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血糖管理は、歯周病だけでなく、むし歯予防にも欠かせないことが判明。

糖尿病に罹患すると、心血管疾患や腎症に加え、口腔疾患も起こりやすいことが知られている。しかし、これまで糖尿病と歯周病の因果関係は示されてきたが、むし歯との関係については十分に解明されていなかった。
 特に、血中で増えた糖が唾液に移行し、むし歯菌の増殖を助長してリスクを高める可能性については、唾液が口腔内で口腔細菌によってすぐに消費・改変されてしまうため、従来の検査手法では正確に評価することが難しいという課題があった。
 そんな中、大阪大学の研究グループが、口腔細菌の影響を受ける前の分泌直後の腺唾液を解析する方法を確立。血液から唾液への糖移行や細菌叢への影響を正確に評価したところ、それらがむし歯リスクを高めることを世界で初めて明らかにした。