫瘍11件(6%)と続く。

  このうち2000万円(1ヵ月当たり)を超える超高額レセプトは17件であった。

  また、500万円以上(1ヵ月当たり)のレセプトも、23年度は4457件あり、前年度から604件・15.7%という大幅な増加を記録している。件数は過去最高である。

  1ヵ月当たりの費用が高いレセプト件数動向を見ると、100万円未満の比較的低額なレセは減少傾向にあるが、100万円を超えるレセは著しい増加を見せている。

  1000万円以上高額レセの中身を見てみると、23年度の最高は、血友病A患者の1億1550万円(1ヵ月の医療費)という桁外れの高額レセである。また、2位は後天性血友病A患者の6699万円(同)、3位は血友病A患者の4720万円、4位は血友病B患者の4250万円、5位は拡張型心筋症患者の2702万円と続いている。

  1ヵ月当たりの医療費が1億円を超えたレセは、健保組合において初めて。また、2位と3位も、22年度までの最高額を上回っており、一部患者の医療費が極めて超高額化している状況が浮き彫りになっている。

  ところで、こうした高額レセが発生した場合、当該健保組合だけで対応することは困難である。そこで、保険料の一部をプールし、高額レセの発生に備える「高額医療給付に関する交付金交付事業」を健保連は実施している。

【フッ化物洗口教職員説明会無事終了】

5月9日から開始した小学校教職員への説明会が7月20日近文第一小学校で無事終了致しました。旭川市教育委員会職員そして旭歯会から葭内先生・井合先生・矢口先生・八重樫先生・加我先生の各先生方には診療をなげうってご協力いただきました。

認知症になっても、安心!?

と き:平成24年10月21日(日)
     14:00~16:00(開場13:30)
ところ:旭川市大雪クリスタルホール 
   大会議室 旭川市神楽3条7丁目     
入場無料!
第1部 :基調講演

 『 認知症になっても安心なまちづくり 』
 演者:  白戸一秀 教授

第2部 :シンポジウム
  事例検討 「認知症のAさん、旭川でどこまで暮らせるのか?」

 「シンポジスト」

1 東光・千代田地域包括支援センター センター長  石山 武浩

2 デイサービス あわせ処            代表  三本雅之

3 訪問介護ステーション ひろがり       所長  下間はるみ

4 旭川市社会福祉協議会            主査  松林 邦昭
       

眼球圧迫 心拍数減り危険行為

パソコンや事務仕事などで目が疲れたとき、目のあたりをマッサージすると、疲れでかすみがちだったのがスッキリ戻るような効果があります。でも眼球自体を圧迫するのは危険です。眼球は軟らかい組織なので、強い圧力が網膜を傷めて視力低下を招く危険があるからです。
 ところが、かつては眼球圧迫を診療に利用していました。アシュネル反射といいます。眼球圧迫で眼動脈の血圧が高まり、反射的に副交感神経が動いて心拍数を下げる効果が得られるのです。それで、神経機能のチェックのために利用されていました。
                    北海道新聞 2012.8.29

明日輝くため、歯科衛生士になる!

旭川歯科学院専門学校は旭川歯科医師会が昭和39年に設立した。北海道で一番歴史と伝統ある歯科衛生士養成専門学校です。様々な教科にそれぞれ充実した優秀な講師陣が揃っています。2名の歯科医師が専任教員として常勤していて専門性のある講義を受講することができます。また細やかな心配りができるベテランの女性歯科衛生士が専任教員として多数業務にあたっています。
 旭川市歯科医師会が全面的にバックアップしているため、豊富な臨床実習先が確保されているといった利点も見過ごせません。歯科衛生士は、やる気と努力次第で自分の才能を輝くことが出来る職業です。ワクワクするような未来を夢見る方を、旭川歯科学院は全力でサポートします。
                 北海道経済 9月号 №525

医療機関「ゼロ税率を」

消費税が2014年に8%、15年には10%まで引き上げられることが決まった。診療報酬は基本的に非課税扱いなので患者の負担が増えることはない。しかし医療機関は医薬品購入や設備投資などに課税され、診療報酬に転嫁できない消費税分が「損税」となって経営を圧迫すると主張する。日本医師会(日医)などからは「損税をなくすゼロ税率に」との声が上がる。
                   北海道新聞 2012.8.24

ご遺体の歯科所見 8719件採取

このほど、東日本大震災における歯科所見採取数(歯科情報を記録したデンタルチャートの総数)及び身元判明者数が警察庁より日歯に報告され、7月11日(水)現在、検視等済みのご遺体1万5799のうち、歯科所見採取数は8719件と約55%を数え、また、身元確認数1万5528のうち、歯科情報によるものが1204件であったことが示された。DNAや指掌紋に比べ歯科情報による確認は高率であった。
                     日歯広報 8月15日

待ち時間不満4人に1人 病院の外来、厚労省調査

外来患者の4人に1人が病院で診察を受けるまでの待ち時間に不満を持っていることが11日、厚生労働省が公表した2011年の「受療行動調査」で分かった。

 厚労省は「診察の予約が増えるなど待ち時間は短くなってきているが、引き続き改善を図る必要がある」としている。

 調査は3年に1回。今回は11年10月、東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県を除く全国の500病院を対象に実施。485病院の外来患者約10万人などから有効回答を得た。

 結果によると、待ち時間に「非常に不満」は6・9%、「やや不満」は18・4%で、合わせて25・3%。一方「非常に満足」と「やや満足」の合計もほぼ同じ24・9%だった。

 実際の待ち時間は「15分未満」21・6%、「15分以上30分未満」22・6%、「30分以上1時間未満」21・0%と、1時間未満が全体の65・2%を占めた。前回の08年調査との比較(被災3県を除外)では3・9ポイント減。

 診察時間は前回と比べ「3分以上10分未満」が53・4%から38・0%に減る一方、「10分以上20分未満」が16・5%から21・8%に増えた。厚労省は「診察がていねいになっているのではないか」としている。

 外来患者に病院からの請求金額の受け止め方を尋ねたところ、3千円を境に「負担を感じる」が「感じない」を上回っていた。

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