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むし歯になりやすい人②

糖分の摂取量や時間(食後の歯みがき)は生活習慣の改善等で対応できますが、
むし歯菌の有無については、親子感染が一番の原因だといわれていますので
乳児期に親から子供への感染を避けることが大切になります。
もちろん、むし歯菌の量については効果的なブラッシングで減少させることが
重要になってきます。

もう一つ、むし歯になりやすい人に関係が深いのが唾液の質と量です。
唾液のpHが低い(酸性傾向)の人の方がむし歯になりやすく、
pHが高い(アルカリ性傾向)の人の方がむし歯になりにくい傾向にあります。

気を付けていてもむし歯になりやすいと感じる人は
歯の質が弱かったり、唾液の量が少ない、唾液のpHが低いといったことが
考えられるかもしれません。
ダラダラ食べることを控えたり、
pHを下げないために食事中に水分を多く摂ることを心がける、
よく噛んで唾液の量を増やす等を意識するといいかもしれません。
また、大人でも歯科医院でフッ化物塗布を行う、
適切なブラッシング指導を受ける等で予防することも効果的かもしれません。

▼参考:むし歯について
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/h0c1nvr0utz1u0qmnf23v

むし歯になりやすい人

兄弟で同じように仕上げ磨きをしているのに、
下の子ばかりむし歯になる…こういったお話をよく耳にします。
しっかりと歯磨きをしていても
むし歯になりやすい人と、なりにくい人がいます。

お口の中のむし歯菌が食べ物の糖分を分解した時に出る酸で
歯の表面(エナメル質など)が溶けた状態をむし歯といいます。

むし歯のメカニズムに深く関係するのは
○むし歯菌・・むし歯菌(ストレプトコッカス・ミュータンス菌)の量
○歯の質・・歯の形成段階での無機質の不足等
○糖分・・ショ糖など糖分の摂取量や回数
○時間・・お口が酸性に傾いている時間
などです。

「1人で虫歯が7~8本」 「根しか残っていない」 「要受診」でも半数放置 千葉県内の小中学生 保護者環境が左右か 医師団体初調査

年度当初の学校歯科検診で虫歯など口の健康に問題が見つかり、詳しい診察や治療が必要(要受診)と判断された千葉県内公立校の小中学生のうち、約半数が年度内に受診していないとの調査結果がまとまった。開業医らでつくる県保険医協会が2016年度分を対象に初めて調査した。各校からは、未受診は保護者の環境に左右されるとの指摘が目立ち、共働きや一人親で時間的余裕がない実態や意識の差がうかがえる。

 同協会によると、調査は公立の全小中学校と特別支援学校に昨年10~12月、郵送方式で実施。37・2%に当たる454校(約15万5千人分)の回答を得た。

 16年度(一部校は17年度分で代替回答)の歯科検診で「要受診」とされたのは児童生徒全体の約3割。このうち、保護者を通じ同年度末までに受診を確認したのは47・5%で、半数超の52・5%が未受診だった。

 各校の養護教諭からの補足回答では「1人で虫歯が7~8本」「根しか残っていない未処置歯が複数」と実例を挙げた上で「保護者の仕事が忙しくて(一人親や病気などの場合も)時間的余裕がなく、受診できないようだ」「何度か受診を要請しているが、保護者の関心の薄さを感じる」との報告が目立ったという。

 県によると、県内で拡大が進んだ子ども医療費助成は歯科も対象で、小中学生の1回の窓口負担(保険診療)は最大でも500円。

 しかし、今回の調査では「経済的困難」を未受診の要因に挙げた回答も寄せられた。同協会によると、生活上の余裕のなさが保護者の多忙や助成制度の未把握、少額でも治療を先延ばす事態につながるという。

 学校歯科検診を長年担当している野崎泰夫副会長は「虫歯の子は以前より減ったが、虫歯がある場合は本数が多い二極化も感じる。治療に行けない子が生じないよう学校や地域と連携し、例えば近所の高齢者が付き添うような仕組みも整えられれば」とした。

 未受診率は小学生で46・5%とやや下がり、中学生では70・1%、特別支援校の児童生徒は60・1%。中学生で増える理由は部活動で忙しくなったり、保護者との意思疎通が薄くなることも考えられるという。

がん組織を非標識・無染色で自動的に可視化

富士フイルム株式会社は4月19日、対象物への光照射で生じる散乱光を増強し、高感度に物質を検出する表面増強ラマン分光(SERS)を活用して、組織の代謝物を非標識・無染色で高精度に大面積で分析できるイメージング技術を開発、慶應義塾大学医学部医化学教室との共同研究において、マウス生体切片中のがん組織の分布を、SERSイメージングによる代謝物情報から自動的に可視化することに世界で初めて成功したと発表した。研究成果は「Nature Communications」に掲載されている。

 現在、がんなど病変部の組織の分析方法として、抗体による標識や、染色を用いた、細胞形態のイメージング手法が一般的に利用されているが、細胞のわずかな形態異常から組織を高精度に分析するには、熟練を要す。

 こうした中、標識・染色による形態分析ではなく、病変部特有の代謝物などの物質を同定することで組織を分析できるSERSを活用したイメージング(SERSイメージング)に注目が集まっている。

 この技術を発展させることにより代謝物情報からがんの進行状態のより正確な判別につながる可能性がある。

(医療NEWS 4月24日より)

9月17日を「世界患者安全の日」制定

 患者にとって安全な医療のあり方を政府高官らで議論する「閣僚級世界患者安全サミット」が4月13、14日東京都内で開かれ、各国が連携して医療の質の向上に努めることなどを掲げる「東京宣言」をまとめた。

 開催は今回が3回目で、44か国約500人が出席した。宣言には、医療政策においても患者の安全を優先させることや、医療事故のような有害事象を最小化する方針を盛り込み毎年9月17日を「世界患者安全の日」とした。

(YOMIURI ONLINE yomiDr. 4月16日より)

エピペンと抗精神病薬、アナフィラキシー時の併用解禁へ

アレルギー症状を緩和する自己注射薬「エピペン」などのアドレナリン製剤について厚生労働省は3月15日、急性アレルギー症状のアナフィラキシーになった際には、自閉症や統合失調症向けの抗精神病薬をのんでいても使えるようにする方針を決めた。

 低血圧になることがあるとして、これまでは添付文書で併用を禁じてきた。製薬会社にエピペンについては併用注意の欄に書くように添付文書の改定を求める。

 食物アレルギーがあり、自閉症などの発達障害もある患者が増えているとして日本アレルギー学会が昨年6月、厚労省に併用の解禁を求めていた。一方、日本小児アレルギー学会のガイドラインは、医師の裁量で救命のために使うことを認めている。


(朝日新聞DIGITAL 3月16日より)

う蝕を定量的に検査-マイクロpHセンサを開発- /東医歯大

東京医科歯科大学(生体材料工学研究所)の研究グループは、酸化イリジウムを材料とするマイクロpHセンサを製作し世界で初めて「歯のマイクロpHマッピング」によるう蝕の定量的検査技術を開発した。抜去歯の表層pH測定では「健康な歯根」は6.85、「非進行性う蝕」6.07、「進行性う蝕」5.30と進行性を定量的に評価できたとしている。

 pH測定に基づいて客観的・定量的かつ非侵襲的にう蝕診断のマッピングを行うことで保存する場所や機械的に切除する場所を明確にし、MIを支援するツールとしても期待がかかる。

(歯科通信より)

ちょっと気になる!≪自己臭症≫

自分の臭いがとても気になる症状を「自己臭症」や「自臭症」とよびます。
臭いの種類には口臭もあります。
自分や第三者が不快だと感じる呼気のことを口臭とよびます。

口臭には、「生理的口臭」と「病的口臭」があり、
生理的口臭は加齢や緊張、疲労、ホルモンバランスなどに起因します。
食べ物などによる口臭も生理的口臭です。

病的口臭は、口腔疾患や耳鼻咽喉等疾患、全身疾患など
病気に起因するものです。
特に多いのは歯肉炎や歯周病などと思われますので
歯科医院を受診し、治療することが必要になってきます。
また、舌に付く白い汚れ(舌苔/ぜったい)も口臭の原因になります。

自己臭症は第三者に不快を与えるような口臭がないにもかかわらず
口臭があると思い込んで、強い不安を抱く症状のことです。
診療を行っている歯科医院もありますが、
重篤な場合は診療内科への受診も必要です。

口臭が気になる方は一人で思い悩まず、
歯科医師に相談して、まずは口臭の有無を確認してもらい、
口臭があれば原因疾患等の治療などを行うことをお勧めします。
口臭や原因がない場合は、次のステップを
歯科医師と相談するといいのではないでしょうか。

▼参考:口臭に固執する自己臭症の臨床的検討
https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/h0j2wjr0ut60gc74ht33Q
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