月23日(土)午前11時より札幌パークホテルにおいて、本会主催による道民公開講座を開催した。定員500名に対して1,200名の応募があり抽選としたが、開場前から多くの参加者で大盛況となった。
元NHK、現在フリーアナウンサーとして活躍中の宮本隆治 氏による「老いはのどからやってくる」をテーマとしたトークショー、続いて日本歯科医師会・高橋英登 会長との対談へ展開された。
宮本氏は「喉」を鍛える独自の発声法「ハシカベ体操」を実演するなど、発声を知り得るからこそできるモノマネと話術で場内を笑いの渦に巻き込み、緊張しない方法や初対面者との距離を縮める策など様々な分野について語った。
対談では高橋会長のモットー「おいしく食べて、天寿を全うする」を目指すには、誤嚥性肺炎や「喉・声」トラブルの予防をあげ、全身の健康に関わる「口腔ケア」が最重要であるとして両者の意見が共有された。参加者からは納得のうなずきとともに歓声が沸いていた。