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在宅歯科医療や歯科技工加算を検証

中医協総会が4月21日(水)、都内の九段会館で開催され、診療報酬改定結果検証部会が実施予定の平成22年度診療報酬改定結果を検証する特別調査11項目を大筋で了承した。
 渡辺三雄委員は、在宅歯科医療及び障害者歯科医療の実施状況調査に対する実施時期に言及。在宅歯科医療のシステムが今回の改定で変ったことから、定着を待って、今年度ではなく次年度での実施を要望した。また、検証項目の一つに、在宅医療の実施状況及び医療と介護の連携状況が示されていることに鑑み、その中に歯科との連携についても調査するよう求めた。
              2010年(平成22年)5月5日 日歯広報

日本栄養士会と共同で食育推進宣言

2010年第31回世界保健デー記念「健康づくり提唱のつどい」が4月7日(水)、ヤクルトホールで開催され、日歯と日本栄養士会は「健康づくりのための食育推進共同宣言」を発表した。
 宣言では、「食べることは生きることであり、生きることは食べ続けること」を基本に据えた。また、「食」と「健康」の専門職である歯科医師、管理栄養士、栄養士などを始めとした全ての職種が、健全な食生活を実践することのできる人間を育て、全ての国民が健康で心豊かな食生活を営むことができるように、連携、協働して国民運動である食育を広く推進していくことを披露。
              2010年(平成22年)5月5日 日歯広報

あなたの美歯度チェック②

白い歯になるためのオキテ 日常生活編
①食事は規則正しくバランスよく
②水はこまめに飲む
③楽しくコミュニケーションを心がける
④口ではなく、鼻で呼吸を
⑤歯磨きは手作業で丁寧に
⑥甘いものやファーストフードは控えめに
⑦ワインやコーヒーの後は5分以内に応急磨きを
⑧身体と口を積極的に動かす
白い歯になるためのオキテ 食べ物・飲みもの編
(口の中を浄化するもの)
ミネラルウオーター、ヨーグルト、リンゴ、はちみつ、ハーブティー
(唾液を出すもの)
シュガーレスガム、ナッツ・ドライフルーツ、酸っぱいもの、するめ・さきいか
(歯ぐきの老化を防ぐもの)
ビタミンCが豊富なもの
コラーゲンが豊富なもの
                 週刊女性 2010.4.13

あなたの美歯度をチェック!

□現在、ダイエット中
□コーヒーや紅茶など茶色い飲みものが好き
□電動歯ブラシだけで歯を磨く
□1ヶ月以上同じ歯ブラシを使っている
□前歯にフロスや口紅がつきやすい
□のどが荒れやすい・口内炎が出やすい
□歯磨きタイムが10分以内
□昼は歯磨きをしない
□朝起きると口が臭い
□和食より洋食が好き
□タバコを吸う
□虫歯がないので1年以上歯医者に行っていない
□歯の白さが求められるのは芸能人だけだと思う

イエスが0~3個 うるつや歯美人です
イエスが4~7個 もう少し!で歯美人に
イエスが8~11個もしかして歯ブス予備軍?
イエスが12個以上 注意!歯ブスの素質十分

ちなみに私は、2個でした。
              週刊女性 2010.4.13

歯周病、脳梗塞リスク 菌、体内めぐり動脈硬化か

脳梗塞の患者は、歯周病菌に感染している割合の高いことが、広島大学の細見直永助教(脳神経内科)らの研究でわかった。歯周病菌が血液を通じて全身をめぐり、脳梗塞の原因となる動脈硬化を引き起こしている可能性があるという。研究成果は15日、盛岡市で開かれる日本脳卒中学会で発表される。
 細見さんらはさらに、脳梗塞の原因となる動脈硬化や脂質異常と歯周病菌とのかかわりを調べた。頸動脈の直径が75%以上詰まっている74人とそれ未満の169人を比べたところ、詰まっている人は歯周病菌の量が1.4倍高かった。血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールの値が高い脂質異常症の人はそうでない人より1.5倍高かった。
 歯周病菌が歯茎から血液を通じて全身をめぐり動脈硬化を起こし、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす原因の一つになっているとされる。血管が脂の塊で詰まっている部分に歯周病菌が多く見つかったとする海外の報告もある。
              朝日新聞(大阪)2010.4.7

歯周病、脳梗塞リスク 菌、体内めぐり動脈硬化か

脳梗塞の患者は、歯周病菌に感染している割合の高いことが、広島大学の細見直永助教(脳神経内科)らの研究でわかった。歯周病菌が血液を通じて全身をめぐり、脳梗塞の原因となる動脈硬化を引き起こしている可能性があるという。研究成果は15日、盛岡市で開かれる日本脳卒中学会で発表される。
 細見さんらはさらに、脳梗塞の原因となる動脈硬化や脂質異常と歯周病菌とのかかわりを調べた。頸動脈の直径が75%以上詰まっている74人とそれ未満の169人を比べたところ、詰まっている人は歯周病菌の量が1.4倍高かった。血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールの値が高い脂質異常症の人はそうでない人より1.5倍高かった。
 歯周病菌が歯茎から血液を通じて全身をめぐり動脈硬化を起こし、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす原因の一つになっているとされる。血管が脂の塊で詰まっている部分に歯周病菌が多く見つかったとする海外の報告もある。
              朝日新聞(大阪)2010.4.7

がん治療前に口腔ケア

抗がん剤や放射線によるがん治療は、がん細胞を死滅させると同時に、正常な細胞まで影響を及ぼし、さまざまな副作用が現れる。そのうち、口の粘膜の炎症を「口腔粘膜円」と呼ぶ。がん治療が決まった時点から口の中を清潔に保つなどのケアが、炎症の痛みを軽減し、術後の合併症を防ぐ効果があることが分かってきた。
 「これまではほっておいても治る、我慢すればよいと言われ、何の予防策もなかった」と話すのは歯科口腔外科の大田洋二郎部長。しかし1990年ごろ以降、手術単独の治療から、手術と放射線、抗がん剤を組み合わせた治療が広く行われるようになり、口腔トラブルを抱える患者が急増した。
 「がん治療に口腔ケアを加えると、治療中の痛みを和らげ、治療を長引かせずに行える。術後の合併症を防ぎ、患者の生活の質を維持する。結果的に治療成績を上げることにつながる」と説明する。ケアの基本は、口の中を清潔に保つ▽口の中を湿らせる▽痛み止めの薬を使って痛みを和らげるの3つ。
              東京新聞 2010.4.2

こどもの発音 年齢見て訓練 病気の場合も

こどもの発音 年齢見て訓練病気の場合も
 可愛い赤ちゃん言葉。ただ、成長が進んでも治らないのは心配だ。たいてい訓練で治るが、手術を要することもある。「カ行やラ行、サ行は発音が難しく、子供たちは習得に苦労することが多いです。普通は自然に出来るようになりますが、出来なくても訓練すれば大丈夫」と昭和大歯科病院(東京都大田区)口腔リハビリテーション科の言語聴覚士、山下夕香里さんは言う。
 一般にカ行の発音を9割以上の子が習得するのは4歳ごろ。サ行で5歳、ラ行で6歳ごろとされる。また、「ツ」や「ズ」なども、習得の遅い発音とされる。
 練習で治らない例もある。その一例の口蓋裂は、口の中の天井にあたる口蓋が、生まれつきふさがりきっておらず、鼻の穴の奥の空気の通り道と口の中がつながっている状態だ。常に鼻に空気が抜け、発音が乱れる。「パ」や「バ」のような破裂音も苦手だ。
              朝日新聞 2010.3.29

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