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歯周病は歯を抜くしかない?治療方法や治療期間、予防法も詳しく解説

(1)歯周病になったら歯を抜くしかないのでしょうか?
歯周病の治療は、必ずしも抜歯を必要とするわけではありません。軽度の歯周病であれば、適切な歯磨きや歯石の除去などの基本治療で改善できることもあります。また、外科治療や再生治療など、重度の歯周病に対応した治療方法もあります。しかし、症状が進行して周囲の歯や骨にまで悪影響を及ぼすなど、歯を残すことがリスクにつながる場合は抜歯が推奨されるでしょう。


(2)抜歯が必要な歯周病症状を教えてください。
次のような症状がある場合、重度の歯周病である可能性が高く、抜歯が必要になるケースがあります。

歯の痛みで食べ物が噛めない
歯を支える骨が溶けて歯が動く
歯肉が炎症を起こし膿が出る
歯周病が進行すると、歯を支える組織に炎症が起こり、噛むときの圧力で痛みを引き起こすことがあります。症状の度合いによっては、一般的な治療で痛みを解決するのが難しいケースも少なくありません。このようなケースでは、歯を残すほうがデメリットが大きいため、抜歯が選択されることがあります。また、進行した歯周病では歯を支えている歯槽骨が破壊され、歯を支えきれなくなってしまいます。この状態から歯槽骨を再生するのは困難であるため、支えを失った歯はやがて自然に抜け落ちる可能性が高いでしょう。ここまで進行した歯周病の歯と歯肉の間は、歯周病菌をはじめとする炎症を起こす細菌の温床になっています。このため、自然に抜け落ちる前に抜歯することで、歯周病の広がりを予防できると考えられます。歯肉から膿が出るのは、歯肉で炎症が起こり化膿しているためです。歯周病が進行した状態である可能性が高く、抜歯が必要になるケースが少なくありません。

(3)歯周病治療で抜歯が必要になる割合を教えてください。
国立がん研究センターなどが2013~2016年に実施した調査によると、40~74歳の男女のうち男性の20.8%、女性の13.2%に重度の歯周病がみられました。歯周病の進行状況は、普段の口腔ケアのほか、運動の習慣や喫煙などの生活習慣とも関連があることが示唆されています。

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