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7月31日(火)平成24年度第1回旭川医療機関等連絡協議会

午後7時より旭川市医師会館にて三師会役員出席のもと開催されました。今回は薬剤師会より北海道薬剤師会地域医療支援センター薬局整備事業について説明がありました。この事は道内を5つの地域に分けてそれぞれ基幹薬局を指定し、地域内の無薬局地域への薬剤師派遣や無菌調剤設備を共同利用し、在宅医療を支えるというものです。なお、道北圏では旭川市の旭薬みどりがおか薬局が基幹薬局となっております。

目で通じ合うのは困難 自閉症者の脳活動で解明

目配せで同じ物に注意を向ける「目と目で通じ合う」のが、高機能自閉症の人とそうでない人の間では難しいことを、自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)や福井大などの研究チームが、脳活動を磁気共鳴画像装置(MRI)で記録して確認した。研究成果は25日までに、欧州の科学誌電子版に発表された。

 研究チームは「一般的に、自閉症の人は視線を介したコミュニケーションが苦手とされていたが、脳活動の記録でも裏付けられた」とした上で「この記録方法で、自閉症の人とそうでない人が、よりよくコミュニケーションする方法が見つかる可能性がある」と話している。

 研究チームは、脳の機能が分析できるMRI2台を使用。画面を通じてまず互いに目を見つめ合い、一方が目配せで自分が注意を向けている方向を相手に伝え、2人が同じ場所に目線を向ける時の脳活動を記録することに成功した。

 その結果、自閉症でない人同士では同じ物を見ている時に、脳で他人との協調など社会性を担う「右下前頭回」で活動の同調が見られたが、自閉症とそうでない人のペアでは同調はみられなかった。

 また、自閉症でない人が自閉症の人の目を見る際は、通常より右下前頭回の活動が活発になっていたという。研究チームは「自閉症の人の視線をより頑張って読み取ろうとしたからではないか」と説明している。

中国、日本製の不買拡大 医療や建築分野でも

日本政府による尖閣諸島国有化に反発する中国の日本製品不買運動が、医療や建築などの分野にも拡大していることが26日、分かった。反日デモはおおむね沈静化したが、日本製品ボイコットはむしろ激化。日本企業は自動車や家電の販売状況も悪化しており、幅広い業種で大きな打撃を受けそうだ。

 日系企業関係者によると、尖閣国有化後、日系企業に医薬品を返品する病院が続出。先週までに北京など約10カ所の総合病院で返品や契約の継続拒否が確認されていた。今週になると天津市や四川省成都市などの約30の病院に増え、1週間で3倍に拡大した。

 日系企業は成都で開幕した国際見本市からも締め出されている。中国市場では日本と同様に高い技術を持つ欧米企業が攻勢を強めており、日本が各分野でシェアを奪われる恐れもある。

 病院は中国共産党や軍の影響力が強いとされる。日系企業に「日本の医薬品はもう使わない」と明確に伝える病院も出ているという。

 中国メディアによると、複数の不動産開発大手は日本企業のエレベーターや建材を使わないと表明。日系電機メーカー関係者は「大きな影響は出ていないが、今後の推移を見守りたい」とした。

 大手ポータルサイト「新浪網」の調査で、26日までに回答した88万人のうち約9割が日本製品を「買わない」と答えた。

「歯の保険」10月発売…エース損保、虫歯など補償

健康保険の自己負担分(3割)を年15万円まで補償する内容で、虫歯や歯茎、歯の損傷などの治療が対象となる。顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込む「インプラント治療」などの保険外診療の補償(年20万円まで)を加えることも可能だ。

 保険料は、30-34歳で、健康保険の自己負担分のみの場合は月930円、保険外診療を含めると月1930円から、となる。

 契約前に疾病にかかっていたり、すでに歯が抜けていた場合などは補償されない。矯正歯科や、歯を白くする「ホワイトニング」などの審美歯科も対象外となる。

 エース損保によると、国内で歯の治療費を補償する保険商品は約20年前に数社が売り出したが、現在、新規契約は停止されている。

 2008年にグループ会社が韓国内で同様の保険を販売したところ、契約件数は4年間で80万件に達するなど好評だった。エース損保は、日本でも歯の健康に対する意識が高まっており、一定のニーズを取り込めると判断した。

7月28日(土)北海道歯科衛生士養成機関連絡協議会

午後2時よりロワジールホテル旭川にて道内11養成機関関係者出席のもと開催されました。旭川歯科学院が主管として開催されるのは初めての事であり、主に専任教員研修会・意見交換会が年に2回ほど事業として開催されております。

道民健口公開講座採録9月26日道新朝刊に掲載  

9月11日(火)午後6時30分より道歯会館5階役員会議室において第
6回理事会が開催された。会長挨拶の中で、「本日は議長団にご出
席いただき、9月22日開催の第207回臨時代議員会の議事運営の協議
をし、その後定款施行規則、選挙規則等を議決するので各役員には
その旨宜しくお願い申し上げたい」と述べた。報告事項では広報よ
り、8月30日開催のHBCラジオ打ち合わせについて報告され、今年度
もラジオ番組を通じ、歯の健康啓発を展開する旨、報告された。
(10月7日から毎週日曜日午前9時~9時15分 全12回)また9月26日
(水)の北海道新聞朝刊に、8月18日(土)札幌パークホテルで開
催した道民健口公開講座の内容が掲載される旨報告された。議決
事項では、北海道歯科医師会定款施行規則一部変更(案)と、会
計規則(案)について説明され、審議の上原案どおり了承された。
協議事項では、第207回臨時代議員会での内容、議事日程等につい
て説明され了承された。その他役員改選期における理事の選出に
対する説明があり、役員選出の手順等について協議された。

(北海道)「医療費還付」詐欺相次ぐ・・・札幌、北広島

札幌市や北広島市で18日から21日にかけて、「医療費が還付される」と称した電話で現金をだまし取られる事件が相次いだ。道警は詐欺事件として捜査しており、少なくとも10人の被害者を確認した。被害額は計約870万円に上る。

 道警によると、札幌市で最も被害者が多かったのは西区で、69-84歳の男女4人が電話で指示されるがままに現金自動預け払い機(ATM)を操作し、現金計約420万円をだまし取られた。

 このほか、中央区、手稲区、北区、厚別区でも同様の被害を確認している。区役所職員を名乗る男の声で「医療費の還付金に関する書類を送ったが届いているか」「手続き期限を過ぎたので社会保険事務所に連絡してほしい」などと伝える手口が特徴だ。

 社会保険事務所の電話番号として通話無料のフリーダイヤルを案内し、電話すると、別の男が「社会保険事務所です」と応対し、金融機関ではなく、スーパーやコンビニ店に設置されたATMへ行くよう指示してくる。札幌西署管内の事件では、19日までは同じフリーダイヤルが使われていたが、振込先に指定した口座が凍結されると、20日には別のフリーダイヤルが詐欺事件に使われたという。

 このため、同署は実体のないペーパーカンパニーを使うなどして複数の番号を取得している可能性があるとみている。
読売新聞 9月23日(日) 配信

水素水で歯周病予防 活性酸素が減少、岡山大

分子状の水素を溶かした水「水素水」を飲むことで、歯周病を予防できるとの研究結果を岡山大の森田学(もりた・まなぶ)教授(予防歯科学)のチームがラットを使って明らかにし、20日発表した。

 チームによると、歯周病悪化の一因となる活性酸素が血液中で減っており、水素水が減少させたとみられる。今後、ヒトでも研究を進める。

 実験では、歯周病を引き起こしたラットを2グループに分け、一方に水素水、もう一方に蒸留水を1カ月飲ませた。すると、水素水のグループは、歯周病の進行により発生する細胞の数が半分程度に抑えられ、血液中の活性酸素の濃度も低かった。

 チームによると、分子状水素は活性酸素を抑制できるとして、糖尿病や動脈硬化への治療効果が報告されている。

 チームの粕山健太(かすやま・けんた)医師は「これまで歯周病の予防は歯磨きや歯石除去など口の中に限った方法が多かった。今回の発見を新しい予防法の開発につなげたい」とした。

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