記事一覧

母体へのキシリトール入りガム適用で子供の齲蝕感染が減少

岡山大学で、母親が妊娠中からキシリトール入りガムをかむと、
子どもへの虫歯菌感染が減少するとの実験結果を同大大学院
の仲井雪絵助教(小児歯科)が発表している。
約50人の女性被験者に、妊娠6カ月から出産後9カ月までの期
間、1日平均3個のキシリトールガムをかんでもらった。すると、
口の中で虫歯の原因となる菌(ミュータンス)が減少。子供でも、
1歳半の時点で菌への感染が、ガムをかまなかった場合の半分
になるなどの効果があった。
仲井助教は「子どもが菌に感染するのは、母親が食べ物をかみ
与えたり、はしを共有したりするのが原因。歯が生えてくる生後
6カ月ごろまでに母親の持つ菌を減らすことが大事だ」と指摘。
キシリトール入りガムの母体への適用は、比較的容易にに母子
感染を防ぐ方法であると結論している。
----------------------------------------------------------------------
◎お知らせ

●「ためしてガッテンで“口腔ケア”」 7月11日(水)放映
  ・放映日   7月11日(水)20:00~(予定)
  ・テレビ局  NHK
  ・番組名   「ためしてガッテン」
  ・タイトルテーマ 『口腔ケア』

※なお、緊急性の高いニュース等が入った場合、変更および中止
となる場合がありますのでご容赦願います。

お母さんと子どものお口の健康クイズ

・むし歯でも元どおりになることがあるの?
 正解:ごく初期のむし歯は再石灰化して健全な状態になることがあり
ます。でも、歯に穴が開いているのが確認できるようなむし歯
は、自然には治りません。早めの治療が必要になります。

救急救命士による講演

救急救命士による講演が下記にて行います。日ごろ摂食・嚥下障害のある患者さんに対して指導する際にどうしても間違って気管に入る(誤嚥)危険性があります。また歯科治療においても銀歯を飲み込ませる(誤飲)などに対しての応急処置をして頂きます。これは、一般の方は受講できませんのでご了承ください。
日時:平成19年7月14日午後4時30分より
場所:道北口腔保健センター
対象:歯科医師

ハッカやミントはなぜスーッとするの?

ハッカやミントの成分にメントールが含まれるためです。このメントールを感じやすい部位は、目と鼻腔次いで口腔内、脇の下、胸、腕などです。
最近、神経の末端に低温に応じるタンパク質(冷感受容体)がみつかり、メントールを作用させると、温度を下げたときと同じような応答を示しました。
 ハッカが入ったお菓子を食べた後に冷えた水を口に含むといつもより冷たく感じます。これは、メントールが冷感受容体に結合すると、冷感受容体が低温刺激に対して敏感になるためです。
 ハッカをなめたあとにトウガラシとなめると、辛味をより強く感じます。原因は不明です。

顔面の外傷防止について

体を接触させる機会の多い激しいスポーツは、歯が折れたり、口の中が傷ついたり、あごや顔面に損傷を受ける危険性があり、スポーツ事故を防止するために、マウスピース (マウスガード・プロテクター) を上あごの歯列に装着することが推奨されています。アメリカンフットポール、ボクシング、空手(一部の流派)では義務化されていますが、ラグビー、サッカー、バスケット、スノーボードなども装着したほうがよさそうです。
マウスピースは、市販のものと、カスタムメイドのものがあり、材料は弾力性のある、エチレンビニールアセテート・ポリ塩化ビニールなどが使われています。もちろん、カスタムメイドの方が、装着時の違和感は少ないです。これは、歯科医院で製作してもらうことができますので、スポーツをされている方は一度ご相談してみてはいかがでしょうか?

お母さんと子どものお口の健康クイズ むし歯でも元どおりになることがあるの?

正解:ごく初期のむし歯は再石灰化して健全な状態になることがあります。でも、歯に穴が開いているのが確認できるようなむし歯は、自然には治りません。早めの治療が必要になります。
最近では、ガムに再石灰化を促進させる成分がはいっているものも見られます。一時期過大広告と批判がありましたが、使ってみてはいかがでしょうか?

しっかり磨いて 子どもの歯健康

健康な歯を保つためには
①歯ブラシ(食後3分以内に3分磨く)
②おやつの選択、だらだら時間をかけて食べない
③よく噛んで食べる
④虫歯になったら早期の治療をする。虫歯にならないように定期検診行う
    愛媛新聞 2007.5.26

旭川地区在宅ケアを育む会

第19回 症例検討会開催ご案内

謹啓
酷暑の候、時下益々ご清祥の段、お慶び申し上げます。
さて、今回は、いままで症例検討会にご参加いただいた方々からのご意見を下に、今回は「認知症」をテーマに症例検討会を行う事になりました。事前に疑問点を受け付けます。
また、セミナーの後には、日常業務の中で困っている事など、気軽に話し合えるグループワークを予定しています。
皆様お誘い合わせの上ご参加くださいますようお願い申し上げます。
謹白

日時:平成19年7月18日(水) 午後7時~8時45分
場所:旭川地場産業振興センター 2F 「会議室」
旭川市神楽4条6丁目1-12  TEL0166-61-2283

<セミナー>
①「認知症サポート医の役割」
神楽神経科内科医院 院長 白井 宏之 先生

②「旭川認知症サポートセンターについて」
     旭川市社会福祉協議会 旭川認知症サポートセンター
          コーディネーター 中陳 郁美

過去ログ