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滋賀医科大学とサンスターが解明 口腔と血糖の管理両立が重要

 糖尿病患者において「歯科メインテナンスと血糖管理の両立」が歯の喪失予防に不可欠だった。70万人分の医療ビッグデータを解析し、糖尿病患者における血糖コントロールと歯の本数、歯科受診の実態との関連性を明らかにした。

 調査は、20~74歳の定期健康診断受診者を対象に、歯科受診の内訳を「メインテナンスのみ」「治療のみ」「両方」「未受診」の4区分で分析した。

 結果として、血糖コントロールが良好な糖尿病患者と非糖尿病患者の間には歯の本数に差が見られなかった一方で、血糖コントロールが不良な糖尿病患者では、歯科メインテナンスを受けていても歯の本数が少ない傾向が明らかとなった。
 また、治療のみを受診している群では、加齢とともに喪失傾向がより顕著だった。


【歯科通信】

歯科診療所 総支出額5~10%増

歯科診療所の令和6年度の総支出額は、5年度と比較して5~10%程度増え、個人立歯科診療所では、歯科材料費が15.4%、グローブ・マスクなどが16.2%、医薬品費が12.2%、技工委託費が10.8%、職員給与が10.7%それぞれ増加している。日本歯科総合研究機構の調査によるもので日本歯科医師会が資料を示した。

 法人立歯科診療所では、医薬品費が12.3%、職員給与が10.1%、技工委託費が9.8%、歯科材料費が8.1%、グローブ・マスクなどが5.6%それぞれ増加している。また物価高騰によって経営が圧迫されていると感じているのは77.9%、「どちらでもない」13.1%、「いいえ」5.2%となっている。

【歯科通信】

施設基準の届出はお済みですか

令和6年度診療報酬改定において経過措置を設けた施設基準については、令和7年5月31日で経過措置が終了するため、6月1日以降も算定する場合には届出が必要です。

【経過措置を設けた施設基準】
 ・歯科外来診療感染対策加算(外感染)
 ・歯科外来診療安全対策加算(外安全)
 ・小児口腔機能管理料の注3に規定する口腔管理体制強化加算(口管強)

 令和7年6月6日までに届出書の提出を行い、同月末日までに要件審査を終え、届出の受理が行われたものについては、同月1日に遡って算定することができます。

【注意点】
(1)外感染と外安全を同時に届出る場合には、それぞれの項目ごとに分けて届出を行う必要があります。1枚の届出様式(様式4)で2項目を同時に届出ることはできません。

(2) 外安全1の届出添付書類(様式4)の「8 (1)医療安全対策に係る体制」に記載する(公)日本医療機能評価機構が行う歯科ヒヤリ・ハット事例収集等事業への登録は、「仮登録」ではなく「本登録」が必要です。「参加登録申請書」を郵送後、本登録までに時間を要しますので、早めに申請してください。

北海道歯科医師会の6月イベントスケジュール

ファイル 6162-1.pdf

北海道歯科医師会のイベント情報です。
閲覧ください。

オゾンナノバブル水に10分間浸すだけで、インプラント材を超親水化する技術を開発。

インプラント材表面の親水性向上は迅速な骨結合を促進させ、その後の機能回復においても重要だ。しかし、手術中や準備段階での有機汚染による表面の疎水化が課題となっており、現場で即応可能な対策が求められている。

適合状態の悪い入れ歯使用者や入れ歯不使用者は、奥歯の噛み合わせが良い人と比べ死亡リスクが1.8倍。

大阪大学大学院歯学研究科の池邉一典教授、豆野智昭助教らの研究グループは、大阪府の後期高齢者約18万7千人のビッグデータを分析。その結果、奥歯の噛み合わせの状態が悪化するほどに死亡リスクが高くなることがわかった。
 この研究により、奥歯の噛み合わせの状態が悪い者の中でも、状態の悪い入れ歯を使用している者や、入れ歯を使用していない者では、死亡の確率がさらに高まる可能性が示された。
 自分の歯を健康に保つことに加え、歯を喪失した場合でも適切に入れ歯を使用し、特に奥歯の噛み合わせを守ることが、高齢者の健康において重要な役割を果たすといえるだろう。

第118回 歯科医師国家試験の結果発表。12年ぶりに合格率が70%超え。

第118回の歯科医師国家試験の結果が厚生労働省から発表され、3431人が受験し、合格者は2136人。全体の合格率は70.3%となった。合格率が70%を超えたのは12年ぶりとなる。
 男女別では、男性が1114人、女性が1022人と、ほぼ半々の割合になった。新卒、既卒の全体総数での合格率トップは、95.6%の東京歯科大学で9年連続。今年4月に名称変更した昭和医科大学が92.9%で、大きく合格率を伸ばした昨年に続き、2位となった。
 また、歯科衛生士国家試験では、受験者数が昨年より微増したものの、合格者数は46人減少。合格率は91%となった。

長く健康に過ごすためには口腔ケアや適切な食事が大切 県歯科医師会などが「健康すごろく」を贈呈【高知】

子どもから高齢者までが楽しみながら健康で過ごすことの大切さを知ってもらおうと、県歯科医師会などが県にすごろくを贈呈しました。 県歯科医師会と県歯科衛生士会、県栄養士会が作成したのは「お口と栄養の健康すごろく」です。高知市の地域サロン「ほっとぷれいす」で贈呈式が行われ、県歯科医師会の野村和男会長が県子ども・福祉政策部の西村三寿部長にすごろく170枚を贈りました。 長く健康に過ごすためには口腔ケアや適切な食事が大切なことから、すごろくのマスには「歯が生えたら仕上げみがきをはじめましょう」や「60歳還暦 自分の歯が24本以上あったら拍手!3マスすすむ」といった、健康的な生活を送るためのポイントが書かれています。さっそくすごろくに挑戦した人たちは、止まったマス目に書かれた内容を確認して、楽しみながら健康な心と体に必要なことを学んでいました。

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