記事一覧

BS番組や週刊誌で啓発 国民への多角的な広報展開

第11回理事会が1月24日(木)、歯科医師会館で開催され、今年度、予算を1億円増額して実施する「国民に向けた多角的な広報展開」の一環として、BS朝日で番組放送することや、週刊誌『週刊文春』『週刊新潮』(いずれも毎週木曜日発売)で啓発していくことを決めた。BS朝日では「『生きる』の入り口~口腔ケアは、生活の中へ~」(仮)の番組タイトルの下、3月の土曜日午前11時30分~12時に、5週連続の5回シリーズ(3/2、9、16、23、30)で30分番組を放送する。併せて、CMも制作する予定。週刊誌では、『週刊文春』及び『週刊新潮』で各3回、大久保満男会長と著名人の対談を見開き2ページ、フルカラーで掲載。『週刊文春』2/28号(2/21発売)から『週刊新潮』と交互に6週連続で掲載する。
                           日歯広報 2月5日 1584号

70~74歳の医療費特例措置1割負担が継続へ!

 70~74歳の医療費負担については、自民党内におきましても、「現行の1割負担を法律上の2割負担に戻すべき」という意見と「現行の1割負担を維持すべき」という2つの意見に分かれて議論が行われておりましたが、先述の通り、党厚労部会(※厚労部会長代理を務めております)に連日出席し、「現行の1割負担を維持すべき」と主張し、実現させることができました。これにより平成24年度厚生労働予算予備費100億に補正予算に1900億、合計2000億を積み上げ、現行の1割負担軽減措置が継続されることとなりました。

GReeeeN転勤!福島から全国に散らばる

福島・郡山市を拠点に活動する4人組覆面ボーカルグループ、GReeeeNのメンバーが3月から全国に散らばることが26日、分かった。本業である歯科医業の都合で1人が郡山に残り、転勤で2人が北海道、1人が沖縄へと旅立つ。4人は郡山への感謝の気持ち、夢を描いて旅に出る若者へのエールを込めて、JR郡山駅前にあるモニュメント「緑の扉」を新曲「桜color」(27日発売)にちなんで桜色に再塗装。自らもこの扉から新たな一歩を踏み出す。

12歳児DMF歯数1.10本 過去最低を更新 平成24年度学校保健統計調査

平成24年度学校保健統計調査の速報が12月25日(火)、文科省より好評され、喪失歯及び処置歯数を含む12歳の永久歯の1人当たり平均むし歯(う歯)等数は1.10本で平成23年度から0.10本減少し、過去最低を更新した。12歳の永久歯の1人当たり平均むし歯等数は昭和59年度の4.75本以降減少を続けている。
                   日歯広報 1月25日

ガガさんのカップ落札した男性、寄贈翌日に死去

世界的な人気歌手レディー・ガガさんが、復興支援のためにオークションに出品したティーカップを落札し、20日、宮城県に寄贈した歯科医師の男性が21日朝、病気のため亡くなりました。

 宮城県大崎市の歯科医師、弓哲玖さんは、震災直後から犠牲者の検視などのボランティアを行いました。去年5月には震災の風化を防ごうと、世界的人気歌手のレディー・ガガさんが復興支援のためにオークションに出品したティーカップを601万1000円で落札し、多くの人に見てもらうことを希望していました。弓さんは肺の難病である特発性肺線維症のため入院したため、20日、妹の張琴さんが代理でティーカップを宮城県に寄贈しました。

 弓さんは21日朝、病院で亡くなりました。54歳でした。張さんは兄の弓さんについて「最後は微笑んでおり、ティーカップを県に届けてほっとしたのでしょう」とコメントしています。(21日13:40)

公認スポーツデンティスト育成へ 日歯と日体協 覚書交わす

日歯は1月16日(水)、都内の岸記念体育会館で、日本体育協会(日体協)と同協会公認スポーツデンティスト育成事業の協同実施に係る覚書を取り交わした。日体協公認スポーツ担当者制度に基づき、スポーツ振興の担い手となる公認スポーツデンティストを両者の協力の下に養成するとともに、さらなる制度の促進を図る。
                  日歯広報 1月25日

「一回死んでみるか」歯科医脅した容疑の61歳

読売新聞 2月19日(火) 配信


 三重県警伊賀署は18日、伊賀市荒木、無職清水隆容疑者(61)を、暴力行為等処罰法違反容疑で緊急逮捕した。

 発表によると、清水容疑者は18日午前2時15分頃、伊賀市西明寺の歯科医院を訪れ、歯科医の男性(46)を駐車場に呼び出し、治療を申し入れたところ、断られたため、ナイフを突きつけて「一回死んでみるか」と脅した疑い。

 男性が逃げたため、清水容疑者は自転車で逃走。男性の110番で駆けつけた伊賀署員が、近くのコンビニエンスストアで清水容疑者を発見。任意同行し、署内で緊急逮捕した。

 清水容疑者は、この歯科医院で治療を受けたことがあった。調べに対し、「歯科医院には行ったが、ナイフで脅していない」と容疑を否認している。

物が飲み込みにくい?

食物を見て、唾液を分泌させ食べる準備を整え、食物を口の内で噛み砕いた食塊を咽頭へ送り、鼻および口への逆流を防ぎつつ、咽頭を挙上させ、喉頭蓋で気道への流入を防ぎ、食道入口部を開き、食塊を食道へ送り込む一連の行動を「嚥下」といいます。関連する神経・筋肉の複雑な共同運動がうまく働いて、初めて飲み込むことができます。高齢化社会になると脳血管障害・神経筋疾患の増加に伴い、物をうまく飲み込めない嚥下障害を訴える方が多く来られます。嚥下障害の分類とその原因は多岐にわたります。特に高齢者の方の原因は、口腔内乾燥傾向(粘膜分泌低下、あるいは内服薬の影響)、歯牙の喪失や義歯の装着、喉頭の下降、神経系の加齢による反射の遅れ、筋力の低下、食道入口部開大に持続時間の短縮、脳出血・梗塞やその他の神経筋疾患の既往による影響、認知症による不適切な節食方法、喀出力低下などがあげられます。
 嚥下障害の最も多い症状は「むせる」(誤嚥する)ことですが、目立たない誤嚥として、食後の湿った声嗄れや夜間の咳も見落とせません。気道に入った食塊を喀出できないと誤嚥性肺炎を起こして生命に関わります。嚥下は人が人らしく生きる上で極めて重要な機能ですから頻繁に「むせる」ようなら、嚥下機能検査が必要なので、一度ご相談下さい。

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