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人工歯自然な色に

東ソーは入れ歯・差し歯向けの高品質素材を開発した。耐熱性セラミックス材料であるジルコニアの粉末を細かくして光沢感を高めると同時に、鉄分を混ぜることで自然な黄色みも実現できる。審美歯科向けに4月から販売を始める。同社は約20年前からジルコニア系の高品位歯科材料を手がけ、現在は世界で唯一のメーカーとなっている。同材料は金など貴金属の歯科材料に比べて磨耗しにくく、堅い食べ物をかみ続けても10年以上は割れないといった特長がある。ただ色が真っ白で光沢がなく、前歯に使うと不自然になるなどの問題点があった。
 新開発した「Zpex Yellow」は、ジルコニアの粉末を従来より2割程度細かくして純度を高めた。1㌘の粉末を13平方㍍まで伸ばせるという。高密度で強度のある入れ歯・差し歯に加工でき、輝くような光沢感を引き出せるという。
          日経産業新聞 2012.4.2

第38回 歯の健康キャンペーン開催される

5月26日(土曜)午後2時(一部は午後1時から)から大雪アリーナにて「第38回歯の健康キャンペーン」と「平成24年度旭川市健康まつり」が同時開催された。本年度の総来場者数は3,482人、フッ化物塗布実施人数は839人、フッ化物洗口体験をされた方は550人でした。その他歯科矯正相談をされた方は27人、本年度から開始した子供職業体験(お子様に歯科医師や歯科衛生士の職業を疑似体験して頂くコーナー)をされた方は107人でした。

口の中 清潔保とう 舌磨きなどが効果

口腔ケアとは、歯磨きをはじめ、フロスなどを使った歯間ケア、舌ブラシによる舌磨き、自分に合った入れ歯や義歯を使うことなどが含まれ、内容は多岐にわたる。食べる、話すなど顔に関わる脳の領域は手足に関わる部分より多い。口を動かすことは脳に刺激を与え、さらに認知症予防にも効果があるといわれている。特に食事は有効だ。高齢者の中には食事の際、誤って食べ物が気管に入る人もいる。むせたり、肺に入っても抵抗力があれば症状が出ない場合もある。しかし高齢者は機能が衰えるにつれてむせなくなる。
 不潔な口腔内の細菌が入ると誤嚥性肺炎になることもある。肺炎は要介護高齢者の死因第1位で、中でも誤嚥性肺炎の割合は大きい。肺炎になると高額な医療費がかかる上、4割が死に至る。口腔内を清潔に保つことは、肺炎による死亡リスクを減らす手段の一つといえる。さまざまな口腔ケアの中でも、舌ブラシによる舌磨きは重要だ。舌は味覚を感じるところで汚れもたまりやすい。傷つけないように専用の舌ブラシで取り除く。舌がきれいだと味が分かり、食事も楽しくなる。
          新潟日報 2012.3.26

国際フェーズ3試験の統合解析でデノスマブとゾレドロン酸の顎骨壊死の頻度は少なく、3割以上が8カ月で消失

近年実施された、骨転移に対するデノスマブとゾレドロン酸の有効性を比較検討する国際大規模フェーズ3試験3件の統合解析から、顎骨壊死(ONJ)の3年間の累積発生率は2剤とも2%未満で、そのうち3割以上は骨露出が消失することが示された。がん研究会有明病院化学療法科の高橋俊二氏が、6月28日から熊本で開催された第20回日本乳癌学会総会において統合解析結果の詳細について紹介した。

 骨転移に対するビスホスフォネート製剤の重大な副作用としてONJ(Osteonecrosis of the Jaw)がある。ONJとは、頭蓋および顔面への放射線治療歴がなく、顎骨の露出が8週以上持続している状態と定義される。侵襲的歯科処置をしていない場合や、抗RANKLヒト型モノクローナル抗体であるデノスマブにおいても発生する可能性があることがわかっている。

 ゾレドロン酸などのONJ発現頻度のデータは後方視的研究しかなく、大規模試験での検証が待たれていたが、今年、骨転移を有する乳癌、前立腺癌、その他固形癌または多発性骨髄腫それぞれを対象に、デノスマブ、ゾレドロン酸の骨関連事象(SRE)に対する効果を比較検討した3件の国際ランダム化二重盲検フェーズ3試験におけるONJの統合解析データが報告された(Saad F et al. Ann Oncol 2012 May;23(5):1341-7)。

旭川肢体不自由児父母の会 チャリティービールパーティ

 とき:平成24年7月14日(土)午後6時30分
ところ:北洋ビル8階大ホール 旭川市4条9丁目

主催:旭川肢体不自由児者父母の会
   (連絡先:事務局:33-5940)
共賛:特定非営利活動法人 旭川障害者連絡協議会
 ★ビンゴ、お楽しみ抽選会もあります★

「8本の歯」で身元確認 岩手歯科医師会が新手法

岩手県歯科医師会は12日までに、東日本大震災後に歯型照合により多数の遺体の身元を確認した経験を基に、犬歯や臼歯といった特徴的な8本の歯の有無で遺体の身元を絞り込む新たなシステムを国内で初めて開発した。15日の日本法歯科医学会(東京)で発表する予定。

 表計算ソフトのエクセルを応用した独自の照合システムで、同歯科医師会は「将来の大災害に備え、この手法を広く紹介したい」としている。

 歯型照合による身元確認は日航ジャンボ機墜落事故(1985年)などで有効性を知られたが、日本には統一的な作業マニュアルや照合システムはなかった。

 同歯科医師会では震災後、1300遺体の歯型を照合。陸地よりも海中の温度が高く、腐敗で歯が抜け落ちた津波犠牲者も多かったうえ、生前のカルテは津波や火災で約7割が消失、作業は難航した。

 試行錯誤を繰り返すうちに、32本の歯のうち面積が比較的大きく、死後も抜けにくい上下左右の犬歯と第一大臼歯の計8本の重要性に着目した。

1日、6時間座っている人は、3時間しか座っていない人に比べて、 15年以内に死ぬ確率が40%も高い

世界保健機関(WHO)はこのほど、オフィスで毎日平均5時間以上座っている人を
対象にした調査結果をまとめ、毎年200万人以上の人が長時間座っていることが
原因で亡くなっていると発表しました。

1日、6時間座っている人は、3時間しか座っていない人に比べて、
15年以内に死ぬ確率が40%も高いという。

長時間座っていると、

・コレステロールの代謝が妨げられる

・心臓病や肥満を誘発する原因になる

・男性は前立腺炎になりやすい

長時間座っていると、上半身の重みがすべて下半身にかかり、前立腺の血液循環が
悪くなり、炎症を起こしやすくなるそうです。

さらに、1日4時間以上テレビを見る人は2時間以下の人に比べて、心臓・脳疾患
で死亡するリスクが80%も増加し、その他の原因で死亡するリスクも46%高まる
という。

歯肉マッサージが歯も歯肉も守る!

歯磨きの最後は指の腹で歯肉を優しくマッサージをしましょう。歯肉の血行をよくすることで酸素飽和濃度を高め、健康な歯肉を育てることができます。40代になったら単なる虫歯予防としての歯磨きは卒業!こうゆうケアもプラスして自分の歯を一生使うための守りのケアを意識しましょう。旦那さんやお子さんにも正しい歯磨きを伝えることで、家族のデンタルIQを上げていきましょう!

     グロー 12.4月

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