45-75歳のハワイ先住民、アフリカ系、日系、ラテン系、白人系アメリカ人18万5855人を対象に、コーヒー摂取と死亡リスクの関連を前向きコホート研究で検証(MEC試験)。319万5484人年の追跡の結果、コーヒー摂取群は非摂取群に比べ全死亡リスクが低く、ハワイ先住民群を除く4民族群では、1日あたり摂取量と死亡リスクが統計的に有意な逆相関を示した。カフェインの有無に関わらず同様の傾向だった。
45-75歳のハワイ先住民、アフリカ系、日系、ラテン系、白人系アメリカ人18万5855人を対象に、コーヒー摂取と死亡リスクの関連を前向きコホート研究で検証(MEC試験)。319万5484人年の追跡の結果、コーヒー摂取群は非摂取群に比べ全死亡リスクが低く、ハワイ先住民群を除く4民族群では、1日あたり摂取量と死亡リスクが統計的に有意な逆相関を示した。カフェインの有無に関わらず同様の傾向だった。
根管とは歯髄(神経や血管など)が通っている歯の根の中の管のことです。
深いむし歯や歯に対する外傷や亀裂、歯根の先に膿がたまった時など
歯髄に炎症や感染を引き起こしたときに根管治療が必要になります。
歯髄を除去し、根管内を清掃・消毒した後、
根管内が再感染しないように神経(歯髄)に代わるものを充填します。
歯の根の数は前歯は1本、奥歯は概ね3本など場所によって違いがあります。
そのため根管治療にかかる回数は治療する歯によって異なりますが、
およそ3回~5回くらいまでに終わる場合がほとんどです。
根管治療した歯は再発しやすく、再治療の場合は清掃・消毒してから
治療になるので回数が数回増える場合もあります。
根管治療中は、治療中の歯で噛まないように気を付けることと、
指示された通り治療に通うことが大切になります。
痛みが取れたからと自己判断で通院を止めたり期間を開け過ぎると
治療中の仮の詰め物から内側に細菌が入り込み
周囲の骨を溶かしてしまうことがあるので、
最悪の場合、抜歯になってしまうこともあります。
治療後も痛みがある場合があります。
歯の中の神経を除去しても、歯の周りに神経があります。
この神経に痛みが表れたりすることがあります。
痛みが続く場合は歯科医院に行って診てもらうようしましょう。
肌がくすむように歯も色に変化が現れます。
これは歯の表面の白いエナメル質が加齢と共に薄くなり、
その下の象牙質が透けてくるからです。
唾液の分泌も30歳くらいから減少し、
口腔乾燥を起こしやすくなり、口腔疾患のリスクも高くなります。
歯肉退縮もみられ、「お口の見た目」にも変化が現れます。
では、お口の見た目のアンチエイジングにどう取り組むか?
・ホワイトニング
・歯列矯正
・咬合調整
・補綴物(被せものや詰め物)の交換
などが挙げられますが、自費の治療も多くなります。
口腔環境を整えることは、全身のアンチエイジングにも繋がります。
歯磨きや粘膜清掃等を行うことはもちろん、
口腔マッサージ等を行い筋肉を柔らかくすること、
唾液の分泌促進をすることも重要になってきます。
そして、もう一つ大切なのは咀嚼です。
よく噛むことは唾液の分泌を促進し、口腔内の自浄作用を促します。
口腔内の状態を一定に保つ緩衝作用が起こり、
口腔細菌の繁殖を抑え、むし歯や歯周病発症のリスクを下げたり、
口臭予防などに繋がります。
さらに咀嚼により
・副交感を刺激する・・・・・免疫力アップ
・血液の循環がよくなる・・・脳の活性化
・口周辺・頬の筋肉運動・・・しわやたるみの防止
などの効果が期待できます。
食物繊維を取ることで口腔内清掃にも繋がりますので
お食事にゴボウやレンコンなどの根菜類を取り入れて
しっかりと噛むお食事をする事も
比較的簡単にできるアンチエイジングとしてお勧めします。
昔、サメの映画を観て海に行けない時期がありました。
映画で観たサメの口は大きく、その歯はとても印象的でした。
種類にもよりますがサメの口には6~20列の歯が並び、
中には3,000本の歯を持つ種類もいます。
そして前列の歯がすり減る、割れる等不具合が起こると抜け落ち
後列の歯が前へと移動します。
サメの歯が抜けやすい原因の一つは歯を支えている
歯槽骨や歯根膜がないからです。
人間は永久歯がダメになったからといって
残念ながら、新しい歯が後ろから前に移動してきたりしません。
今ある歯をしっかりとケアして大切に使うことが大事ですね。
動物は種類によって歯の数が様々です。
犬は42本、猫は30本・・。
犬はむし歯になりにくいですが、サルはむし歯になります。
動物はそれぞれに食形態に合った歯の形になっています。
▼他の動物はどんな歯を持っているでしょう。
https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/g0od66t08sng7hgaj4UkX
健口普及公開講習会
日時:平成29年9月9日(土)14:30~17:00
場所:旭川sh大雪クリスタルホール大会議室
講演:長寿菌g命を守る
大切な町内環境コントロール
演者:特定国立研究開発法人理化学研究所 辨野 義己氏
申込:0166-25-6315
上川中部地域歯科保健推進協議会事務局
老人福祉法で義務づけられた自治体への届け出をしていない道内の「無届け有料老人ホーム」のうち、7割が病院から入居者の紹介を受けていることが、一般財団法人「高齢者住宅財団」(東京)の調査で分かった。無届けホームは、施設基準を満たしていないことが多いが、入居費用は概して安い。低所得で身寄りのない高齢者の行き場は限られており、無届けを承知で紹介しているケースが大半とみられる。
調査は2016年度の厚生労働省の補助事業として実施。財団によると、無届けホーム事業者を対象とした初の大規模な全国調査で、全国55自治体からの情報提供で所在が判明した692施設に調査票を送り、道内122施設を含む225施設から回答を得た。
入居者の紹介元を複数回答で尋ねたところ、道内の施設では「病院や診療所」の68%が最多だった。病院側にとって、入院が長引くと診療報酬が低くなるため、病状が安定した高齢者には退院を促さざるを得ない事情がある。
日本人の死因 第3位 【肺炎】の最新予防法
肺の病は生きることに直結する場合が多く、健康長寿のためには肺の機能を正常に保つことが大切。食べた時にむせることが多い場合は、誤嚥性肺炎の可能性がある。
急増する誤嚥性肺炎の最新予防法を名医が発見
誤嚥性肺炎は日本人の死因第3位に浮上してきた肺炎の一種。肺炎患者のうち60代ではおよそ半分、70代以上では7割以上が誤嚥性肺炎といわれている。誤嚥性肺炎を予防するための重要ワードは「飲み込み力アップ物質」。
急増する誤嚥性肺炎を防ぐ飲み込み力アップ物質
正常な人が液体を飲む瞬間、液体は全て食道へと流れるが飲み込み力が衰えた人の場合は液体の一部が食道ではなく気管へと侵入するため咳き込むことやむせることが多くなる。「誤嚥」とは飲み込む力が低下し食べ物などが気管に入ること。誤嚥を繰り返すうちに肺に侵入した細菌が繁殖することにより「誤嚥性肺炎」を引き起こす。
細菌の研究により、飲み込む力の低下を引き起こす原因は脳にまつわるある病にあった。さらにその病は中高年に多く発症し65歳以上の4人に1人が起こしている病でその病を発症しても症状が全くない為気付いていない人がほとんどだという。しかし最新研究によれば、要介護患者の飲み込む力アップ物質の分泌を増やしたところ飲み込み力が2~4倍も活性化し正常レベルに回復した。
秋野暢子は「サプリが飲みづらくなった」、中山秀征は「歌っている時にむせることがある」という。ある調査では、誤嚥性肺炎は50代から増加し始め、肺炎患者の20%を占めている。
東北大学の佐々木英忠先生は30年以上、老化が関わる病の研究・治療を行い日本老年医学会の理事長も務めた加齢と病の関係のエキスパートであり、誤嚥性肺炎の予防や治療法の研究に心血を注いでいる。誤嚥性肺炎は6年前に脳卒中を抜き、日本人の死因第3位となった。毎年10万人以上が誤嚥性肺炎で死亡している。肺炎の多くは誤嚥性肺炎。誤嚥性肺炎は薬で治せるが、飲み込み力低下を治す方法がないため再発が多く重症化しやすいという。飲み込み力アップ物質の正式名称は「サブスタンスP」。全身の様々な神経にある神経伝達物質で「痛み」等の情報を脳に伝えている。サブスタンスPが多い人は飲み込み力が正常で少ない人は飲み込み力が低下しているという。
誤嚥性肺炎を防ぐカギ「サブスタンスP」は、食物が喉の奥に来た時に刺激を感知し脳や脊髄に信号を送って気道の蓋をすばやく閉め、食べ物を食道へ流している。サブスタンスPが減った場合、食物が来てもすぐ感知することができず気道の蓋をすぐに閉められなくなる。すると食べ物の一部が気道に入り誤嚥につながる。このサブスタンスPが減ってしまう大きな原因として、ある脳の病の存在が分かってきている。
飲み込み力低下から肺炎を招く中高年に多い脳の病とは?
誤嚥性肺炎を招く飲み込み力の低下。中高年の4人に1人が患っているある脳の病が関係していることが分かった。
飲み込み力アップ物質のサブスタンスPを減らしてしまう脳の病とは何なのか。まず、飲み込み力が衰えている人は本当に脳の病になっているのか検証した。60~70代の男女9名に普通の弁当を食べてもらった。食事の様子を見てみるとほとんどの人が慎重に弁当を食べ何人かが誤嚥をしていた。30秒間に唾液を何回飲み込めるかをチェック。人差し指と中指で喉仏を挟むようにあてて唾液を飲み込み、喉仏が人差し指を越えて元に戻るまでを1回として30秒間の回数をチェックする。6回以上であればクリア、5回以下だと要注意状態、2回以下は危険レベルとなる。クリアできなかった場合、ある脳の病が原因で飲み込み力が低下している可能性がある。
ミニトマトが喉に詰まりそうになった原田さんは4回、要注意状態だった。ご飯を少量ずつ食べていた篠田さんは2回、誤嚥を起こしやすい危険レベルだった。9人中5人がクリアできず飲み込み力が衰えていた。
脳ドックを行っているクリニックで脳の状態を調べた。飲み込み力が正常な4人の脳は全員が正常、飲み込み力が衰えた5人のうち3人にある病が確認された。
飲み込み力が低下した3人に確認されたある脳の病とは「脳梗塞」だった。
飲み込み力低下から肺炎を招く症状のない小さな脳梗塞
飲み込み力低下を招く症状のない小さな脳梗塞。
脳梗塞とは偏った生活習慣でできた血栓が脳の血管を塞ぐ病、脳を壊死させ最悪の場合は死に至る。しかし今回の脳梗塞は命に関わる重大なものではなく、脳の血管の中でも特に細い血管が塞がれて起こったもの。壊死はごく小さい部分で自覚症状はほとんどない。この場合は無症候性脳梗塞と呼ばれる。しかし、最近の研究では無症候性脳梗塞が誤嚥性肺炎を引き起こす飲み込み力低下の原因となっていることが分かってきた。
無症候性脳梗塞とは細い血管で起こる脳梗塞。細い血管は脳の中心部にあり、脳の中心部はサブスタンスPの材料が作られている場所のため脳の中心部で小さな梗塞ができるとサブスタンスPの材料が減少し、飲み込み力低下で誤嚥を起こしやすくなる。しかし佐々木先生の研究ではサブスタンスPを増やす効果が期待できる食材が分かってきたという。
飲み込み力を上げて肺炎を防ぐサブスタンスPを増やす食材とは?
サブスタンスPを増やす食材でどれだけ飲み込み力がアップするのか、飲み込み力が低下していた原田洋子さんの協力を得て検証した。原田さんの脳からは無症候性脳梗塞も見つかっている。原田さんに喉のレントゲン検査を受けてもらったところ、食べ物の一部が蓋の上に残ってしまうことが分かった。蓋の下がる勢いが弱いため、全てを食道へと運びきれていなかった。
【検証】唐辛子&黒コショウで飲み込み力を上げて肺炎を防ぐ
サブスタンスPを増やすにはどんなものを食べればいいのか。佐々木先生によると「カプサイシン」を摂取すると良いという。カプサイシンは、唐辛子などに含まれる辛味成分。最新研究によると飲み込み力が落ちた人にカプサイシンを1日4.5マイクログラム摂取してもらったところ、1ヶ月で飲み込み力が約2倍に活性化したという。カプサイシンの刺激はサブスタンスPが感知するため、カプサイシンの刺激を増やすことでサブスタンスPが活性化して増加する。脳への神経伝達がスムーズになり、飲み込み力もアップする。黒コショウでも同様の結果が得られている。
カプサイシンの入った唐辛子と黒コショウを5日間、原田さんに毎食摂取してもらう。摂取量はお好みの分量でOK。原田さんのサブスタンスPの値は262。検証を初めてから3日目、これまで食事中に何度も咳き込むことがあった原田さんだったが一度も咳き込むことなく食事を終えていた。検証を終え、原田さんの血液中のサブスタンスPの値を測定。検証前の262から326へと大幅に増加していた。さらに喉のレントゲンで飲み込み力もチェックしたところ、検証後は食べ物を全て食道へと流せていた。