記事一覧

「第13回旭川赤十字病院医療連携の集い」ご案内

ファイル 2474-1.doc
ファイル 2474-2.xls

【日 時】 平成24年2月13日(月) 18時30分から

【場 所】 旭川グランドホテル 3階 瑞雲の間 (旭川市6条通9丁目 ℡
(0166)24-2111)

【症 例】 『旭川クロスネットの現状と今後の展開』

      『当院における脳卒中リハビリテーション看護認定看護師の役割と活
動』

      『耳鼻咽喉科疾患の病診連携』

      『肝疾患診療における地域連携』

      『高磁場MRI装置』

【申 込】 ・医療機関職員(職種問わず)

・参加費 <無 料>

・別紙申込書にてお申込ください(地域医療連携室FAX 0166-22-8287)

※ 本検討会は「日本医師会生涯教育講座(2単位)」・「日歯生涯研修事業認定研
修会(2単位)」

として開催いたします。

障害者用駐車場、健常者に使わせないアイデア

読売新聞 1月16日(月) 配信

 新潟県内で15日、公共施設や商店にある障害者らの専用駐車場利用者に許可証を発行・提示してもらう「県おもいやり駐車場制度」が始まった。

 障害者用スペースを健常者が使うことを防ぎ、有効利用につなげるのが狙い。佐賀県が全国で初めて2006年に同様の制度をスタートさせており、新潟県は全国では23番目の取り組みとなる。

 障害者用駐車場は、店舗入り口付近の便利な場所にあり、乗り降りがしやすいように幅が広くとってある。県によると、従来は対象外の健常者が利用するケースも目立ったという。

 また、身体障害者らが乗用車に貼るステッカーは、市販されており、健常者も購入可能で、「公的な利用証が必要」と判断した。

 対象は、身体障害者や高齢者、妊産婦。駐車時に、利用証を車内のミラーなどにぶら下げて、許可を受けていることが分かるように掲示する。

 県のホームページや各市町村の窓口などで申請書は入手でき、申請後、2週間程度で利用証が自宅に郵送される。有効期限は原則5年。現在900人以上が県に申請しているという。

 一方、この取り組みに協力する施設には、看板を立ててもらい、利用者に分かりやすい工夫を行っている。13日現在、スーパーなど148店舗、639台分が確保されている。同様の制度を導入している近隣の山形、栃木、福島、群馬、茨城の5県では相互利用も可能。

 この日は、新潟市江南区の大型ショッピングセンターイオンモール新潟南で開始式が行われた。県福祉保健部の若月道秀部長が、身体障害者団体の代表者2人に利用証を手渡した。

 県身障ドライバー協会の水野京子会長(67)は、「車のドアを全開しないと乗り降りが出来ない障害者にとって、通常の駐車場では、隣に車が止まっただけで立ち往生してしまい、不安が大きかった。今回の取り組みをきっかけに、障害者用駐車場の必要性を広く理解してもらえればいい」と期待していた。

「お正月は家で家族と過ごしたい」 チームの連携が、患者さんの願いを叶えました

看護師Mさんと78歳の患者さんのエピソードをご紹介します。
 進さん(仮名)が入院したのは去年の8月。軽度の脳梗塞のため、意識がはっ
きりしない状態でした。Mさんをはじめとする看護チームが必要だと考えたのは、
意識回復の手助けとなる口腔ケア。Mさんはさっそく計画を立てました。
まずMさんは、使用する用品と手技を統一。誰が担当しても同じ口腔ケアを提
供できる体制を整えました。そして毎日、口腔内に刺激を与えるために氷で清掃
し、ブラシで頬粘膜のマッサージを行なったのです。

 すると次第に意識がはっきりし、入院から3ヶ月経った11月には少しずつ会
話もできるように。そんなある日、進さんはこう言いました。
「お正月は家で家族と過ごしたい」
 目に涙を浮かべる進さんを見て、なんとか実現させたいと思ったMさんたち。
さらに熱心に口腔ケアに取り組みました。そして大晦日と元旦の2日間、外泊の
許可が出たのです! 
 新年を自宅で迎えた進さんは「人生で最高のお正月だった」とMさんたちに深
々と頭を下げました。

「各自の判断で口腔ケアをしていたら、上手くいかなかったかもしれません」
 そう振り返るMさん。全員が同じケアをできたことはもちろんですが、他の看
護師も「お正月には自宅に帰れるように」という気持ちを持って連携できたこと
がプラスになったといいます。この出来事をきっかけに、看護師の口腔ケアへの
意識がより高まったそうです。

過去ログ