記事一覧

【10月21日放送】あさイチ 放っておくと危ない!あごの不調 ③

「あごのコリ」を引き起こす 睡眠中の歯ぎしり
 さらに、寝ている時にもあごに負担がかかっている。機械の測定で1晩に100回を超えると歯ぎしりが多いとされている。鈴木さんは1日目の測定では84回、2日目の測定では85回と問題なかったが、3日目は130回を記録していた。

 鈴木さんは「全く自覚なかったんですけど、夫に指摘されまして。」、はいださんも「私も小さい頃から歯ぎしりが凄いと母親に言われていて、結婚してからも主人に言われるくらい凄い歯ぎしりをしているみたいなんですけど、自分ではわからないんですよね…。」と話した。

無意識にやっているかも・・・歯の接触癖・食いしばりチェック
 「歯の接触癖」をチェックする方法を紹介した。唇を閉じた時に歯が触れない人は歯の接触癖はない。一方、接触癖がある人は唇を閉じた時に「歯全体」や「前側だけ」、「奥側だけ」が触れていたりする。唇をつけた時に歯を離したほうが楽な人は歯の接触癖はない。歯をつけたほうが楽だという人は歯の接触癖がある。

 歯の接触癖があると、舌の先に歯型がついたり頬の内側に白い筋がついてしまう事がある。小見山医師は「下顎に力が入ってしまって、それとともに舌を歯に押し付けてしまったりする事がある。また、吸い込むような形でほっぺたを歯に押し付けてしまうので、こういう跡が残ってしまう事が特徴的に見られてしまう」と話した。

【10月21日放送】あさイチ 放っておくと危ない!あごの不調 ②

「顎のコリ」を引き起こす 「歯の接触癖」、「食いしばり」
 あごを支えている代表的な筋肉は「咬筋」と「側頭筋」。この2つの筋肉が凝ると口が開かなくなったりする。さらに咬筋の付け根部分にある関節円板がずれ、カクカク音が鳴るようになる。この「顎コリ」の原因は「歯の接触癖」にある。小見山道歯科医師は「普通は唇を結んでいても上下の歯は3ミリ位開いているのが普通です。弱くても接触している事で筋肉が緊張してしまう。問題なのは歯が接触して緊張してしまう事なので、まずそれを直さないと治らない。」など話した。普段の行動で「スマートフォン」、「料理をする」など下を向いている時に特に無意識に歯が接触してしまう事が多い。こういった事でどれくらいあごの筋肉に負担がかかっているのか、鈴木さんが実験に協力した。

「顎のコリ」 歯の接触癖、食いしばり どのくらい顎の筋肉に負担かけるのか
 明海大学に協力してもらい、あごの筋肉にかかる負担を測定した。ソファでリラックスした状態と、ソファでスマートフォンを操作した姿勢を1分間ずつ行い、比較した。リラックスしている時は食いしばりの目安線を超える事はなかったが、スマートフォンを操作している時は緑の目安線を超え、食いしばりの状態が続いていた。リラックスした状態に加え、およそ2倍の力が顎にかかっていた。

【10月21日放送】あさイチ 放っておくと危ない!あごの不調

あごが痛い・口があけづらい・・・女性に多い!あごの不調
  はいだしょうこさんは「あくびをした時にあごがガガガってなった事があって、そこから変なんですよ。今も。」、鈴木あきえさんは「私は逆に絶好調のときがないというか…あんまり調子が良くない。ひどい時は朝起きて口を開けるのも痛い時がある。結構、悩んでいます。」と言った。今回、そんな鈴木さんが取材してきた。

 「指を縦にして口に入るかどうか」が顎関節症の目安となっている。なぜ「あごの凝り」が起きてしまうのか、原因は思わぬところにあった。

女性に多い!「顎関節症」 どうして起こる?あごのコリ
 3年前から顎関節症に悩む40代の関野良江 さん、始まりはわずかに感じたあごの違和感だった。口を開ける度に鳴る音、そこから痛みを感じるようになった。次第に口を開けづらくなり、当時は指1本分しか口に入らなかったそう。絶えられなくなった関野さんは、インターネットで調べて顎関節症を治療している歯科医院で診てもらう事にした。

 指摘されたのは「歯の噛み合わせ」の悪さからあごのズレが生じている事だった。噛み合わせを治すために歯を削って、歯並びを治す「歯列矯正」、「インプラント」などの治療を受けたが、あごの痛みは治まらなかった。関野さんは思い切って歯科医院を変える事にした。その時に診察した歯科医師から「原因は噛み合わせではない」と指摘された。長年、関野さんの顎を苦しめていた根本的な原因は、上下の歯が頻繁に触れている「歯の接触癖」にあった。事務の仕事をしていた関野さんは1日8時間ほどパソコンを使って作業していた。実はその事が「あごコリ」を誘発していた。

デンタルミーティングin北海道

───────────────────────
 9月6日(金)午後4時30分より「札幌パークホテル」において、鈴木直道 北海道知事をはじめ多数の衆参国会議員・道議会議員、また日歯・道歯連盟関係者が一堂に会し「デンタルミーティングin北海道」が開催された。

 藤田一雄 会長からの主催者挨拶に続き、鈴木直道北海道知事ならびに山田 宏 参議院議員からの来賓挨拶があり、続いて高橋英登 日本歯科医師連盟会長による講演が行われた。

 また、道歯連盟から歯科口腔保健を充実すべく要望事項として「オーラルフレイルの社会的認知度の向上」・「糖尿病と歯周病の重症化予防のための医科歯科連携」・「切れ目のない歯科健診体制の構築」・「歯科衛生士および歯科技工士の人材確保」・「スポーツ大会への歯科の参画に対する支援」などを提示している。出席議員らと共に政策懇談が熱く交わされ、盛会裏に終了した。

「応招義務」解釈通知を近く発出へ

厚生労働省医政局は近く、医師法の応招義務に関する解釈などを明確にした局長通知を各都道府県に発出する。

 医師の診療義務の特殊性を踏まえた上で、医療機関や医師、歯科医師が診療しないことが正当化されるか否かを判断する要素としては、患者への「緊急対応の必要性の有無」と「患者の受診時間」が重要とし、緊急対応が必要な場合と不要な場合でそれぞれ応招義務などの解釈を示していく予定だ。

 さらに患者の迷惑行為や医療費の不払いなどの個別事例についての解釈も整理する見通し。

(メディファクス より)

平成30年衛生行政報告例(就業医療関係)

(1)就業歯科衛生士・歯科技工士及び歯科技工所数の年次推移
 平成30年末現在の就業歯科衛生士は132,635人で、前回(平成28年)に比べ8,804 人(7.1%)増加している。
 就業歯科技工士は 34,468 人で、前回に比べ172人(0.5%)減少している。
 歯科技工所は 21,004 か所で、前回に比べ98 か所(0.5%)増加している。

(2)就業場所別にみた就業歯科衛生士・歯科技工士
 就業場所別にみると、歯科衛生士は「診療所」が120,068 人(構成割合 90.5%)と最も多く、歯科技工士は「歯科技工所」が25,056 人(72.7%)と最も多くなっている。

(3)年齢階級別にみた就業歯科衛生士・歯科技工士
 年齢階級別にみると、歯科衛生士は「25~29歳」から「45~49歳」にかけておおむね均等に分布している。
 歯科技工士は「55~59歳」が4,977 人(14.4%)と最も多くなっている。

(厚生労働省 より)

のどに詰まる?!

食べ物がのどに詰まる感じを経験したことはありませんか?
のどに詰まる感じがするといっても、原因はさまざまです。
ウイルスや細菌などの感染、アレルギーによる炎症で
のど腫れている場合もありますが、
ストレスでも、のどに異物があるように感じることがあります。

炎症を起こしている場合は治療を受けることが大切ですし、
アレルギーが原因の場合は、原因になるものは避けるようにします。
免疫力が低下すると感染をしやすくなりますので、
日頃から免疫力が落ちないよう、食生活や生活習慣と整えることも大切ですよね。

ストレスが原因の場合は、できるだけリラックスできる時間を持ったり、
質のいい睡眠を心がけるなどして、心身のバランスを図るようにしましょう。

また、のどもお口同様、加齢とともに筋力が低下します。
のどの力が落ちると、お口から食道に一気にお食事を送ることが難しくなり、
食べ物がのどに詰まったり、窒息などに繋がる場合もあります。

のどの機能低下により、食べ物が詰まりやすくなっている場合は、
窒息事故に繋がる恐れもありますので、
一口量が多くならないように気をつけて、
しっかりと噛むようにしましょう。

のどに詰まりやすい食材などは調理方法を工夫して、
お食事の最中はお茶などの水分を摂りながら、
ゆっくりとお食事をするようにしましょう。

▼参考:症状・疾患ナビ/タケダ健康サイト のどのつかえ感の原因 
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/i06n91t0lvwncr6cvnlQu

トロトロ飲料、楽々ゴクリ 揖斐厚生病院、新機能自販機を導入

揖斐川町三輪の揖斐厚生病院は、物を飲み込む力が低下した高齢者の誤嚥(ごえん)性肺炎予防のため、飲み物に自動でとろみを付ける機能を備えたカップ式の自動販売機を導入した。県内では、岐阜市の介護老人保健施設で取り入れているが、医療機関での導入は初めてという。

 販売機は、三重県四日市市の栄養補助食品メーカー「ニュートリー」と自動販売機管理を手掛ける愛知県大府市の「アペックス」が共同開発。全国で70台ほど普及している。「とろみボタン」を押すと、飲み物に医療機関で使われているとろみ剤が混ざり、とろみの程度も「薄い」「中間」「濃い」と選べる。豆ひきのコーヒーやココアなど種類も豊富。ボタンを押さないととろみが付いていない飲み物が出てくるため、飲み込む力が弱い嚥下(えんげ)障害の有無に関わらず楽しめる。

 同病院では、誤嚥性肺炎の予防に力を入れており、7月に販売機を導入した。とろみ付きのパインジュースを飲んだ軽度の嚥下障害のある池田町池野の木全政雄さん(77)は、「通常と味は変わらない。飲み込みやすくていい」と話した。

 主任言語聴覚士の立木一美さん(57)によると、嚥下障害のある人がとろみのない飲料を飲むと誤嚥性肺炎を引き起こしやすくなるといい、飲む際は自分でとろみを付けるか、我慢していた人が多かったという。販売機の導入で「入院中の楽しみの一つになるはず」と期待を込める。

 同病院では引き続き嚥下障害の啓発に注力する。食事の際にむせる人は、同病院地域医療福祉連携センターまで。

過去ログ