記事一覧

認知症になる前に自分史を

認知症になっても自分らしく生きたい。お年寄りが人生の思い出や生活スタイルを、元気なうちに書き込んでおく「私のアルバム」作りが、鹿児島県霧島市で広がっている。介護が必要になった時に施設関係者が目を通し、人となりを知ることで本人の気持ちに寄り添うケアに役立てる。介護関係者らでつくる作成委代表で、今月中旬に来道した黒岩尚文さん(43)に内容や活用方法を聞いた。
                   北海道新聞 2012.7.26

在宅医療の強みと弱み

「高齢者の発熱は入院精査か在宅管理か」
高齢者の発熱は在宅管理を優先する立場から、祐ホームクリニックの武藤真祐氏がさらに論じる。入院に頼らなくても、患者を診断、治療できると説明。
高齢者の発熱を在宅で診療する実態を症例とともに説明。
家族はできる限り在宅を希望する場合も。入院はあくまで補助的。
在宅を取り巻く環境も充実。「高齢者発熱に十分対応可能」と見る。

「歯科衛生士という職業と旭川歯科学院のご案内」

歯科衛生士さんに「自分の仕事」の魅力を聴いてみると、一番の魅力は「患者様の元気になった笑顔から日々元気や励ましを頂くことができる事」という意見が多くあります。またいろいろな職種の方、お子様からご年配の方、そして近年では海外の方といった様々な方に接することができ、いつも新鮮で新たな発見を見いだすことのできるという事も魅力の一つのようです。
 多くの方と直接触れ合い、喜びを実感・共感できることは「何事にも換えられない経験です」との意見もありました。歯科衛生士になるには歯科衛生士養成学校で3年間の修学の後に国家試験に合格し国家資格を取得する必要があります。旭川歯科学院は、道内の歯科衛生士専門学校の中では最も歴史があり、毎年多くの優秀な歯科衛生士を輩出しています。
 この就職難の時代の中で、例年求人倍率が約8倍異常あり、国家試験合格者のうちで就職を希望する者の就職率は100%です。旭川市以外からの学生には、朝夕の2食付きの寮を完備していますので、保護者の方も安心できると好評です。
                  北海道経済 8月号 №524

さわやかな吐息で、社交美人に

手を口元に当てておしゃべりすることありませんか?それは無意識にあなたが口臭を気にしているサインです。口臭は気にし過ぎるのもよくありませんが、心当たりがあるなら改善したいもの。まず、口臭についてですが、口臭には健康な人でも発生する「生理的口臭」、ニンニクなどの食べ物による「外因性口臭」、病気による「病的口臭」、そして本人だけが口臭があると思い込んでいる「心因性口臭」があります。
 そして口臭の約80%が口の中に原因があるといわれています。生理的な口臭は舌苔や口腔内の不潔などがその理由のほとんどですが、これらは日ごろの心がけやセルフケアで改善できます。食べ物が原因の場合は、肺から出てくるものなので、においは時間が経てばおさまります。つまり、口腔環境をきちんと整えれば、口臭は改善できるのです。まずは原因を正しく理解して改善策を模索してみましょう。
             リンネル 12.6

白く元気な歯を目指すトラブルレスキュー

おばあちゃんになっても、笑顔がキュートな女性でいたいですね。高齢になっても、32本の歯のうち20本の歯が残っていれば、たいていのものをおいしく食べられるといわれています。食べることは、幸せなこと。その幸せをずっとかみ締めるためにも、意識してほしいことがあります。まずは歯周病について。成人の実に8割がかかっているといわれるこの病気。老いたら歯がなくなるのは当たり前ではなく、この歯周病対策をきちんとしていれば、自前の歯でごはんをおいしくいただくことができます。気づかなかったり放置しがちですが、進行すると、最後には歯が抜け落ちてしまう怖い病気です。
 もうひとつがホワイトニングについて。せっかく歯が健康でも、黄ばんでいたり茶ばんでいてはせっかくの健康な歯が台無し。歯が白いだけで年齢が若く見えるというデータもあるほど。しっかりケアで美しい歯をキープしましょう。
             リンネル 12.6

ヤマイモ成分にアルツハイマー改善効果…富山大

ヤマイモなどに含まれる成分にアルツハイマー病を改善する作用があることを、富山大学和漢医薬学総合研究所の東田千尋准教授(46)らの研究グループが動物実験で突き止めた。

 病変した神経細胞を回復させる効果も確認され、治療薬開発につながると期待される。

 成分は、ヤマイモなどに含まれ、強壮作用があるとされる化合物ジオスゲニン。実験では、アルツハイマー病を発症させたマウスに1日0・12ミリ・グラムずつ、20日間連続で注射した。その後、記憶力を試すと、注射していないマウスが30分前に見た物体に初めて見るような反応を示したのに対し、注射したマウスは正常なマウスと同じく既知の物体と認識した。

 アルツハイマー病はアミロイドβ(ベータ)と呼ばれるたんぱく質が脳内に蓄積することで、神経細胞から伸びた突起「軸索」が病変を起こして記憶に障害が出る。実験では、ジオスゲニンの投与でアミロイドβが約7割減少し、さらに、軸索が正常な状態に戻っていたことが分かった。
読売新聞 7月26日(木) 配信

アルツハイマー患者、誘発物質が長寿者の2倍

105歳以上の長寿者と神経難病患者由来のiPS細胞(新型万能細胞)を変化させた神経細胞を比較すると、患者の細胞からでる、病気発症にかかわるたんぱく質の量は、長寿者の2倍に上ることが慶応大学の研究でわかった。

 難病発症しやすさの解明、予防などにつながる成果で、米科学誌プロスワン電子版に26日発表する。

 鈴木則宏教授と伊東大介専任講師らは、105-110歳で亡くなった2人の皮膚細胞を採取して、作製したiPS細胞を神経細胞に変えることに成功した。

 同様に、神経の難病であるアルツハイマー病とパーキンソン病の患者からiPS細胞を経て神経細胞に変化させた。

 これらの神経細胞を培養し、アルツハイマー病の発症にかかわる「ベータアミロイド」など毒性を持つたんぱく質の生産量を比べた。患者の細胞のたんぱく質は、長寿者の2倍に達した。2人の長寿者は、神経難病を発症しなかった。

フラミンゴ120キロ逃避行 旭山動物園 銭函海岸で発見

旭川市旭山動物園のヨーロッパフラミンゴ1羽が同園から逃げ出し、約120キロ離れた小樽市銭函の海岸で見つかったことが26日、分かった。同園ではフラミンゴ24羽を飼育。片方の風切り羽を切って飛べないようにし、高さ1.2㍍の柵で囲っている。上空はネットでは覆っていない。
 同園によると18日午後、1羽が柵を飛び越えたのを来園者が目撃。警備員と飼育係が駆けつけたところ、数㍍助走し南へ飛び立ち、行方が分からなくなっていた。新しい羽が生えたため飛ぶことができたとみられる。
                   北海道新聞 2012.7.26

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