歯や周辺の骨を撮影するX線写真を利用し、骨粗鬆症の早期発見につなげる取り組みを県歯科医師会が9月に始める。下あごの皮質骨の状態が体の骨密度に関連していることがわかっており、歯科医師の診断で骨粗鬆症が疑われた場合、専門医療機関での検査や治療を勧める。
愛媛新聞 2008.7.13
歯や周辺の骨を撮影するX線写真を利用し、骨粗鬆症の早期発見につなげる取り組みを県歯科医師会が9月に始める。下あごの皮質骨の状態が体の骨密度に関連していることがわかっており、歯科医師の診断で骨粗鬆症が疑われた場合、専門医療機関での検査や治療を勧める。
愛媛新聞 2008.7.13
8月19日、北京五輪の重量挙げ男子105キロ超級では、各選手がさまざまな表情で健闘を見せた。(2008年 ロイター/Yves Herman)(ロイター)
(院長談)
重量挙げは、くいしばるスポーツです。重量が直接かみ合わせにきます。選手の皆さんのお口の中を見たいものです。
内閣府は、「生涯学習に関する世論調査」の結果を発表しました。
「生涯学習」という言葉を聞いたことのある人は、80.5%で前回調査(平成
17年5月調査)と大きな変化は見られませんでした。
また、この1年間の生涯学習の実施状況は、「したことがある」と答えた人
は47.2%で前回調査の47.6%よりわずかに減っており、「していない」と答え
た人は51.4%。でした。
生涯学習をしたことがある人にその具体的な内容(複数回答)を聞いたとこ
ろ、「健康・スポーツ(健康法、医学、栄養、ジョギング、水泳など)」を挙
げた人が22.5%と最も多く、次いで「趣味的なもの(音楽、美術、華道、書道
など)」を挙げた人が19.8%で、以下「パソコン・インターネットに関するこ
と」が14.0%、「文学や歴史など教養的なもの」が10.2%と続いていました。
生涯学習を行っていない人の理由のトップは「仕事が忙しくて時間がない」
で45.4%。次いで「家事が忙しくて時間がない」が18.9%、「きっかけがつか
めない」が16.4%でした。
この調査は全国の成人男女3,000人を対象に5月から6月にかけて実施したもの
で、回収率は61.2%。でした。
「口の中にもガンはできる」というと驚かれる方もいるかと思います。口腔ガン(口の中のガン)の発症率は、ガン全体の3%にすぎませんが、専門医療機関に受診した時には、7割以上は進行ガンの状態で発見されています。原因としては、他のガンと同様に初期の自覚症状が少ない、ガンは口の中にできるという認識があまりない、ガンに対する恐怖心から受診する気持ちになれない、受診すべき科が分らないなどが考えられます。
口腔ガンになると、会話や食事、嚥下機能が低下し、進行すれば顔の変化も伴い、治癒後も社会復帰が難しいこともあります。
神奈川新聞 2008.7.16
歯周病もむし歯も、プラークに含まれる細菌の感染で起こる。細菌の種類が違う。
むし歯菌は、糖分を分解して酸をつくりだす。この酸によって歯が溶けて穴となり歯髄(俗に神経)までいくと痛みを感じるようになる。
一方、歯周病は、歯そのものではなく歯を支えている歯ぐきや歯槽骨が破壊される病気で痛みは感じない。
細菌の違いはあるとはいえ、歯周病もむし歯も、プラークの除去が予防の決め手となる。
(口臭対策のコツ)
①歯磨き:起床時と寝る前
②飲食後:食べかすを除去、歯と歯の間は歯間ブラシでとる、したの表面と頬の内側を水を含んで洗う
③空腹時:水を飲む、ガムやだし昆布を口の中に入れておく
④普段から:鼻呼吸を心がける、よく噛んで食べる、歯石は歯科で定期的に取り除く
産経新聞 2008.7.23
院長談
北海道の夏休みは短く既に学校が始まっているところもあります。掲載が遅れてすみません。
役場に妊娠届を出すと交付される母子手帳は、お母さんとお子さんが健診や診療を受ける際の、健診結果や健康状態の記録簿として利用されています。歯科に来院する時に母子健康手帳を持参すると、歯科医師はお母さんの妊娠時の状況から現在までのお子さんの成長、発育の状態、病歴などを内科、小児科の先生が記入した内容から、正確に把握できます。
福島民友 2008.7.11